桜遊伝録書

あきさか

第3章 『巫女妖怪と魔法使い』

ディア『ここが阿弥陀神社なのだ〜。』  

蘭「ありがとうディアちゃん。」

ディア『さよならなのだ〜。』

蘭「ん〜、すみませーん誰か居ますかー?」

?『はあ…こんな朝っぱらから誰よもう。居るわよ。』

そのに現れたのは肩より少し伸びた黒髪をポニーテールで結った巫女服を着た少女が現れた。

蘭「すみません、道に迷ってしまいまして…人里に案内してもらえませんでしょうか?」

?『良いわよ。でも、ちょっと待って貴方どこから来たの?』

蘭「…日本から来ました。」

?『って事は外の世界から来たの!?』

蘭「はいそうです。あの、名前は?」

妖子『私の名前は”阿弥陀 妖子あみだ ようこ”ここの神社の主よ。』

蘭「私は天之 蘭あまの らんです。」

妖子『また燈ね…全く…。』

?『おーい。』

蘭『?なんか上から声が…。』

妖子『!!スペルカード発動!夢符ゆめふ結界幽玄けっかいゆうげん」!』

?『スペルカード発動!恋符こいふ「ブレイジング・バスター」!』

妖子『おいこらあろま!』

?『わりぃわりぃ。って誰だお前』

蘭「あ。初めまして、私は天之 蘭と言います。貴方は?」

あろま『私は”黒須 あろまくろす あろま”だぜ!普通の魔法使いだ。横に居るのは私の友人、阿弥陀 妖子だぜ!同じく普通の巫女だぜ!よろしくな蘭!』

蘭「うん!よろしくお願いです!」

あろま『私には敬語使わなくて良いぜ、妖もそうだろ?』

妖子『ええ。それじゃあ人里に案内するわ私達にちゃんとついてくるのよ?』

蘭「わかったよ。」



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