魔導学園での下剋上
学園内抗争編 #43 いつか誇れるように
今回から、次回予告と各章における登場人物の紹介をつけることにしました。
学園内の抗争から三週間が経過した、学園はいつもの日常を取り戻していた
翼「はあ~平和だな」
勇気「おいおい、お前は風紀委員なんだから学園内の見回りとかしなくていいのかよ?」
雪音「確かに、鳴神君ここ最近何もしてないよね?」
こいつらは、、本当に失礼な奴らだ
美香「でも、鳴神君が今回頑張ったからどうにかなったんだよね?」
天理「ええ、それに私と翼はしばらく休むように言われているからね」
そう、俺と天理はしばらく休暇を貰っていてこれは決してサボりではない大義は俺にある
勇気「なるほど、なら遊びにいくか久しぶりに!」
雪音「いいね!!行こ行こ!」
美香「そうだね、たまにはどうかな二人とも」
天理「それもいいわね、じゃあ行きましょうか?」
翼「そうだなあ、んじゃ帰るか」
全員で下校する
天理「ねえ、あれって」
校門の前で一人の生徒がいた
翼「あんた、、なんでここに」
そこには、今回の事件の首謀者であった朱雀の姿があった
朱雀「やあ、待っていたよ鳴神君」
雪音「2年の朱雀先輩!?」
美香「どうして、、ここに、、」
勇気「まさか、、翼に復讐に!!」
少し肩を落としため息をつく朱雀
朱雀「そう警戒しないでくれ、それに俺にその気はないよ今日は特別に君に会う許可をもらったんだ」
翼「それで?俺に何か用なのか?」
朱雀「ああ、まず君と本田さんに謝罪がしたくてね、今回の事本当にすまなかった」
そういい、頭を下げる朱雀
翼「あんたとの件はあの戦いで終わった、謝罪は不要だ俺も天理もあんたを恨んでない」
朱雀「それでも、正式に謝りたかったそしてもう一つ、君に俺の心は救われた君の信念とその強さに、君の生き方は眩しく俺は憧れただからこそ罪を償う覚悟ができたんだ」
その一言は朱雀なりの感謝と尊敬の念がこもった言葉だった
朱雀「だから、いつか君と君の仲間に負けない俺と仲間になってもう一度学園に戻ってくるその時は今度こそライバルとして俺と戦ってほしい」
その言葉に驚きは有った、けれどそれは紛れもない本心であると感じられた
翼「ああ、あんたも本当に大切な物を見つけられたんだな?」
朱雀「ああ、もしも君が困った時は必ず力を貸そう、これでも俺たちは君よりも先輩だからね」
手を差し出す朱雀
翼「ならその時は待っている、今度また道を間違えたらその時はまた俺が正してやるよ」
差し出された手を握り握手を交わす朱雀と翼
雪音「良いよね、男の子って」
美香「うん、でもそれは鳴神君の強さが先輩を変えたんだよね」
勇気「ああ、本気でぶつかったからこそ分かり合えることもあるもんな」
ゆっくりと手を放す二人
天理「私の言いたいことも翼と同じよ先輩、でも今度は負けないわ」
朱雀「ああ、俺も俺の仲間と強くなる、だから罪を償って帰ってくるさ」
そう言い残し去っていく朱雀
翼「あいつらは、道を見つけられたのかな?」
天理「ええ、きっと見つけられたわよ」
翼の肩に寄り添う天理、彼らはもう道に迷うことはきっとないのだろう
黒神「もういいのか朱雀」
朱雀「ええ、彼には感謝しかありませんから」
神原「じゃあ、いこう朱雀?」
亜門「俺らはこれから一緒だろ?」
真壁「ついてくるなと言われてもついていくがな」
そこには、今度こそ本当の仲間と言える奴らがいた
黒神「それでは、お前らはこれから生徒会に身柄を引き渡すがいいな?」
朱雀「はい、今度こそ彼に誇れる先輩となって帰ってきますから」
そう、もう強さに固執する必要はないそう教えられたから
生徒会室
信二「それでは彼らわ俺たちガーディアンで引き取るぞ」
輝夜「うん、よろしく頼むね一条君」
生徒会室にはガーディアン代表一条信二が来ていた
信二「それにしても、2年の主力が揃って謀反とは2年は珍しくどこにも所属していない珍しい学年ではあったが」
輝夜「そうだね、ランキング上位者は毎年どこかに入るっていうのがお決まりだったけど組織に入らない生徒は怖いね」
信二「だが、これで学園内のバランスが大きく崩れることとなるどうするつもりだ?」
輝夜「う~ん、学園側からわ今週中に解決案を提出って言われてるけど、、」
信二「生徒会長も大変だな、我らわ例の薬を調べる任務を継続する何かあれば報告はする」
輝夜「うん、よろしくね」
生徒会室後にする信二
暁「失礼します」
そこへ暁が来る
暁「お呼びですか?」
輝夜「ああ、宮本君ごめんね急に呼んで」
暁「構いませんが要件は」
輝夜「うん、今度行われる1年の班別対抗戦の打ち合わせでね」
次回予告
第4章 班別対抗編開始
翼「おいおい、また面倒な、、」
天理「ちょっと!私まだ班決まってないんですけど!?」
暁「それじゃあ、よろしくね?」
始まる2年の班別対抗戦、1年最強の班はどこなのか?
学園内抗争編登場人物
2年
朱雀一夜
魔法:炎(神聖)
ランクA
2年主席であり、保有する魔法は神獣朱雀の炎魔法、実力は確かであり2年では無敗だったが、今回の事件の首謀者であった。
翼に敗北し本当に大切な物を見つけ心を入れ替える。
赤髪に、瞳も燃えるような赤い色をしている。
亜門剛毅
魔法:物理障壁
ランクA
2年次席で朱雀に次ぐ実力者、大柄で戦法は身体能力を駆使した肉弾戦と障壁による攻撃。
翼に片腕を斬り飛ばされるが、片腕でもその強さわ本物である。
個人的に翼を敵視している。
神原操
魔法:音魔法
ランクA
音を使用した魔法を使う、その魔法の珍しさと初見では対応の難しさから初見殺しの異名を持つ。
黒髪のロングヘアで、瞳も同じく黒色で整った容姿2年の中では人気がある。
朱雀に気がある。
真壁満
魔法:反射
ランクB
朱雀の幼馴染みで親友。
その魔法の特殊性からランクは低いが魔法が聞かないため、魔法師と相性が最悪であり魔法師殺しと言える。
しかし、そもそも身体能力が自分より高い相手などには逆に相性が悪い。
学園内の抗争から三週間が経過した、学園はいつもの日常を取り戻していた
翼「はあ~平和だな」
勇気「おいおい、お前は風紀委員なんだから学園内の見回りとかしなくていいのかよ?」
雪音「確かに、鳴神君ここ最近何もしてないよね?」
こいつらは、、本当に失礼な奴らだ
美香「でも、鳴神君が今回頑張ったからどうにかなったんだよね?」
天理「ええ、それに私と翼はしばらく休むように言われているからね」
そう、俺と天理はしばらく休暇を貰っていてこれは決してサボりではない大義は俺にある
勇気「なるほど、なら遊びにいくか久しぶりに!」
雪音「いいね!!行こ行こ!」
美香「そうだね、たまにはどうかな二人とも」
天理「それもいいわね、じゃあ行きましょうか?」
翼「そうだなあ、んじゃ帰るか」
全員で下校する
天理「ねえ、あれって」
校門の前で一人の生徒がいた
翼「あんた、、なんでここに」
そこには、今回の事件の首謀者であった朱雀の姿があった
朱雀「やあ、待っていたよ鳴神君」
雪音「2年の朱雀先輩!?」
美香「どうして、、ここに、、」
勇気「まさか、、翼に復讐に!!」
少し肩を落としため息をつく朱雀
朱雀「そう警戒しないでくれ、それに俺にその気はないよ今日は特別に君に会う許可をもらったんだ」
翼「それで?俺に何か用なのか?」
朱雀「ああ、まず君と本田さんに謝罪がしたくてね、今回の事本当にすまなかった」
そういい、頭を下げる朱雀
翼「あんたとの件はあの戦いで終わった、謝罪は不要だ俺も天理もあんたを恨んでない」
朱雀「それでも、正式に謝りたかったそしてもう一つ、君に俺の心は救われた君の信念とその強さに、君の生き方は眩しく俺は憧れただからこそ罪を償う覚悟ができたんだ」
その一言は朱雀なりの感謝と尊敬の念がこもった言葉だった
朱雀「だから、いつか君と君の仲間に負けない俺と仲間になってもう一度学園に戻ってくるその時は今度こそライバルとして俺と戦ってほしい」
その言葉に驚きは有った、けれどそれは紛れもない本心であると感じられた
翼「ああ、あんたも本当に大切な物を見つけられたんだな?」
朱雀「ああ、もしも君が困った時は必ず力を貸そう、これでも俺たちは君よりも先輩だからね」
手を差し出す朱雀
翼「ならその時は待っている、今度また道を間違えたらその時はまた俺が正してやるよ」
差し出された手を握り握手を交わす朱雀と翼
雪音「良いよね、男の子って」
美香「うん、でもそれは鳴神君の強さが先輩を変えたんだよね」
勇気「ああ、本気でぶつかったからこそ分かり合えることもあるもんな」
ゆっくりと手を放す二人
天理「私の言いたいことも翼と同じよ先輩、でも今度は負けないわ」
朱雀「ああ、俺も俺の仲間と強くなる、だから罪を償って帰ってくるさ」
そう言い残し去っていく朱雀
翼「あいつらは、道を見つけられたのかな?」
天理「ええ、きっと見つけられたわよ」
翼の肩に寄り添う天理、彼らはもう道に迷うことはきっとないのだろう
黒神「もういいのか朱雀」
朱雀「ええ、彼には感謝しかありませんから」
神原「じゃあ、いこう朱雀?」
亜門「俺らはこれから一緒だろ?」
真壁「ついてくるなと言われてもついていくがな」
そこには、今度こそ本当の仲間と言える奴らがいた
黒神「それでは、お前らはこれから生徒会に身柄を引き渡すがいいな?」
朱雀「はい、今度こそ彼に誇れる先輩となって帰ってきますから」
そう、もう強さに固執する必要はないそう教えられたから
生徒会室
信二「それでは彼らわ俺たちガーディアンで引き取るぞ」
輝夜「うん、よろしく頼むね一条君」
生徒会室にはガーディアン代表一条信二が来ていた
信二「それにしても、2年の主力が揃って謀反とは2年は珍しくどこにも所属していない珍しい学年ではあったが」
輝夜「そうだね、ランキング上位者は毎年どこかに入るっていうのがお決まりだったけど組織に入らない生徒は怖いね」
信二「だが、これで学園内のバランスが大きく崩れることとなるどうするつもりだ?」
輝夜「う~ん、学園側からわ今週中に解決案を提出って言われてるけど、、」
信二「生徒会長も大変だな、我らわ例の薬を調べる任務を継続する何かあれば報告はする」
輝夜「うん、よろしくね」
生徒会室後にする信二
暁「失礼します」
そこへ暁が来る
暁「お呼びですか?」
輝夜「ああ、宮本君ごめんね急に呼んで」
暁「構いませんが要件は」
輝夜「うん、今度行われる1年の班別対抗戦の打ち合わせでね」
次回予告
第4章 班別対抗編開始
翼「おいおい、また面倒な、、」
天理「ちょっと!私まだ班決まってないんですけど!?」
暁「それじゃあ、よろしくね?」
始まる2年の班別対抗戦、1年最強の班はどこなのか?
学園内抗争編登場人物
2年
朱雀一夜
魔法:炎(神聖)
ランクA
2年主席であり、保有する魔法は神獣朱雀の炎魔法、実力は確かであり2年では無敗だったが、今回の事件の首謀者であった。
翼に敗北し本当に大切な物を見つけ心を入れ替える。
赤髪に、瞳も燃えるような赤い色をしている。
亜門剛毅
魔法:物理障壁
ランクA
2年次席で朱雀に次ぐ実力者、大柄で戦法は身体能力を駆使した肉弾戦と障壁による攻撃。
翼に片腕を斬り飛ばされるが、片腕でもその強さわ本物である。
個人的に翼を敵視している。
神原操
魔法:音魔法
ランクA
音を使用した魔法を使う、その魔法の珍しさと初見では対応の難しさから初見殺しの異名を持つ。
黒髪のロングヘアで、瞳も同じく黒色で整った容姿2年の中では人気がある。
朱雀に気がある。
真壁満
魔法:反射
ランクB
朱雀の幼馴染みで親友。
その魔法の特殊性からランクは低いが魔法が聞かないため、魔法師と相性が最悪であり魔法師殺しと言える。
しかし、そもそも身体能力が自分より高い相手などには逆に相性が悪い。
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