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桜遊伝録書

あきさか

第12章 『再戦の戦い』

—冥界の楽園—

沙夜『来たか……。』

蘭「来たよ沙夜。」

沙夜『じゃあそろそろやるか……再戦の戦いを。』

蘭「……うん。」

沙夜『んじゃ、オレから行かせてもらうぞ。スペルカード発動、永眠「ディネット・デネミック」。』

蘭「真符しんふ『真信闘乱しんしとうらん』。スペルカード発動、華龍かりゅう『桜吹雪さくらふぶき』！」

沙夜『防符ぼうふ「異次元の鏡ミラクル・ミラージュ」……強くなったな…修行の成果か？』

蘭「そうかな？…まだ行くよ、スペルカード発動、仁義じんぎ『王寽ノ乱おうりつのらん』…！」

沙夜『スペルカード発動、闇符やみふ「黒の魔眼の波動ブラック・アイズ・バースト」！』

？『魔力結界「魔術の魔法陣マジック・ウォール」！』

沙夜『？！誰だ！？』

あろま『可愛くて普通の魔法使いあろま様の登場だぜ。』

沙夜『…お前、”1人で来た”って。』

蘭「私はそんな事言ってないよ。」

沙夜『…もういい。スペルカード発動、神符しんふ「異次元の世界ミラクル・シャットアウト」。』

あろま『なっ！蘭が消えた！？』

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