魔導学園での下剋上 

味噌ラーメン

魔道学園入学編 #09 AランクVSFランク

斉藤「では、全部ブロック一回戦が終了いたしましたので第二回戦を開始いたします!」

勇気「じゃあ、行ってくる」

雪音「うん、がんばって」

ランキング戦はブロック代表を決める二回戦へと移行する

斉藤「ではCブロック第二回戦、1年5組一条勇気VS1年2組結城舞姫の対決を開始します!」

翼「勇気の相手は、強いのか?」

雪音「うん、結城舞姫二つ名持ちのAランクだね」

二つ名?そんなのあるの?

翼「その二つ名って?」

黒神「剣姫ケンキさ」

そこには風紀委員長黒神優奈がいた

雪音「ふ、風紀委員長!?」

翼「あの~なにか御用ですか?」

こんな人がここに何の用だろうか?

黒神「いやなに、私はお前が気になっていてな鳴神」

翼「ええ、俺ですか?」

黒神「ああ、Fランクであの強さお前ならばあの桐原とやらに勝てるだろう」

翼「さあ、俺の力どうこうは関係なくアイツは俺が倒します」

そうか、わらう黒神

黒神「おっと、始まるぞ」

斉藤「では、試合開始!!」

勇気「いくぜ、ギアセカンド!」

身体強化を発動し、一気に接近する

舞姫「甘い」

接近のタイミングに合わせ、カウンタを決める

翼「やるなアイツ」

黒神「ああ、あの速度とパワーで放たれた一撃に完璧にタイミングを合わせたカウンター」

しかも、パワーでは負けているはずの女子でなんて技術だ

勇気「くそ!おらあああ!」

舞姫「その程度の力で」

斉藤「これは凄い!剣姫の二つ名は伊達ではない!」

攻めているのは勇気だが、剣姫には余裕があり芯が全くぶれていない

翼「このままじゃ」

黒神「勝つのは剣姫だな、一条の弟も善戦しているが格が違う」

雪音「そんな、、」

黒神さんの言うことはもっともだ

斉藤「おおーっと!これは一条選手大技か!!」

勇気は剣に魔力を集中する

勇気「あんた、強いな!だけどこれなら!金剛斬コンゴウザン

地面を抉りながら飛ぶ斬撃

舞姫「一の型、空蝉ウツセミ

その瞬間、金剛斬を切り裂き勇気まで吹き飛ばす

斉藤「勝負あり!勝者!結城舞姫!Bブロック代表は剣姫だ!!」

おおおおおおおお!!

雪音「凄かったね剣姫さん」

翼「ああ、圧倒的だったなあれがAランク」

黒神「末恐ろしいなあの強さは」

勇気も決して弱くない、あの剣姫がさらに強かったんだ

雪音「じゃあ、私も行ってくるね」

翼「ああ、気を付けてな」

黒神「この先に残っているのは皆強者だ特に次のアイツの相手は今年では最強だといわれている」

翼「そんなにヤバいやつなんですか?」

この人がそこまで言うなんてどんな奴なんだろう

黒神「ああ、政府直轄の組織通称ダークソサエティのリーダ、宮本家の息子で次の剣聖と目される宮本暁だ」

翼「そ、そんな大物の息子がいたのかよ、、」

全然知らなかった

黒神「始まるぞ鳴神」

そうだ、いまは雪音の応援に集中しよう

斉藤「それではBブロック第二試合を開始します!1年5組橘雪音VS1年3組宮本暁!!」

わああああああああ!!!

会場のボルテージも上がる一方だ

斉藤「では、両者準備は良いですね試合開始!!」

雪音「行きます!エアリアルスラッシュ!」

宮本「へえ、いいい魔法だねでも」

飛来するエアリアルスラッシュを刀で切り裂く

斉藤「おお!これは!魔法を切り裂いた!!凄い!!」

翼「あれは、剣圧だなあれだけで魔法を斬れるとはなかなやる」

黒神「奴にとってはあんなもの朝飯前だろう」

これは、雪音には相性が悪いな

雪音「なら、接近戦で!」

槍による刺突

宮本「僕も接近戦には自信がありますよ」

槍による刺突をすべて刀でいなし反撃を行う

斉藤「両者接近戦に移行しますが、宮本選手完璧にいなしております!」

雪音「初の型、一閃!」

雪音から放たれる高速の一撃だが

宮本「素晴らしい一撃ですが、これなら」

カウンターにより槍を後方に弾き飛ばし剣を首筋へ当てる

宮本「僕の勝ちです」

雪音「ま、まいりました」

斉藤「勝者、宮本暁!!これぞ次期剣聖の力か!!Bブロック代表は宮本暁!」

わああああああああ!!!

黒神「さて、次はお前の番だな鳴神」

翼「ええ、俺が勝ちますがね」

アイツには負けられない

黒神「鳴神、風紀委員会に来い私はお前を気に入った」

は?なんて?

翼「はあ!?なんで俺を!?」

黒神「だからお前を気に入ったと言っている輝夜は怒るだろうがこれは決定だ!」

翼「決定って、俺は入るとは言っていない!」

て、もう居ないし

翼「さて、水瀬の所によってから行くか」



医務室

美香「そうなんだ、二人とも負けちゃったんだ」

勇気「ああ、俺も橘も相手がな~」

雪音「でも、あそこまでのこれてよかったよ」

そこえ翼がやってくる

翼「水瀬、気が付いたんだな」

美香「な、鳴神君!////」

なんだ?顔が赤いな

翼「どうした?顔が赤いけど具合悪いのか?」

雪音勇気「「鈍感」」

なんなんだ二人とも

美香「鳴神君助けてくれてありがとうね?」

翼「ああ、あいつぶっ飛ばしてくるからな」

そういってほほ笑む

美香「うん、鳴神君が勝つって信じてるよ」

雪音も、勇気も優しく微笑んでいる

翼「ああ、行ってくる」

医務室を後にする

勇気「翼は勝つさあいつは絶対に」

雪音「そうだね、応援しよう」

美香「うん」

鳴神君、負けないで



会場

斉藤「それでは、これよりAブロックの最終試合を開始します!」

桐原「ふん、逃げずに来たか」

翼「お前こそ、恥をかきに来たか」

桐原「なんだと!Fランクが!」

翼「弱い犬ほどよく吠える」

お前だけは、許せないんだよ

斉藤「さて、両者ともに始まる前から牽制し合っています!因縁のある対決になります!」

輝夜「つー君がんばって!」

黒神「勝て鳴神、そしてお前の力を見せてみろ」

斉藤「それでは!1年5組Fランク鳴神翼VS1年4組Aランク桐原静也!試合開始!!」

翼「行くぞ!!」













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