身の覚えの無い妹が出来てしまった。しかも、誰も存在を認知できないんだから驚きだ!いやーどうしよう、HAHAHAHAHA!!・・・どーすんのよ、マジで・・・。

がおー

11.自称妹が出ていった後、飯を食って寝て起きたら夕方になっていた。

窓の外からはざあざあと雨音がなっている様だった。

ささやかな休日も終わる。今日も何も実りの無い1日だった。

そうこう考えていると、朝にやって来たあの妹を自称する子の事を思い出した。

雨降ってるけど、あの子どうしてるんだろ?

・・・まあ、僕には関係無い事である。関係無いんだが・・・。

言い様に無い罪悪感がじわじわと胸に溜まってきた。

追い出したのは当然だ。ここは僕の家なのだから、家に知らん奴が居たら追い出すのは普通だろう。普通なんだが。

何か悪い事しちゃったかなあと思いつつあった。思い出つつあったのだ。

コメント

コメントを書く

「現代ドラマ」の人気作品

書籍化作品