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犬女ちゃん -見た目は美少女、知能は犬並みー(旧題:犬女ちゃんとピュアハート)

ウロノロムロ

犬女ちゃんとお風呂(3)

純心は夏希の家に電話した。
直接、夏希の家に行くか迷ったが、
犬女ちゃんを連れて、
夏希の家に行くわけにもいかなかった。


夏希は当然電話には出ず、
純心がおばさんと呼んでいる夏希の母の話では
ずっと部屋にこもっていると言う。


純心は、おばさんに長々と事情を説明して、
夏希に、困っているので助けて欲しい、と
伝えてもらうように頼んだ。


おばさんも小さい頃からよく知っているので、
そういうことも頼みやすかった。




犬女ちゃんは、その間泡風呂に閉じ込められていたが、
はじめてのあわあわの風呂に、興奮して、
バシャバシャして楽しそうにはしゃいでいた。


*****


「そういうことなら、
早く言ってくれればよかったのにー」


案外すぐに夏希は純心の家に戻って来た。
夏希が、さっぱり、サバサバした性格で助かった。


犬女ちゃんは、例によって、
夏希の股間に顔を寄せて、
くんくん匂いを嗅ぎ始めた。


さらにエスカレートして、
夏希のスカートの中に、
頭を突っ込んだ。


「きゃああ」


スカートがめくれ、
夏希のパンツは丸見えだった。


『グッジョブ!馬鹿犬』


夏希は慌てて手で隠した。


「ちょっと、純心、今パンツ見たでしょ?」
夏希は顔を赤くして恥ずかしがっている。


「いやぁ、まぁ」
純心の顔はにやけている。


「普段、兄弟とか言っておいて、
なんであたしのパンツ見て喜んでんのよー」
小学生の頃は一緒に着替えていたこともある仲だ。


「夏希のパンツなんて、
五年以上見てないから、ついな」


「当たり前じゃない!
今も喜んでパンツ見せてたら、
ただの変態じゃないのよ!」


「いや、彼氏とか彼女とかだったら、
普通にそういうこともあるんじゃないか」


「あー、もう、いいわ」
純心の鈍感なところに、諦めの色の夏希。


「でもお前Tバックとか、
随分大胆なの履くようになったのな」


夏希は顔を真っ赤にして怒る。
「あー、うるさい馬鹿ー!
走りやすいからだからね!
変な意味とかじゃないんだからね!」
純心は怒られた。






「で、あたしに頼みたいことって?」
夏希は思い出したように言った。


「事情は説明した通り、
こいつを風呂に入れようとしていたわけだが。
どうしても俺には洗えないところがあってだな。
是非、夏希にお願い出来ないかと思い」


「あー、…なるほど。」
それだけで夏希は察した。


「じゃぁ、犬女ちゃん、行きましょ」
夏希は犬女ちゃんを連れてお風呂場に向かう。


「あ、ちなみにおっぱいも
洗えなかったから、そっちも頼む」
夏希が察したのを無駄にする純心。


「露骨にそういうこと言わなくていいから!」




純心は二人がお風呂に入っている間に、
晩御飯を準備する。
せっかく三人いるのだから、
春だけど鍋料理にした。
一人暮らしをしてる純心は、
複数人でご飯を食べるのを楽しみにしていた。




お風呂から上がると、
夏希は犬女ちゃんの髪にドライヤーをかけてあげる。


「あー、そういうの俺まったく気づかないわ。
やっぱり、女子って違うのな」
純心は夏希の気遣いに感心した。


「純心、自然乾燥だしねー」


おばあちゃんにしてもらっていたように、
頭と尻尾を乾かしてもらって、
犬女ちゃんもご満悦のようだった。


「うちも一年前に座敷犬飼いはじめたんだけど、
純心に言わなかったけ?」


「あ、そういえば、そんなこと言ってたな。
もう何年も夏希ん家行ってないから、忘れてたわ」






お風呂上りの最後の仕上げに、
夏希は耳かきを取り出した。


「家から犬用耳かき持って来たから、
耳掃除してあげていいかな?」


「そんなこともするのか、是非お願いするわ」


夏希は犬女ちゃんに、膝枕してあげて、
耳掃除をはじめる。
しかし、犬女ちゃんは耳が感じやすいらしく。
微妙に体をくねくねさせながら、
絶妙な表情を浮かべる。


「ちょっと、じっとして」
夏希は犬女ちゃんをじっとさせるために、
抱きしめるように抱き着く。


顔を赤らめながら、目をつぶって、
クゥーンと甘くせつないような
鳴き声を発する犬女ちゃん。


暴れるのをじっとさせようと、
じゃれ合っているうちに、服ははだけ、
まるでショートカットの美少女二人が
絡み合っているように見える。
女性同士で何かをしているようにも見えた。


「せっかくだから、写メ撮っていいかな?」
純心は料理の手を止め、写メを撮ろうとする。


「せっかくの意味が
まったくわかんないんですけど」
純心は怒られた。

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