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スピリッツウィッチ~ダンジョン攻略がんばります~ 

夢見叶

第五十九話 決勝戦(第二ラウンド)

 私とメリさんとの戦いが再開される。

「あの女から何を聞いたのかしら?」

 すぐに戦いを開始するものだと思って居ると、話しかけてきた。

「全て聞きました。あなたの正体や数百年前の勇者との戦いの事も」

「そうなの、それであなたはどうするのかしら?」

「あなたを倒します!」

「やってみなさい」

 余裕の表情を崩さずに言ってくる。

 ――皆行くよ!

「はい!」

「任せて!」

 皆から返事が返ってくる。

「フレイ、スピリッツフォーズ」

 赤いオーラが私を包む。その後強化で身体能力を底上げして、二本の刀を構える。

 靴に速度アップを付与、雷魔法の雷速を使って移動速度を限界まで上げきる。

 私は、一瞬でメリさんとの間合いを詰めて斬りかかる。

 だが、刀は簡単に受け止められた。

「その程度?」

 先程よりも確実に力、スピード全て上がっている。それなのにこんなにいとも簡単に受け止められるなんて!

 私は、刀に切れ味アップ、強度アップを付与。それから、体を包むオーラを全て刀に移動させる。

 少しずつ、刀を押し込んでいく。

「面白いわね」

 私をはじき飛ばし一度距離を取ってくる。

 少しバランスを崩してしまったが体勢を立て直す。

 メリさんの口もとが動くと、先程の黒い弾とは違うも魔法がこちらに向かって放たれる。

 白い弾が数発、かなり速度でこちらに向かってくる。

 その魔法をオーラを前面に出してシールドとして使い攻撃を防ぐ。

 だがその隙を突き、メリさんが私の側面に移動し、攻撃を仕掛けてくる。黒い剣。

 それに対して、私は、雷刀で防ごうとする。

 だが、黒い剣は私の刀をすり抜けくる」

「!!」

 剣は、私の体をかすめた。回避が遅れていたその瞬間に勝負がついていた。

 すぐさま、回復魔法のヒールを使い傷を回復させる。

 休む暇なく黒い剣で斬りかかってくる。今度はそれを刀の形にしたオーラで防ぐ。

「フリーズ」

 舞台上全て凍らしてメリさんの足を奪おうとした。

 だが、その瞬間メリさんの背中から翼が生えて空中へと浮かび上がる。

 私もフライの魔法で浮かび上がる。

 白と黒の弾がこちらに向かって放たれる。私はそれをかわしながらライトショットを放っていく。

 お互いに攻撃の手を休めることなく戦闘は続いていく。

「このままだと、決着がつきませんね」

 今の調子だとお互いの魔力がつきしまう」

「ふふふ、そうね。それなら少し本気を出そうかしら、体も温まってきたしね」

 底が見えない。

 いきなりメリさんが間合いを詰めてくる。

 私は刀を構えるがそれよりも早く近づいてきている。

 一撃を受けて黒い壁に激突。

 見えなかった。メリさんの攻撃は先程までと違いかなり速度でこちらへと近づいてきた。

「何が?」

「ミレイ様、来ます」

 私はその言葉で正面を見てみると、目の前にメリさんがいる。

「あなたの本気ってこの程度なの?」

 メリさんに蹴り飛ばされる。

 ――ナッシーあれ解禁するよ。

「でも……」

 ――大丈夫あの時とは違うから。

「わかりました」

 ナッシーからの許可が降りると同時に、何もないところ刀で斬る。

 メリさんはそんな事お構いなしにこちらへと近づいてくるが、その瞬間に体が切り裂かれた。

「一体何を?」

 何が起こったのか理解できずにいるメリさん。

 私は先程行ったのは、空間魔法と時間魔法を組み合わせた物。刀に空間を切り裂けるようにしてその空間だけ時間を止めておく。すると、その場所に来た敵は体を切り裂かれるのである。

 昔、時間魔法を使ったとき、まだ私の力が完全ではなく失敗してしまいもう少しで私自身が危なかった。そのためフレイとナッシーから使用を禁じられていたのである。

 でも、先程の女神様からのリミッター解除でこの魔法を使えるようになったのである。

「私も少し本気を出したまでですよ」

「面白いじゃない、そろそろこちらも本来の力を出すべきですわね」

 メリさんの後ろから二体の精霊が顔を見せるのだった。

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