俺は最強だと思っていた
パーティーメンバー
「まぁ無難な所でこれとかどうよ」
パーナが持ってきた依頼書はDランク以上推奨のダンジョン探索であった
ダンジョン探索はダンジョンに群がるモンスター達を倒し、倒した数に応じて報酬を出すという仕事である
ちなみに倒したモンスター達の数はステータスカードに表示される
「まぁそんなところでいいんじゃない?ウェレルはどうよ?」
「いいんじゃないか?」
そうして満場一致でダンジョン探索となった
「おっ冒険っしょ?坊主達」
「あっイーヒーさん」
この人はイーヒー・ヒョウエ
少し威圧的な感じがするが根はいいおじさんである
このギルド内のレストランのオーナーをしているが、結構休みがちなのだが今日は来ていたのか
「はい、少し遠めですがダンジョン探索に行こうかと」
「そうか、気をつけろよ。ダンジョンは半径2km以内にはないから命を一つ減らさないようにな」
「はい、気をつけて行って来ます!」
そう言ってギルドを出ると賑やかな街路が姿を現した
「そういえばアビリティってウェレル持ってるの?」
と一緒に街路を歩くミラルが聞いてきた
「いや、まだ持ってない。そもそもアビリティは持つこと事態希少らしい。そりゃまぁ何十年か戦闘員勤めておけば手に入るのかもしれないが」
「たしか経験を積むと授かれるんだっけ?でもそれって結構大ざっぱだよな。それって何の経験積めば良いんだろうな?」
とパーナがつぶやく
自分はCランクになったがアビリティを授かれる予兆などは何一つない
アビリティは変更が出来ると聞いたことがあるらしいがそもそもアビリティを手に入れること事態が困難らしい
「まぁそのうち授かれる事を祈ろうぜ」
「そうだねパーナ。まぁ僕達まだ2年目なんだけど」
そんな特に身も蓋もない話を続け、話題は自分の話となった
「そういえばなんでウェレルは貴族を隠しているんだ?」
とパーナが聞いてきた
「自分がもし貴族ってバレたらランクとか優遇するかもしれないからってのが一つと…貴族ってバレたら皆離れていくかもしれないから…」
貴族は王族に選ばれたその町のトップというべき存在な訳だが
実際は税収などを変える力などはなく、町の行事や治安の維持などを行っている。しかし王族に選ばれたと言うだけでやはり庶民には少し抵抗があるらしい
「そうかな?僕は大丈夫だと思うけど」
「そりゃパーナとミラルは10年くらいの付き合いだから…自分が貴族だって告白したらそりゃ驚愕していたじゃん?」
「そうだっけ?」
聞いてきたのになんだそれは…
そう話していたらもう着いていたらしい
「最近は町外れの草原にいるモンスターしか倒していなかったからダンジョンってなんやかんやで久しぶりじゃね?」
「そうだね、ふと思ったんだけどウェレルの能力、ダンジョンと相性悪くない?」
「少し加減すれば大丈夫でしょ」
手にボッと炎を纏わせる
「そういえばそれって魔法なの?それとも能力?」
「俺の能力は力に合わせて増幅、付与しか出来ないから能力を交えた魔法って所かな」
「そうか何か面倒だな、魔力も使うし」
運良く魔力が多めだったからいいものをもしも平均的だったらこの能力はあまり使えなかっただろう
「さてとお喋りはここまでにして行きますか」
そうして3人はダンジョンへ入っていった
パーナが持ってきた依頼書はDランク以上推奨のダンジョン探索であった
ダンジョン探索はダンジョンに群がるモンスター達を倒し、倒した数に応じて報酬を出すという仕事である
ちなみに倒したモンスター達の数はステータスカードに表示される
「まぁそんなところでいいんじゃない?ウェレルはどうよ?」
「いいんじゃないか?」
そうして満場一致でダンジョン探索となった
「おっ冒険っしょ?坊主達」
「あっイーヒーさん」
この人はイーヒー・ヒョウエ
少し威圧的な感じがするが根はいいおじさんである
このギルド内のレストランのオーナーをしているが、結構休みがちなのだが今日は来ていたのか
「はい、少し遠めですがダンジョン探索に行こうかと」
「そうか、気をつけろよ。ダンジョンは半径2km以内にはないから命を一つ減らさないようにな」
「はい、気をつけて行って来ます!」
そう言ってギルドを出ると賑やかな街路が姿を現した
「そういえばアビリティってウェレル持ってるの?」
と一緒に街路を歩くミラルが聞いてきた
「いや、まだ持ってない。そもそもアビリティは持つこと事態希少らしい。そりゃまぁ何十年か戦闘員勤めておけば手に入るのかもしれないが」
「たしか経験を積むと授かれるんだっけ?でもそれって結構大ざっぱだよな。それって何の経験積めば良いんだろうな?」
とパーナがつぶやく
自分はCランクになったがアビリティを授かれる予兆などは何一つない
アビリティは変更が出来ると聞いたことがあるらしいがそもそもアビリティを手に入れること事態が困難らしい
「まぁそのうち授かれる事を祈ろうぜ」
「そうだねパーナ。まぁ僕達まだ2年目なんだけど」
そんな特に身も蓋もない話を続け、話題は自分の話となった
「そういえばなんでウェレルは貴族を隠しているんだ?」
とパーナが聞いてきた
「自分がもし貴族ってバレたらランクとか優遇するかもしれないからってのが一つと…貴族ってバレたら皆離れていくかもしれないから…」
貴族は王族に選ばれたその町のトップというべき存在な訳だが
実際は税収などを変える力などはなく、町の行事や治安の維持などを行っている。しかし王族に選ばれたと言うだけでやはり庶民には少し抵抗があるらしい
「そうかな?僕は大丈夫だと思うけど」
「そりゃパーナとミラルは10年くらいの付き合いだから…自分が貴族だって告白したらそりゃ驚愕していたじゃん?」
「そうだっけ?」
聞いてきたのになんだそれは…
そう話していたらもう着いていたらしい
「最近は町外れの草原にいるモンスターしか倒していなかったからダンジョンってなんやかんやで久しぶりじゃね?」
「そうだね、ふと思ったんだけどウェレルの能力、ダンジョンと相性悪くない?」
「少し加減すれば大丈夫でしょ」
手にボッと炎を纏わせる
「そういえばそれって魔法なの?それとも能力?」
「俺の能力は力に合わせて増幅、付与しか出来ないから能力を交えた魔法って所かな」
「そうか何か面倒だな、魔力も使うし」
運良く魔力が多めだったからいいものをもしも平均的だったらこの能力はあまり使えなかっただろう
「さてとお喋りはここまでにして行きますか」
そうして3人はダンジョンへ入っていった
「ファンタジー」の人気作品
書籍化作品
-
-
35
-
-
140
-
-
361
-
-
221
-
-
2
-
-
1
-
-
4405
-
-
0
-
-
89
コメント