非人道的地球防衛軍

ウロノロムロ

人材リクルーティング会議

彼は、両親の顔すら覚えておらず、物心ついた時にはすでに孤児院で暮らしていた。
小さい頃から人と距離を置いて接するような子供で、孤児院でも彼には家族や友達、仲間と呼べるような存在はいなかった。


孤児院の先生はいつも言っていた。


「自分の問題を他人のせいにしてはいけない。環境のせいにしてはいけない。
すべてのことには意味がある。ここにいるのにもきっと意味がある。
みんなにしか出来ない役割や使命がきっとあるはずだ。」


いつの頃からか彼は常に自分に問うていた。
なぜ自分はこの世に生を受けたのか?
この社会の中での自分の役割、使命とはなにか?
なぜ自分には両親がいないのか?


おそらくそれは肉親の情に流されることなく、なにかを成すため。
親兄弟や友人がいては、非情になりきれない。時には弱点にすらなる。


反社会的組織や裏社会、闇家業に身を置く事も考えたが、無法の者として己の人生を消費する気にはなれなかった。やはりこの社会は法の秩序があるからこそ成り立っており、それすらもなければただの原始的な営みしかないではないかと。


ならばいっそ法の側の組織に属してみてはどうだろうか。
法をつくる側、法を監視する側、そうした側にも非情は必要であろう。
超法規的措置などがあるぐらいだから、無法をむしろ正義にすら出来るのではないかと。


そして彼は自ら生涯家族や親しい人間を持たないことを誓った。
生涯を非情に徹し、貫くことで、自分の社会的役割と使命を全うすると。


こうして彼は己の身の置き所を定め、精進していく。


彼の名は進士しんし直道なおみち……。
やがて彼は地球防衛軍日本支部の司令官になる。


-


天野は財前女史と会議に向かう途中であった。


「進士司令官と財前さんて、見た感じが似ているように思うのですが、ご親戚なのでしょうか?」


確かに、高身長、細身で手足が長く、黒髪のロングと雰囲気は似ていた。
財前女史は天野発言を聞き、鼻息を荒くした。


「あの方に似ていると言われるなど身に余る光栄だな」
「しかし残念ながら親族でもなんでもないのだ」
「むしろ私が似せようと寄せていっているのだが」
「あの方は天涯孤独で孤高の存在なのだよ。己の信念、非常を貫き通すために、周囲の人間とも距離を置き、情が移らないようにと、ストイックなまでに努力されているのだ。」


「じゃあ、彼女とかいないんですかね、あのルックスならすごくモテそうですけどね」


天野の軽い一言に財前女史は激しく反応した。


「そうなのだよ!『チームSHIKIDOU(色道)』の雌犬どもなんかは、あの方にいやらしい色目を使って、なんとかものにしようとしているのだ!」


財前女史は真っ赤な顔で興奮していた。


「そうなんですか」


「あぁ、心配めさるな、彩殿は年寄りと女子供にしか興味がないそうだぞ。」


『いや別にそれ心配してたわけじゃないんだけど』
『てか俺の扱い完全に子供枠じゃねぇか』


「じゃぁ進士司令官て女性と付き合ったことないんですかね」
「もしかして童貞とか」


『しまった!』


財前女史が男前過ぎて、女扱いしていなかった天野は言った後にセクハラだということに気づいた。
司令官を敬愛する財前女史は司令官を馬鹿にされたと怒るかもしれない。


「貴様!」


「すいません、失言でした!」


「愚弄する気か!」


「ホントすいません」


「童貞に決まっておろうが!」


「は?」


「あのお方こそは、自分の童貞すらも守れずして何も守れるはずがない、という言葉を体現されておられるお方だぞ。異性と体を交わされるなぞ、もっとも情が移る行為ではないか、そんなことをされるはずがなかろう。」


一条女史が後ろから走って追いついてくる。


「おーい薫ちゃん!何を朝から童貞童貞と大声で連呼してるのかなー?欲求不満なのかなー?」


一条女史にそう言われ顔を真っ赤にする財前女史。


「くー、なんたる不覚、こうなれば死んでお詫びを」


背中の日本刀に手をかけ抜こうとする財前女史。
興奮して訳がわからなくなった財前女史はやばいということを天野は思い出した。


「これから人員増強のための会議なのに、死んで兵力が減っちゃたらまずいんじゃないかなー」


一悶着の末、ようやく落ち着いた三馬鹿トリオ。


「しかし、なんで財前女史はそんな司令官のこと詳しいんですか?
そんな性格の司令官だったら自分のことペラペラ喋るとは思えませんが」


「博士に聞いたのだ。」


「この世界に来た博士に最初に接触したのが司令官殿だからな。その際に博士はコミュニケーションをはかる言語を理解するために司令官殿の肉体と精神などのデータを全て読み取ったらしいぞ。」
「そのプライバシーに配慮しない行動のお詫びとして、博士は司令官殿の言いなりになっているとか。」


「それで知った情報をみんなに話してるあたり反省してないよねー、最低だよねー」
「薫ちゃんもだけどねー」


「やめてくださいって、また財前さんが自決しようとしてるじゃないですか!」


-


会議には、進士司令官、真田、財前、一条、天野の五名の他に、幹部連と人材リクルーティングチーム『チームGAKIDOU(餓鬼道)』のスタッフが二十名近く参加していた。


「本日の人員増強会議の議事進行を務めさせていただきます、『チームGAKIDOU(餓鬼道)』山科でございます。」


山科の挨拶の後、進士司令官からメッセージが伝えられた。


「みなさんご存じのように、地球防衛軍日本支部は反社会的な人間、社会不適合者など、いわゆる社会をはみ出してしまった人達を主として構成されています。
しかし私には今このような時にこそ彼らのような人間が必要だという確信があります。
彼らのずる賢く狡猾で、卑怯で卑劣、打算的で計算高いところは知略です。
彼らの暴力性、狂暴性、残獰猛性、虐性、粗暴さ、破壊衝動は力そのもので、
彼らの傲慢さ、横暴さ、非情さ、残忍さは精神力の現れです。
従来の社会は彼らのそうした部分を欠陥だと考えていましたが、
私は彼らのそうしたところを、独自でユニークな無二の個性であると考えています。
彼らがそうした人間として存在することには、その意味があるはずなのです。
そうした彼らにしか果たせない社会的使命、役割があるはずなのです。
それこそがまさに地球防衛軍日本支部の任務であると私は確信しています。
そして何より今、彼らのバイタリティ溢れる生命力、タフさ、本能、野生こそが、我々人類に最も求められているものなのです。」


財前女史は感銘を受けたのか、顔を紅潮させながら、首を縦に何度も振りウンウンと力強く頷いていた。


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続いて真田補佐官からの話。普段温厚そうな顔の真田がやや神妙な面持ちで話をはじめる。


「人材リクルーティングにも関係がある話ですので、この場を借りてお伝えさせていただきます。
かねてから噂されておりました日本の人口にまつわる話ですが、現在日本の人口は以前に比べ約二倍に増えており、現在もなお増え続けています。政府関係筋からの非公式な話ではありますが。
これは、こちらの世界で過去に死んだはずの人々が、別の平行世界では生きており、平行世界の衝突により、平行世界で生きているという事実がこちらの世界に取り入れられ、こちらの世界で上書きされたからであろうということです。」


「ではなぜ大騒ぎにならないかと言うと、周囲の人間の記憶もその人が生きていたという記憶に上書きされているため、誰も気づかないからだそうです。
政府の国民データベースもいつのまにか登録人数が増えており、日々上書きされているそうです。増えているということは、我々が感知出来ないところで平行世界との衝突が日々繰り返されているということになります。このまま時空まで影響を及ぼした場合、将来的には歴史上の人物すら出現する可能性もあるとのことです。」


以前から噂されていたことだけあって、一同の動揺はさほど見られなかった。


この人口増加に関して、政府の見解は真っ二つに割れていた。
一方は、従来より少子化が問題視されていたところに、未確認飛行物体の襲撃により大勢の戦死者が出て、減った人口が回復したことをプラスと考える意見。確かに三億人近い人口と言えば某大国並み、人口数が、生産力、経済力、しいては国力につながるという論調だ。
もう一方は、不自然に急激に人口が増えたために、国内の食料事情やインフラに問題が出るのではないかという意見。そもそも一億数千万人をベースに構築されている社会システムであるため、急激な人口増加はキャパオーバーとなることも想定された。それにより、富裕層と貧困層の格差が著しなり、社会情勢の不安定化、治安悪化につながる可能性を懸念する声があった。


時空混乱については、かなり以前から危険性が示唆されていた。例えば、この世界の百年後が平行世界としてこの世界とつながる可能性があり、同様に五百年前の時点が平行世界としてつながる可能性もあるのだ。


「今この時にあって我々は約三億人の国民を守っていかなければなりません。
人材リクルーティングにあっては、母数となる国民の数が倍となっておりますので、相応に目標見直しを図り、尽力していただきたいと思います。」


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この後、議事進行『チームGAKIDOU(餓鬼道)』山科の前フリがあり、各担当からの報告という段取りになっていた。


「我々は、経済、産業を中心として国力回復、復興を最優先とする政府方針を受け、生産的な人々を地球防衛軍日本支部の人材としてスカウトすることを避け、反社会的勢力もしくは団体、社会不適合者、社会的弱者等々の人々を中心にリクルーティング活動を行ってまいりました。
当初は試行錯誤ではございましたが、『チームGOKUDOU(極道)』をはじめとするみなさまの協力を得て、今や人材リクルーティングのネットワークも構築されつつあります。
単純に兵力と申しますと、兵士、戦闘員、工作員、諜報員等々をイメージされるかと思いますが、この防衛軍基地施設を運用するすべての人員が必要不可欠な人材でございます。
進士司令官が常々おっしゃっておられます『人にはそれぞれ与えられた役割がある』という言葉を胸に、我々もより一層、適材適所の人材を集めてくることに尽力してまいります。」


実際、街規模のコミュニテー・施設を維持、運用していくには多くの人員を必要としていた。
防衛任務に従事する人間をはじめとして、それ以外にも、事務方、施設工事・改修の作業員、清掃員、施設内店舗の店員にいたるまで、様々な場所で人員が求められている現状であった。
当然、その維持、運用費用が、国からの予算だけでは賄い切れるはずもなく、『ドクターX』の協力で発展した再生医療や最先端技術の利権に関わる収益で大半が補われていた。


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続いて、会議は各担当者からの現状報告に移る。
まずは反社会的組織・団体担当者からの報告。


「現在、反社会的組織・団体の勧誘につきましては、『チームGOKUDOU(極道)』の大親分にご協力をいただき、裏社会のルートを使って交渉をいただいております。
交渉の際には、平和になった暁には、現在博士から技術供与いただいている再生医療や最先端技術に関する利権の恩恵を受けることが出来る可能性があること、また戦後の内部抗争に勝てば、地球防衛軍日本支部を私物化し、私腹を肥やすことも夢ではないこと、などをアピールしていただいております。もちろんこれは約束ではなく、あくまでも平時になった際の将来の可能性としてお伝えいただき、戦後のトラブルにつながらないよう細心の注意を払っていただいております。
交渉先には、戦後の利権に大きな関心を持っていただける一方、体制側に与することに抵抗がある、
現在の地位を捨てて組織の下っ端からやり直さなくてはいけないことに対し抵抗がある、などの反響をいただいております、
また、個人に関しましては、裏社会から足を洗って、堅気になって人生をやり直す転機である、と前向きに考えていただける方も多く、こちらは好感触を得ております。」


『チームGAKIDOU(餓鬼道)』の面々は民間人との接触が多いためか、この組織の他の連中と比べると、丁寧な喋り方であり、まるでサラリーマンの会議のようでもある。
各担当者は数字やグラフなどの資料をモニター上に表示させ、さながらプレゼンテーションのように喋る。


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次は社会復帰促進センター(刑務所)担当者からの報告。


「我々は政府筋の協力を得て、人員を大量に配し、日本全国の社会復帰促進センターを行脚し、収監されておりますほぼ全員一人一人に面談を行っております。
ただ早く外に出たいという理由で興味を持つ方も大勢いらっしゃいますが、出所後の就職先に不安がある、などの理由で前向きに検討をいただいている方も多くいらっしゃいます。また入隊後の更生プログラムや技術習得支援制度などに興味を持っていただける方もいらっしゃいます。
同様に更生保護施設への訪問もはじめており、こちらも早急に全施設を回れるように進めております。」


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順次、リクルーティング活動を行っている担当者からの現状報告がされる。


「依存症治療プログラムを実施されている医療機関を訪問し、薬物依存、アルコール依存、ギャンブル依存、病的窃盗癖、強迫神経症、ストーカー行為等の治療を受けている方々と面談、リクルーティング活動を行っております。
入隊後の依存症治療プログラムに興味を持っていただける方も大勢いらっしゃいます。
これは、人間は本来依存体質であるという考えに基づき、依存の対象となっている行為を別の対象にすり替える、置き換えることで、今の依存症から脱却するという独自プログラムとなります。
簡単に例えますと、ギャンブル依存の依存対象は『ギャンブル』となりますが、この依存対象を『仕事』と置き換え、刷り込ませることで、ギャンブル依存症から脱却しワーカーホリックの依存体質に変換することが出来ます。依存体質自体を治すのではなく、負の依存対象から正の依存対象に書き換えるものです。この場合も働きすぎ等の弊害が発生はいたしますが、より生産的な行為であることを対象者にはアピールしております。」


この場では言及されなかったが、ここで言う『仕事』とは、ほとんどの場合は『地球防衛軍の任務』であり、依存対象すり替えの手段も洗脳、人格矯正、記憶改竄とグレーなものが多かった。


「『チームGOKUDOU(極道)』のみなさまの協力を得て、多額の借金を抱え、首が回らなくなった債務者の方々と面談を行っております。現在は消費者金融、闇金の債務者リストを元にアポイントメントを取っております。いわゆる追い込みをかけられている方々がメインとなりますので、借金を我々で一時的に肩代わりし、防衛軍で働きながら返済してもらうという返済プログラムは大変好評です。
臓器売買、マグロ漁船、女性の場合は風俗店勤務も含まれますが、それらの選択肢の中に地球防衛軍入隊が含まれ、新たな選択肢オプションとして裏社会では注目されています。またそれらの選択肢の中で優位性を打ち出すために、働きやすい自由な職場、最新の施設、設備、居住環境をアピールするなどしております。」


「失業者につきましては、現在失業手当を受けている方、職業斡旋所に登録がある方には、率先してアポイントを取る、案内を送るなど行っておりますが、再就職の意志がある方は、国力、復興優先の原則から、我々が優先的に採用出来ない状況となっております。」


「かねてより『ニート』『引きこもり』と呼ばれる方々の層に、リクルーティングチームがリーチ出来ていないとのご指摘をいただいておりました。
この時勢において、本来能力がありながら、労働に従事しない、経済活動に参加しない層が多く存在するというのは、非常にもったいないことでありますので、我々も尽力してまいりましたが、対象層の現実社会との関係性、つながりが著しく乏しく、ファーストアプローチも難しい状況でございました。
対象層は主にネットでのコミュニケーションを得意としておりますので、我々もネットからのアプローチを試し、対象層のネットを利用したオンライン在宅勤務等も検討しておりましたが、我々のセキュリティ体制上難しい問題が多く、行き詰っている状況でございます。」


その他、全担当者が一通り発表を終えると、『チームGAKIDOU(餓鬼道)』山科の議事進行に戻り、質疑応答が行われる。
その際に『ニート』『引きこもり』と呼ばれる層が再度クローズアップされる。


「ニート、引きこもりにつきましては、経済的負担を親御さんがされていることが多く、親御さんがご存命の間は問題ないのですが、ご逝去された後、自立が出来ないなどの問題が生じております。是非そうした方々には、我々がお力になれればと思っております。」


その発言を受けて進士司令官は独自の使命・役割論を展開する。


「私は天涯孤独故に、親や家族というものがよくわかりませんが。
きっと親御さんは自分の子供に献身出来ることに喜びを感じておられるのでしょう。自分の子供に身も心も捧げることにより、得難い満足感、幸福感、愛情を得られているのかもしえません。
そうであれば、ニート、引きこもりは、そうした親御さんの満足感、幸福感、愛情を満たすために、必要な存在と考えられ、ニート、引きこもりという状況は、そうした親御さんの幸福のためには、なくてはならい必須条件であるとも考えられます。
それが彼らの使命であり、役割であり、現在、彼らはその使命、役割を果たしている最中なのかもしれません。そう考えますと、我々が彼らを強引にリクルーティングしてくるのは、本来の理に反するのかもしれません。
ですが、無事現在の使命・役割を全うされた暁には、次の使命・役割として、是非我々にご協力いただきたいと考えています。」


「今、すごそうに言い換えただけですよね?」


天野は冷静に小声で突っ込むが、
やはり財前女史は顔を真っ赤にして、目に涙を浮かべながら、首を縦に何度も振りながらウンウンと頷いている。
『この人こそ洗脳されているのではないだろうか』
恋する女は相手の男に洗脳されていると言っても間違いではないのかもしれない。


進士司令官の発言が契機になったかはわからないが、議論はヒートアップしていく。
特に引きこもりの自宅勤務、オフサイト勤務、業務委託についてはみなから様々な意見が述べられる。


「どうせ我々は未成年には協力を仰げないのだから、高齢者の親御さんと一緒に暮らしている無職の成人男性・女性をリスト化して、訪問面談すればよいのではないか?事前に親御さんも交えて話しをすれば、親御さんだって自分達の死んだ後のことを気にせずに済み、安心出来るだろう。」


「現時点でも、SNSなどを駆使したネット上での世論醸成にも力を発揮してもらえるのではないでしょうか。ここから先は『ピース9』との世論操作争いが苛烈になっていくと思われます。ステルスマーケティング要因として、積極的に登用していってもよいのではないでしょうか。」
「しかしやはり自宅からということになりますと、セキュリティの問題があるようにも思います。もし万一我々とステルスマーケティング関係者のつながりが露見した場合、それこそ『ピース9』からやり玉にあげられるのではないでしょうか。」


「セキュリティの問題が解決されるのであれば、積極的に戦力として活躍してもらうことも可能でしょう。そもそもPC操作には強い人材なのですから、自宅からドローンを操作してもらい、空撮や諜報活動、
技術開発部門次第では敵異世界への偵察も可能となるかもしれません。
また戦時には戦闘行為に参加してもらうという可能性も考えられます。例えば、ドローンによる化学兵器等の空中散布など、限定した場所では爆撃機よりもはるかに効率だと考えらえます。
現在ドローンの大幅なコストダウンが実現され、大量生産が可能ですから、それを操作する人材需要も増大していくのではないかと思われます。」


「VRで、さもオンラインゲームを楽しんでいるかのように、現実世界のリアルアバターを使って戦闘を行うといった研究も行っておりますし、リアルアバター操縦者として適しているようにも思いますが。」
「リアルアバターは、アバター制作コストがかかりすぎるという問題を抱えていますから、ここでそれを論じるのは場違いではないでしょうか。」


「いつも思うんだけどさー、うちの会議って白熱してくると、国会答弁の野次みたいになるよねー」











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