140文字のお話

みず

『はんぶんこ』

外に出ると街全体が少し高揚している気がした。雪が降ったからだろうか。

ふと僕は雪見だいふくが食べたくなった。都会はいい。欲しい物は、すぐ手に入る。

暖房の効いた部屋で、少し溶けた白いそれを一口かじる。二個も食べられる幸せで、僕はもう十分だった。

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