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身の覚えの無い妹が出来てしまった。しかも、誰も存在を認知できないんだから驚きだ!いやーどうしよう、HAHAHAHAHA!!・・・どーすんのよ、マジで・・・。

がおー

15.「そういえば、お兄ちゃん。お腹空かない?」

自称妹は僕に聞いてきた。

「腹は空いている。朝から食ってないしなあ。」

「・・・その~。私もお腹ペコペコなんだよ~。えへへ」

自称妹は恥ずかしそうにあはあは笑った。

仕方がない。一緒に住むには住むが、この他人に見えない娘っ子に食う分は自分で稼いでこいと言う訳にも行かない。

見えないんだから、その辺のスーパーから弁当でもかっぱらって自分で食い扶持を探してくれと言いたい所だが、この子にはそんな度胸も無さそうだ。

「一緒に買い物に行こうよー。私が作るからさ。」

払うのは僕か。僕だろうな。

「・・・うーん、まっ、いいよ」

と僕が了承してやると

「やったー」

と自称妹はガッツポーズを取り喜んだ。

「身の覚えの無い妹が出来てしまった。しかも、誰も存在を認知できないんだから驚きだ!いやーどうしよう、HAHAHAHAHA!!・・・どーすんのよ、マジで・・・。」を読んでいる人はこの作品も読んでいます

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