魔導学園での下剋上 

味噌ラーメン

学園内抗争編 #34 慟哭

亜門「おいおい、こいつはやべえんじゃねえか?」

翼「随分とよぉ~好き勝手にやってくれたなあ?」

天理「翼、、どうしたの?」

亜門「まあいい、あれで終わりなら拍子抜けだったぜ!!」

翼へ障壁を纏った拳で攻撃する亜門

翼「遅ぇよ、ザコ」

接近する亜門へカウンターを入れ、右腕を斬り飛ばす

天理「!!!!!」

声にならない驚きをする天理

亜門「ぐうううううううう!?」

右腕から血が噴き出す亜門

翼「おいおい、これで終わりかよ?まだまだ楽しませてくれよぉ?」

そういい亜門を切り刻む翼殺さないように致命傷を裂け斬り続ける

天理「もう、もやめてええええ!どうしちゃったの!?」

翼「命の奪い合いをしてんだぁ、なら殺されても文句はないよなぁ?」

亜門「調子にのるなああああああああ!!!」

むきになり突っ込んでくる亜門

翼「ふふふ、あはははっははは!!」

天理「ダメええええええええ!!!」

亜門へその凶刀が振り下ろされる

朱雀「ここで殺させるわけにはいかないんだよ」

その刃を受け止める朱雀

翼「ああ?何だてめえ邪魔すんなよ」

朱雀「君は俺が思っていたよりもいかれてるみたいだね」

いったん距離を取り再び襲い掛かる翼

朱雀「ここまでのようだな」

その時、両者の間の空間が歪み一人の生徒が現れる

亜門「なんだ!?」

天理「輝夜、、ちゃん?」

輝夜「遅くなっちゃったね、でもここまでだよ生徒同士が殺し合いをするなんて拘束違反だよ」

空間を切り裂きあら有れた輝夜

朱雀「これは生徒会長」

亜門「空絶の魔女か、、」

翼「邪魔が入ったか」

輝夜「朱雀2年主席、今回の事は詳しく聞かせて頂きます」

朱雀「それは、そちらの鳴神君が亜門を殺そうとしたことですか?」

輝夜「それはっ!」

ニヤリと笑い、亜門を起こす朱雀

朱雀「まあ、今回お互い色々誤解があったようなので我々はこれで失礼しますよ」

そういい、その場を去る朱雀達その途中ある人物とすれ違う

朱雀「貴女の所の鳴神君、彼をしっかりと制御したほうがいいでなければいつか彼は人を殺しますよ」

黒神「心配は無用だ、それよりも貴様自身の心配をするんだな朱雀」

余計なお世話ですと立ち去る朱雀

輝夜「さて、大丈夫天理ちゃん?」

天理「う、うんでも翼の様子が」

輝夜「わかってる、ねえつー君だよね?いつもの」

翼「あ、ああ、輝夜さん俺、俺は、、、いったい何を、、、」

翼から発せられていた殺意は消えていた

翼「なんか、意識が黒く染まって気が付いたらあの亜門てやつを」

輝夜「大丈夫、大丈夫だからねよしよし」

そういい、抱きしめ背中をさする輝夜の腕の中で意識を無くす翼

黒神「輝夜、鳴神の様子わ?」

輝夜「大丈夫今は意識を巣なっているだけ」

天理「ねえ、翼はどうなったの?あんな翼今まで見たこと無かった凄く怖かった」

(あの時感じた恐怖は本物だ、翼は彼を本気で殺ろそうと)

黒神「まさか、村正に飲まれたのか?」

輝夜「うん、多分そうだと思う、確証はないんだけど」

(村正に飲まれた?でも村正は完全に制御されたんじゃ)

天理「でも、どうして?」

輝夜「多分、英国との戦いでセーフティの解除を行った影響で村正との繋がりが強くなった影響かもしれない」

天理「そんな、、」

このままの状況が続けば確実に飲まれるかもしれないという輝夜

黒神「今回の件からは鳴神を外すか、、、」

輝夜「でも、敵はつー君を狙っている」

天理「なら、私が今回の件を解決します、だから翼を外してください私が翼を守ります」

黒神「本田、お前」

そう、これが今できる最善だ

輝夜「天理ちゃん、でも無茶はだめだよ?」

天理「わかってる、でもこれは私の闘いだ」

そう、それが最善だと思っていた


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