身の覚えの無い妹が出来てしまった。しかも、誰も存在を認知できないんだから驚きだ!いやーどうしよう、HAHAHAHAHA!!・・・どーすんのよ、マジで・・・。
10.自称妹はポロポロと泣いていた様だったが、とにかくは泣き止みなだめすかせられた様だった。
「・・・大丈夫か・・・?」
と聞くと
「大丈夫だよ」
と声を震わせて自称妹は言った。
「・・・悪かった。不安にさせて。ただ、まあ、僕も突然妹が出来た様でびっくりしちゃって。悪かったよ。」
僕はぺこぺこと自称妹に頭を下げるのだった。何で僕が頭下げてるんだか。
「あ、あの・・・。私、私ね。お兄ちゃんにとって・・・邪魔・・・ですか・・・? 」
と自称妹はおずおずと言った。
「はっ?」
「だって、だって、知らない人が急にあなたの妹だ、なんて言ってやって来たら、困っちゃうよね・・・。」
いやまあ、困ると言えば困るんだが、率直にそんな事言えないし。
「・・・ごめんなさい・・・わがまま言って・・・」
と自称妹は歯をカチカチ震わせながら言った。
「いや、いいんだ。お互い混乱してるみたいだし。」僕は自称妹を宥めすかせてやった。
「私・・・迷惑・・・ですよね?」
おずおずと自称妹は口を開いた。
何故敬語?
「ごめんなさい。お兄ちゃん、私、私。お兄ちゃんは私の事迷惑と思っているよね?・・・当然だよね。私、お兄ちゃんと面識無い事になってるし」
うん、そうだね。と言ってやりたいが言うわけにもいかない。
「いやー、こんな学生の子が困っているのは忍びなく思ってるよ。たははは・・・」
「・・・・・・」
自称妹は僕を疑惑に満ちた目で見ている。
「・・・私・・・、出ていきますね・・・」
自称妹は決心した様に、されど歯をかちかち震わせて言った。
「はあ?」と僕は思わず驚いた。
「だって、だって、お兄ちゃん、私の事邪魔だと思ってるみたいもん。・・・迷惑はかけたくないから・・・。」
「お、おい」
自称妹はドアに駆け寄り
「それじゃあ!」
と言って出ていってしまった。
・・・一体・・・何なんだ・・・。
と聞くと
「大丈夫だよ」
と声を震わせて自称妹は言った。
「・・・悪かった。不安にさせて。ただ、まあ、僕も突然妹が出来た様でびっくりしちゃって。悪かったよ。」
僕はぺこぺこと自称妹に頭を下げるのだった。何で僕が頭下げてるんだか。
「あ、あの・・・。私、私ね。お兄ちゃんにとって・・・邪魔・・・ですか・・・? 」
と自称妹はおずおずと言った。
「はっ?」
「だって、だって、知らない人が急にあなたの妹だ、なんて言ってやって来たら、困っちゃうよね・・・。」
いやまあ、困ると言えば困るんだが、率直にそんな事言えないし。
「・・・ごめんなさい・・・わがまま言って・・・」
と自称妹は歯をカチカチ震わせながら言った。
「いや、いいんだ。お互い混乱してるみたいだし。」僕は自称妹を宥めすかせてやった。
「私・・・迷惑・・・ですよね?」
おずおずと自称妹は口を開いた。
何故敬語?
「ごめんなさい。お兄ちゃん、私、私。お兄ちゃんは私の事迷惑と思っているよね?・・・当然だよね。私、お兄ちゃんと面識無い事になってるし」
うん、そうだね。と言ってやりたいが言うわけにもいかない。
「いやー、こんな学生の子が困っているのは忍びなく思ってるよ。たははは・・・」
「・・・・・・」
自称妹は僕を疑惑に満ちた目で見ている。
「・・・私・・・、出ていきますね・・・」
自称妹は決心した様に、されど歯をかちかち震わせて言った。
「はあ?」と僕は思わず驚いた。
「だって、だって、お兄ちゃん、私の事邪魔だと思ってるみたいもん。・・・迷惑はかけたくないから・・・。」
「お、おい」
自称妹はドアに駆け寄り
「それじゃあ!」
と言って出ていってしまった。
・・・一体・・・何なんだ・・・。
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