魔導学園での下剋上 

味噌ラーメン

英国オクスフォード学院編 #14 転校生 前編

翼「なんで、こうなったんだ、、、」

おかしい、俺にはどうしてこうなったのか全くわかない

天理「じゃあ、約束は守ってもらうわよ?」

舞姫「それは、貴女が勝負に勝ったらの話です」

剣を向け合う二人

雪音「ね、ねえこれってどうなるのかな?」

勇気「わからんが、勝負は恐らく一瞬できまるぞ、、」

美香「う、うん、二人とも本気だね」

おいおい、お前らもなんでノリノリなの!?

翼「あの~俺の意見は、、、」

天理「翼は黙ってなさいこれは私達の闘いよ!」

舞姫「安心して下さい、翼君は私が守ります」

俺は思うんだ、、、、俺ってさ、、

翼「不幸だああ!!!」





黒岩「これからホームルームを始めるぞ」

翼「あ~暇だな」

雪音「鳴神君、ちゃんと聞いてないとまた変なことに巻き込まれるよ?」

勇気「そうだぞ、お前はよく巻き込まれるんだから」

美香「そうだよ、鳴神君、、」

皆してなんなんだよ

翼「よし、お前らが俺の事をどう思っているのかよくわかった」

黒岩「おい、鳴神聞いてんのか!?殺すぞ!!」

翼「この不良教師!生徒に殺すとかだめだろ!!」

その時、教室のドアが開き一人の生徒が入ってくる

黒岩「あ~今日は転校生を紹介するぞ」

教室がざわめく

この時期に転校生って一体どんな奴だろうとみるとそこには

翼「げえ!なんで!?」

勇気「なんだよ知り合いか?」

雪音「かわいい子だね~!」

な、なんであいつが此処にいるんだ、、、悪夢だ、、

黒岩「じゃあ、自己紹介頼むわ」

転校生「はい、先生」

その生徒は間違いなく美少女であった

転校生「はじめまして皆さん、この度、英国オクスフォード学院から転校してきました」

茶髪のセミロングに、ぱっちりとした目、絹のような白い肌に、出るところはでていながら細身の体

転校生「本田天理です、そのにいる鳴神翼は、私の許嫁ですどうかよろしくお願いします」

だが、その存在は俺にとっての災厄である

翼「終わった、俺の平穏な学生生活が、、、、」

クラスのみんな「「「ええええええええええええええ!!!!!!」」」

黒岩「ええ~という訳でみんな仲良くするように!!」

天理「先生、私の席は翼の隣でいいのですか?」

黒岩「ああ、いいぞ」

翼「なんでだよ!」

あの不良教師、即答しやがって!!!

天理「まったく、久しぶりだからってそんなにはしゃがないでよ」

翼「はしゃいでねえよ、お前には俺がそう見えてんのか!?」

天理「あら、だって子供の時に私の事一生守るって言ったじゃない」

クラス中から皆の視線が俺を襲う

翼「やめてよ!!??そういう事言うのは!!」

天理「でも事実でしょ?」

あ~まったくこいつは

翼「変わらないな、天理」

天理「ええ、あなたもね翼、また会えてうれしいよ」

そいって、微笑み俺を抱きしめる天理

黒岩「お前らさ、そういうの家に帰ってからにしてくれない?クラスの持てない男子が鳴神殺しそうなんだけど?」

生徒「なんであいつばっかり」

生徒「鳴神殺す殺す殺す」

生徒「な、鳴神君、はあはあはあはあ」

怖いし、なんか一人毎回変態混じってない!?

黒岩「とりあえず、ホームルームは終わりだ解散」

ホームルームが終わると天理の周りに生徒が集まる

生徒「ねえねえ、鳴神君と許嫁って本当なの?」

天理「ええ、翼の家は昔から私家の護衛なのよそれで許嫁兼護衛なのよ」

生徒「そうなんだ~じゃあ幼馴染みってやつだね」

天理「そうね、昔の事なら何でも知ってるわ」

あいつ、人のプライベートをぺらぺらと

勇気「それにしても、お前も災難だな」

翼「まあな」

雪音「本田さん、かわいいもんね~」

翼「それは関係ない」

美香「鳴神君、許嫁って」

翼「、、まあ、一応本当だ」

三人が面白い顔をしている、そこに天理が来る

天理「翼、学校を案内してよ」

翼「唐突だな、まあいいけど」

天理を連れて学校を歩く

雪音「本田さんて、英国から来たんですよね?」

天理「そうよ、向こうには2年ほどね」

美香「すごい、どうしてこっちに転校してきたんですか?」

天理「向こうでもう学ぶことが無いからよ」

勇気「それって、飛び級ってことか?」

天理「そうなるかしらね、それに翼にも会いたかったし」

そいいいながら俺に抱き着いてくる

翼「おい離せ歩きずらい」

天理「もう、嬉しいくせに~」

そうして、俺はその時まだ気が付いていなかった、、

舞姫「翼君?」

この二人の出会いが俺にとっての絶望だということに

天理「あら、こんなところで奇遇ね剣姫」





コメント

コメントを書く

「学園」の人気作品

書籍化作品