スピリッツウィッチ~ダンジョン攻略がんばります~
第四十話 モンスターハウス 1
十階層以降は私一人でダンジョンを進んでいる。一人になってからは苦戦も順調に進んでいる。
ボス戦も全力の魔法が放てるようになったことも有り苦戦することなく倒せている。
そして今居るのは三十八階層。
この階に入ってすぐ異変に気づいた。
――フレイこの階層変じゃない?
何故私がそんな事を言っているのと言うと、階層その物が広い空間になっている。細い通路などはなく反対側には次の階層への階段が見えていた。
「多分ですがこの階層はモンスターハウスと呼ばれる物だと思います」
――何それ?
頭を捻りながら聞くと、
「モンスターハウスと言うのはダンジョンの中に存在する特別な階層で、この階層から次の階層に進むために出てくるモンスター全てを倒さないと次の階層に進む事が出来ないらしいです」
――でもそんな話し聞いたこと無いよ。
「それは、全てのダンジョンに存在するわけではないからだと思います」
――全てのモンスターってどれだけ倒したらいいの?
「分かりません」
――そっか。
階段から一歩前にでる、すると辺り一面からゴブリン達が現れ始めた。
「探知」
部屋全体を確認してみると、百、二百まだ増えてくる。そしてその数は五百で止まった。
「五百体って多すぎない!」
あまりの数の多さにびっくりしてしまう。
でもこれを全部倒したら次の階層に進めるんだよね。
私は覚悟を決めてゴブリンの大群の中に突っ込んでいく。
検索でモンスター達を見てみると、予測通り全員全ての属性に対する耐性を持っている。
「フィールド展開」
まず耐性を消してから、
「エクスプロージョン」
部屋の中心に火魔法の中でも最大の爆発魔法を叩きこむ。
この爆発で半分くらいのゴブリンを倒すことに成功した。
だが、その倒した所からまた数が増えてくる。
「なんで~」
全て倒したらいいんじゃなかったの~!
――フレイこれは一体どうなっての?
正直このままでは消耗戦にしかならない。
「多分、倒す数のモンスター数が現れてなかった為かと思います」
最悪。
――じゃ、これからもゴブリン達は増えるの?
「そうかと」
「ミレイ、頑張ろうぜ」
あからさまにぐったりきている私とは反対に元気なライト。
――そうだね。あと少しだもんね。
ダンジョンは全体で百層。そのうち五十階層まで登りボスを倒せ脱出が出来る。そして今は三十八階層。こんな所で諦めている場合じゃない。
そこから一心不乱に戦闘に集中した。範囲系の魔法でゴブリン達えを殲滅していくが全然数が減らない。それに一撃で倒さないとゴブリン魔道士に回復されてしまう。
――フレイ疲れてきたよ。
「もう少しです頑張って下さい」
戦闘が始まってから一時間ぶっ通しで戦い続けている。
いくらなんでも疲れるよ。
「ミレイ見て、部屋の奥に大きなモンスターがいるよ」
アクアに言われてその方向を見てみると、確かに他のモンスターよりも格段に大きなモンスターが一体居る。
皮膚は他のゴブリン達と同じ緑色。口には牙が映えており手に大きな剣を持っている。
モンスターはこちらを見ているようだ動こうとはしない。
「あれはこのモンスターハウスのボスモンスターです。ボス部屋のモンスターよりは弱いと思いますが気を抜きませんように」
――分かってる。
私は真っ直ぐにそのモンスターへと近づこうとすると、他のモンスター達が行く手を塞いでくる。
――このゴブリン達を倒さないとあのデカ物の所までは行けないみたいだね。
「どうなさいますか?」
――倒すしかないでしょ。
私は、
「グラビティーバインド」
いつもは動きを止めるために使っているため少し威力を抑えているが今回はその必要がないため全力で発動する。
普段の何倍もの不可を受けたゴブリン達はそれに耐えきれず潰れていく。そして最後の一体のゴブリンを倒すと、先程までピクリとも動かなかったボスモンスターが動き始めた。
こちらは先手必勝と思い動きがゆっくりの間に倒そうと近づいていく。
だが、それよりも先にボスが動き出すしたのであった。
ボス戦も全力の魔法が放てるようになったことも有り苦戦することなく倒せている。
そして今居るのは三十八階層。
この階に入ってすぐ異変に気づいた。
――フレイこの階層変じゃない?
何故私がそんな事を言っているのと言うと、階層その物が広い空間になっている。細い通路などはなく反対側には次の階層への階段が見えていた。
「多分ですがこの階層はモンスターハウスと呼ばれる物だと思います」
――何それ?
頭を捻りながら聞くと、
「モンスターハウスと言うのはダンジョンの中に存在する特別な階層で、この階層から次の階層に進むために出てくるモンスター全てを倒さないと次の階層に進む事が出来ないらしいです」
――でもそんな話し聞いたこと無いよ。
「それは、全てのダンジョンに存在するわけではないからだと思います」
――全てのモンスターってどれだけ倒したらいいの?
「分かりません」
――そっか。
階段から一歩前にでる、すると辺り一面からゴブリン達が現れ始めた。
「探知」
部屋全体を確認してみると、百、二百まだ増えてくる。そしてその数は五百で止まった。
「五百体って多すぎない!」
あまりの数の多さにびっくりしてしまう。
でもこれを全部倒したら次の階層に進めるんだよね。
私は覚悟を決めてゴブリンの大群の中に突っ込んでいく。
検索でモンスター達を見てみると、予測通り全員全ての属性に対する耐性を持っている。
「フィールド展開」
まず耐性を消してから、
「エクスプロージョン」
部屋の中心に火魔法の中でも最大の爆発魔法を叩きこむ。
この爆発で半分くらいのゴブリンを倒すことに成功した。
だが、その倒した所からまた数が増えてくる。
「なんで~」
全て倒したらいいんじゃなかったの~!
――フレイこれは一体どうなっての?
正直このままでは消耗戦にしかならない。
「多分、倒す数のモンスター数が現れてなかった為かと思います」
最悪。
――じゃ、これからもゴブリン達は増えるの?
「そうかと」
「ミレイ、頑張ろうぜ」
あからさまにぐったりきている私とは反対に元気なライト。
――そうだね。あと少しだもんね。
ダンジョンは全体で百層。そのうち五十階層まで登りボスを倒せ脱出が出来る。そして今は三十八階層。こんな所で諦めている場合じゃない。
そこから一心不乱に戦闘に集中した。範囲系の魔法でゴブリン達えを殲滅していくが全然数が減らない。それに一撃で倒さないとゴブリン魔道士に回復されてしまう。
――フレイ疲れてきたよ。
「もう少しです頑張って下さい」
戦闘が始まってから一時間ぶっ通しで戦い続けている。
いくらなんでも疲れるよ。
「ミレイ見て、部屋の奥に大きなモンスターがいるよ」
アクアに言われてその方向を見てみると、確かに他のモンスターよりも格段に大きなモンスターが一体居る。
皮膚は他のゴブリン達と同じ緑色。口には牙が映えており手に大きな剣を持っている。
モンスターはこちらを見ているようだ動こうとはしない。
「あれはこのモンスターハウスのボスモンスターです。ボス部屋のモンスターよりは弱いと思いますが気を抜きませんように」
――分かってる。
私は真っ直ぐにそのモンスターへと近づこうとすると、他のモンスター達が行く手を塞いでくる。
――このゴブリン達を倒さないとあのデカ物の所までは行けないみたいだね。
「どうなさいますか?」
――倒すしかないでしょ。
私は、
「グラビティーバインド」
いつもは動きを止めるために使っているため少し威力を抑えているが今回はその必要がないため全力で発動する。
普段の何倍もの不可を受けたゴブリン達はそれに耐えきれず潰れていく。そして最後の一体のゴブリンを倒すと、先程までピクリとも動かなかったボスモンスターが動き始めた。
こちらは先手必勝と思い動きがゆっくりの間に倒そうと近づいていく。
だが、それよりも先にボスが動き出すしたのであった。
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