魔導学園での下剋上 

味噌ラーメン

英国オクスフォード学院編 #17 5人の騎士

英国 オクスフォード学園

「日本との交流戦が決定した」

そこは、円卓状の会議室だった

「はは、ならもう国はいろいろ決めちまったってことだな」

「ああ、我々の王は心を決めたようだ」

「5人だろう?メンバーは?」

「それは、私が言おう」

その時、扉から一人の騎士が入ってくる

「ランスロット」

ランスロット「今回参加する騎士は、ガウェイン、モードレット、トリスタン、ガラハットそして私の5人で参加する」

騎士たち「「はっ!!」」

そこえやってくる、騎士王の称号を持つ最強の騎士

アーサー「みな、今回は私も同行する存分にその力を日本に見せつけてやれ」

少しずつ動き出し陰謀、その影はゆっくりと近づく、、、





日本 魔道学園生徒会室

黒神「なあ、輝夜今回の交流の招待試合どう思っているんだ?」

輝夜「そうだね、あまり考えたくはないけど英国は日本と事を構えるつもりかもしれない」

黒神「まさか、戦争するつもりか!?」

戦争、それはいつの時代にも存在し人類の歴史とは切っても切り離せないものだ

輝夜「最悪の想定だよ?今の時代は世界条約もあるし、戦争を仕掛ける国があるとは思えないけど」

そう、輝夜は感じていた

輝夜「今回の交流戦にはもしかしたら私達には見えていない、高度な政治的な要素が絡んでるのかもね」

黒神「いいのか?そんな場に鳴神を行かせても」

輝夜「大丈夫だよ、目に見える、手の届く場所なら私が守ってあげられる」

そいって、目を伏せ窓から外を見る

輝夜「本当に怖いのは、私の届かない所に行ってしまう事だから」

だから、負けないでつー君




翼「それにしても、このメンツなら俺いらなくない?」

そう、俺は言いたい俺は参加したくないので

天理「馬鹿ね、あんたがいなきゃ私が来た意味ないでしょ」

当然だろ?みたいな顔してるけど全く意味が分からん

舞姫「翼君の実力なら選ばれて当然です」

舞姫の中の俺はどれだけ強い設定なの!?俺めちゃ弱いんだぞ?

暁「鳴神君とは僕も一度剣を交えたいんだよね」

翼「はあ?お前みたいな強いやつとなんてごめんだ」

ざんねんと言いながら肩を落とす宮本

雅「私も、魔法特化の私は英国の騎士とは相性悪いんだけど」

この人は、参宮雅さん魔法が得意な1年5位の実力者、眼鏡をかけていて知的な印象だ

翼「それにしても、お出迎えとかいってここでいつまで待つんだか」

天理「翼、貴方大丈夫なの?英国には、、」

翼「大丈夫さ、心配してくれてありがとうな、天理」

そういって、天理の頭を撫でる

天理「あなたが、大丈夫っていうなら何も言わないわ何かあれば私が守るもの////」

頬を赤くし撫でられるがままになる天理は昔のままだと感じた

だが、その時一人の騎士が現れる

ガラハット「よお、あんたら日本の魔道学園の生徒だよな?」

翼「ああ、あんたは英国の生徒か?」

ガラハット「ああ、よろしくな」

握手を求める手を握ろうとした瞬間、ニヤリと笑った気がした

翼「があああ!!」

ガラハット「油断大敵ってやつだなあ~ええ?日本人!!」

天理「翼!?あんた一体何者なの!?」

翼が攻撃された隙に天理に迫るガラハット

ガラハット「はは、弱すぎ!油断しすぎ!」

だがその攻撃は天理には届かなかった

翼「おい、誰に手を出してんだよ、、殺すぞ、、」

ガラハット「なっ、お前、、、!」

舞姫「翼君!!本田さん!!」

翼「舞姫、下がれ!天理も!こいつ普通じゃない」

ガラハット「いつまで掴んでんだよ!三下が!!」

ガラハットにより吹き飛ばされる翼

翼「なんなんだ、こいつ、、、」

ガラハット「死ね、ザコが!!」

剣が振り下ろされるその時

天理「つばさ!!!!」

輝夜「ねえ、何をしているの?」

空間を支配する学園最強の魔女がそこにはいた

ガラハット「こ、これはこれは、空絶の魔女殿」

目からハイライトが消え、空間を揺らすほどの魔力を放つ輝夜

翼「か、輝夜、さん、、」

輝夜「ごめんね、そこで待ってて、こいつここで殺すから」

ほ、本気だ、、輝夜さんがここまで切れてるの久しぶりに見る

ランスロット「さがれ、ガラハット」

その時、5人の騎士が歩いてくる

輝夜「誰が逃がすっていったの?」

空間を断絶しガラハットを逃がさない輝夜

アーサー「空絶の魔女、引いてもらおう」

断絶した空間を切り裂き現れた一人の騎士、彼こそがアーサーの名を襲名した英国最強の騎士であった








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