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神速の騎士 ~駆け抜ける異世界浪漫譚~

休月庵

突然の転移

その日、大和 光は異世界に転移した。




大和 光は高校生だ。
17歳。
毎日学校に通って真面目に勉強し、大学受験に備えていた。


変わらない毎日。好きでもない勉強を続けるのはストレスがたまる。
そんな光を精神的に支えているのは、かわいい彼女、ではなく、アニメや漫画といったサブカルチャーだ。


そこには夢がある。
冒険があり、恋愛があり、人生がある。
面白おかしく描かれたストーリーに、光は現実の緊張感をまぎらわせていた。




特に好きなのは、異世界転生ものだ。
あれは触れられないはずの物語の世界に転移するという点で、主人公と自分を重ね合わせて見ることができる。
時間があれば、いつも夢想していた。
いつか自分も、と。




そんなある日のことだ。
昼休み、学校の教室から食堂に向かっていたとき、階段を踏み外した。
疲れていた。昨夜、遅くまで小説を読んでいたのが悪かった。




たいして高くもない階段から落ちて、光は意識を失った。

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