犬女ちゃん -見た目は美少女、知能は犬並みー(旧題:犬女ちゃんとピュアハート)
犬女ちゃんと三馬鹿トリオ(2)
犬女ちゃんは、
身構えて吠えまくっていた。
三馬鹿トリオを
完全に不審者だと思って
警戒していたのだ。
夏希の犬女ちゃんへの躾は
ちゃんと成功していた。
『キスは大事な人としかしちゃだめ』
『誰ともすぐキスする
ビッチな犬女ちゃんになってはダメ』
『股間の匂いを嗅いでいいのは、
可愛い女の子のときだけ』
なぜ可愛い女の子だったら、
股間の匂いを嗅いでいいことになるのか、
純心にもよく意味がわからなかったが。
お嬢様のパンツを見て以来、
可愛い女子がどんなパンツを履いているのか、
夏希にも興味があるのだろうか。
夏希の躾グッジョブ!
純心は心の中で叫んだ。
-
家に上がると、リビングには
母親がソファに座っていた。
「あんたが男の子の友達を
連れて来るなんて珍しいじゃないか」
純心の予想どおり、やはり母にそう言われた。
-
家に上がって、
純心母に挨拶する三馬鹿トリオ。
メガネは顔を真っ赤にして、
純心の母に見惚れていた。
「純心殿、これからは我が輩のことを
お義父さんと呼んでいただけますかな?」
純心は吹き出した。
「お前、熟女好きじゃねえだろ!」
純心は母に聞こえないよう、メガネに突っ込んだ。
「美しさに年齢など関係ありますかな?」
「これはまさしく運命の出会いというやつですかな」
「母親狙いとか、お姉さんのおっぱい狙いより、
よっぽどひでえじゃねーか!」
-
「お母様、さぞやお疲れでございましょうな」
「我が輩が肩など揉ませていただきましょうかな」
メガネは手もみをしながら、
純心母に媚びへつらった。
「そうかい?すまないねえ。恩に着るよ。」
純心母の肩を揉むメガネ。
しかし、上から見える純心母の
胸の谷間が気になってしょうがない。
「いやぁ、随分と凝っておられますな」
はじめはチラ見程度だったが、
そのうち、鼻の下を伸ばして、
純心母の胸の谷間をガン見しはじめる。
「なんだいあんた、
そんなにあたしの胸が気になるのかい?」
「なんだったら、少しぐらい
見せてやってもいいんだよ?」
『息子の目の前で、息子の友達、
誘惑すんじゃねーよ!』
純心は違った意味で頭が痛かった。
「冗談だよ、
まったくしょうがない、エロ餓鬼だね」
当然、純心母は、若い男子高校生を
からかっただけではあるが、
メガネには刺激が強過ぎたらしく、
鼻血を出していた。
純心母はメガネの鼻血の処置をしてやる。
優しくされてメガネはもうデレデレ、メロメロだ。
-
ジャガイモは、
洗って干してあったスクール水着を
目ざとく見つけてガン見していた。
「なんだい、あんたもそういう趣味があんのかい?」
『もう頼むから口開くな』
純心はまた母がロクでもないことを言う予感しかしなかった。
「あれ、誰のスクール水着ですか?」
ジャガイモは興味深々だった。
「あたしが着るんだよ。
旦那がきっと喜ぶだろうと思ってね。」
『息子の目の前で、息子の友達に、
夫婦の性癖語ってんじゃねーよ!』
メガネの鼻血が余計に酷いことになったが、
ジャガイモはなぜかがっかり落胆していた。
-
ドルオタは、デジカメで犬女ちゃんを撮りまくっていた。
「これは、これは、アイドルになれますぞ!」
「お前、絶対ネットで拡散とかすんなよな」
ここだけは真剣な話、犬女ちゃんが、
また心ない人間のターゲットにされることを
純心は心配していた。
「あと、絶対、その画像
夜一人で変なことに使うなよ」
純心が強く詰め寄ると、
ドルオタは汗をかいて硬直していた。
「データ削除な」
純心は無慈悲に、
ドルオタが撮影した
デジカメのデータを削除した。
「こ、こうなれば、
この目にしっかりと焼け付けて」
何かよからぬ邪念を察知した犬女ちゃんは
どこかに逃げて行った。
-
こんな感じで、三馬鹿トリオの
純心家の訪問は酷いことになっていた。
人との関り方を考えている純心も、
こいつらとはあまり
深く関わらないほうがいいかもしれない、
と思うのだった。
身構えて吠えまくっていた。
三馬鹿トリオを
完全に不審者だと思って
警戒していたのだ。
夏希の犬女ちゃんへの躾は
ちゃんと成功していた。
『キスは大事な人としかしちゃだめ』
『誰ともすぐキスする
ビッチな犬女ちゃんになってはダメ』
『股間の匂いを嗅いでいいのは、
可愛い女の子のときだけ』
なぜ可愛い女の子だったら、
股間の匂いを嗅いでいいことになるのか、
純心にもよく意味がわからなかったが。
お嬢様のパンツを見て以来、
可愛い女子がどんなパンツを履いているのか、
夏希にも興味があるのだろうか。
夏希の躾グッジョブ!
純心は心の中で叫んだ。
-
家に上がると、リビングには
母親がソファに座っていた。
「あんたが男の子の友達を
連れて来るなんて珍しいじゃないか」
純心の予想どおり、やはり母にそう言われた。
-
家に上がって、
純心母に挨拶する三馬鹿トリオ。
メガネは顔を真っ赤にして、
純心の母に見惚れていた。
「純心殿、これからは我が輩のことを
お義父さんと呼んでいただけますかな?」
純心は吹き出した。
「お前、熟女好きじゃねえだろ!」
純心は母に聞こえないよう、メガネに突っ込んだ。
「美しさに年齢など関係ありますかな?」
「これはまさしく運命の出会いというやつですかな」
「母親狙いとか、お姉さんのおっぱい狙いより、
よっぽどひでえじゃねーか!」
-
「お母様、さぞやお疲れでございましょうな」
「我が輩が肩など揉ませていただきましょうかな」
メガネは手もみをしながら、
純心母に媚びへつらった。
「そうかい?すまないねえ。恩に着るよ。」
純心母の肩を揉むメガネ。
しかし、上から見える純心母の
胸の谷間が気になってしょうがない。
「いやぁ、随分と凝っておられますな」
はじめはチラ見程度だったが、
そのうち、鼻の下を伸ばして、
純心母の胸の谷間をガン見しはじめる。
「なんだいあんた、
そんなにあたしの胸が気になるのかい?」
「なんだったら、少しぐらい
見せてやってもいいんだよ?」
『息子の目の前で、息子の友達、
誘惑すんじゃねーよ!』
純心は違った意味で頭が痛かった。
「冗談だよ、
まったくしょうがない、エロ餓鬼だね」
当然、純心母は、若い男子高校生を
からかっただけではあるが、
メガネには刺激が強過ぎたらしく、
鼻血を出していた。
純心母はメガネの鼻血の処置をしてやる。
優しくされてメガネはもうデレデレ、メロメロだ。
-
ジャガイモは、
洗って干してあったスクール水着を
目ざとく見つけてガン見していた。
「なんだい、あんたもそういう趣味があんのかい?」
『もう頼むから口開くな』
純心はまた母がロクでもないことを言う予感しかしなかった。
「あれ、誰のスクール水着ですか?」
ジャガイモは興味深々だった。
「あたしが着るんだよ。
旦那がきっと喜ぶだろうと思ってね。」
『息子の目の前で、息子の友達に、
夫婦の性癖語ってんじゃねーよ!』
メガネの鼻血が余計に酷いことになったが、
ジャガイモはなぜかがっかり落胆していた。
-
ドルオタは、デジカメで犬女ちゃんを撮りまくっていた。
「これは、これは、アイドルになれますぞ!」
「お前、絶対ネットで拡散とかすんなよな」
ここだけは真剣な話、犬女ちゃんが、
また心ない人間のターゲットにされることを
純心は心配していた。
「あと、絶対、その画像
夜一人で変なことに使うなよ」
純心が強く詰め寄ると、
ドルオタは汗をかいて硬直していた。
「データ削除な」
純心は無慈悲に、
ドルオタが撮影した
デジカメのデータを削除した。
「こ、こうなれば、
この目にしっかりと焼け付けて」
何かよからぬ邪念を察知した犬女ちゃんは
どこかに逃げて行った。
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こんな感じで、三馬鹿トリオの
純心家の訪問は酷いことになっていた。
人との関り方を考えている純心も、
こいつらとはあまり
深く関わらないほうがいいかもしれない、
と思うのだった。
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