魔導学園での下剋上 

味噌ラーメン

魔道学園入学編 #03 実力試験

教師「じゃあ、俺はからにするか、俺は黒岩だ、まあ一年よろしくな」

黒岩聡、名家黒岩家の出身で得意魔法は重力操作だったか

翼「この学園の教師はどいつも実力者揃いらしいな」

黒岩「じゃあ、出席番号一番からどんどん始めろ」

まあ、適当に聞き流すか

雪音「はい!橘雪音です、得意魔法は風魔法です、武器は槍を使います」

ほう、雪音は風魔法に武器も使うのか前衛中衛もできるのか

黒岩「橘は、入学試験でBランク判定だ期待しているぞ次」

水瀬「み、水瀬美香です、得意な魔法は水創生魔法ですよろしくお願いします」

水瀬、やはりあいつは水瀬家の者か代々優秀な水魔法の家系だったな

黒岩「水瀬も同じく、Bランク判定の優主な魔法使いだでは残り二人だな」

俺のほうに視線を向ける生徒たち

雪音「がんばれ!」

いや、自己紹介で頑張るも何もないだろう

翼「仕方ない、え~鳴神翼だ、得意魔法は一応雷系統全般だ、よろしく」

教室のあちこちでざわざわしている

黒岩「えーと、鳴神は、、ランクFという前代未聞の最低ランクだがんばれ」

何を!?この教師も大概適当だな

「はははははは、君があの最低ランクの最弱だったか」

翼「あ?誰おまえ?」

三上「おいおい、俺の事知らないのか?自己紹介がまだだったな!俺は三上雄介、得意魔法は土系だよろしく」

黒岩「あー、三上は一応このクラスでは最高ランクのB+の実力者だ、がんばれ」

こいつさっきから、がんばれしか言ってないよな!?

三上「おい、落ちこぼれ!おまえ、生徒会長と馴れ馴れしくしやがって調子に乗るなよ!」


えー、何この人いきなり怖いんだけど

翼「いやいや、調子に乗ってないし、怖いんだけど」

三上「俺の事を馬鹿にしているのか?許さんぞ!」

こいつは、話が通じないタイプか面倒な

翼「あーごめんなさい、エリート様勘弁してください」

完全なる棒読みである

三上「おのれ、決闘だ!立場をわからせてやるぞ下民が!!」

おいおい、それ差別だろいいのか?

黒岩「うるせえ!!そんなに暴れたきゃこの後の実力試験でにしろや!!」

ええ~!!!実力試験て

翼「なあ雪音、実力試験てなに?」

雪音「え?鳴神君知らないの?クラス分けの後実力試験をしてから1年間組む班員を決めるんだよ?」

え、そうなの?みんな知ってるの?

黒岩「んじゃ、てめえらグラウンドに集合!」





黒岩「はい、それじゃこれから三上と鳴神の実力試験を始めるぞ」

なぜこうなった

翼「先生~皆は的に魔法をぶつけるだけなのに俺だけこんなのと戦わなきゃいけないんですか?」

三上「これは決闘だ!敗者は勝者の言うことを何でも聞くルールはなしだ!負けを認めるか戦闘不能になるまでだ!俺が勝ったらお前にはこの学園から去ってもらう!」

ええー、負けたら学園出て行かなきゃいけないの!?

翼「マジで?まけたら退学!?」

黒岩に抗議の視線を向ける

黒岩「何言ってんの?勝てばいいじゃん?」

翼「この不良教師が!!」

雪音「鳴神君がんばって!!」

雪音と水瀬が応援してくれる

三上「貴様が万が一勝てば、俺がこの学園をやめてやるよ、まあ無理だがなFランクの落ちこぼれが!」

はあ、やるしかないか俺もここを去るわけにはいかない

翼「俺の平穏の為にやるか」

黒岩「んじゃ、始めるぞ、始め!」

勝負が始まった

三上「行くぞ」

三上は開始直後に岩の塊を飛ばしてくる

翼「遅いな、これなら」

三上「逃がすか!」

地面の砂を操作し、足元を緩める

翼「めんどくせな」

空中に跳ね、回避する

三上「空中では身動きはとれまい!ロックアロー」

岩石の槍を発射してくる

翼「ヤバ、でもこのスピードなら」

迫ってくる岩に槍を回避し、岩を足場に三上に接近する

三上「なにい!」

黒岩「ほう、いい動きだ」

雪音「凄い!」

周囲から驚きの声が聞こえる

翼「すまないが、俺もこんなことで学園を去るわけにはいかねえんだよ」

渾身の力で三上に蹴りを放つ

三上「ぐわあああ」

吹き飛ぶ三上

翼「やば、やり過ぎた」

黒岩「勝者、鳴神!」

あーあ、やりすぎちまったな

三上「俺の負けだ、約束通りこの学園を去る」

翼「まあ待てよ、別にやめる必要はないぜ」

三上「鳴神、、おまえ」

そんなことには興味ない

翼「ただ、もう俺に突っかかってくるなよそれだけだ」

三上「約束しよう」

黒岩「実力試験これにて終了だ」





















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