異世界三大異能力 ~俺たち兄弟が無双する~
第6話
※一成side
髪があるのを堪能した私は、やはり異世界と言えばお姉ショタだろと悩んだ末に肉体の外見を13歳までに戻していた。
因みに、下半身の一部は成人バージョンだ。身体は子供、頭脳は大人、下半身一部は大人、その名は御堂一成と何ともアンバランスな状態である。
「後は、ナイスバディなお姉さんに甘えるだけだw」
これだけでも異世界を満喫している。
しかし、こんなに移動しても先程の落下地点に着かないのはおかしい。
迷っているのかと不安になる。
「おっ、人発見。おーい。」
すると先方は、弓を放って来たのである……、正に蛮族許すまじ。こんな深い森に人がいるのはおかしいよな。
ヒュンヒュンと弓が頭上を通過し後ろの幹に深々と刺さる。
「危ない、危ないってば殺す気かよっ!」
「やったかっ?」
「いや、声が聞こえなかった…俺が前にでる。」
(蛮族は2人、二手にわかれて挟み撃ちするつもりの様だ。いきなりピンチだー、武器はなし、子供の私に何が出来る。そうだ、自由時間フリータイムで時間停止すればいいじゃん)
「ザ・時間停止(フリータイム)っ!」
私を中心に時間を停止させる。異能力を観察して見れば自分の半径100㍍くらいだけが止まっているようだ。向こうに見える鳥たちは動いている。
(蛮族を見に行けば、小汚い衣服に手入れをしていない伸ばしぱなしの無精髭腰に短刀があり、背中に抱える革袋には子供が二人、手足を縛られ詰められている。)
こりゃ~いかん。蛮族ではなく人さらいの盗賊でした。
今、私は試されている。
樹海でやっと人に出会えたのは良かったが、なんと相手は人さらいの盗賊でした。しかも、異能力で盗賊を無力化したら革袋から子供が2人現れました。
見て見ぬふりは出来るだろうが……、私には出来ませんでした。
現在は、近くにあった洞窟に避難してます。因みに、盗賊から身ぐるみ剥ぎました。同性の衣類を脱がすと言う難行を終え、革袋と子供たちを抱き抱え、逃げてきました。
枯れ木を集め、たまたま手元にあったライターで焚き火を起こし獣が来ないようにする。
「そうだ、戦利品があったのだよ…。」
戦利品はと言うと…。
地図
片手剣
短刀
革の水袋×2
短弓
矢×7
パン、チーズ、干し肉、果物(数日分)
財布の中身
銀貨×13
銅貨×20
銭貨×4
と言う内容である。
武器があるのは助かるが使える気がしない。
何せ片手剣だけでも重く、振り回すには筋力がまず足りない。ここは、短刀だけにしておこう。
地図にはここの国名だろうかMidgardと書かれいる。所詮、外国語なんてまったく喋れない会社員には名前しか解読出来ない。
ガサガサっと枯れ葉を集めたベットから子供が警戒しながら身を起こす。驚いた顔をすると近くにいるもう一人の子供を必死に揺すり起こす。
「お姉ちゃん、お姉ちゃん大丈夫?」
必死に揺すり起こす姿から今まさに私に襲われると思われているに違いない。
「んっ……、ノリス?良かった、無事だったのね?ここはどこなの?」
「わかんない。気がついたら、ここにいたの 」
私と目が合い、少しでも警戒されないように爽やかな笑顔で話かける。助けて貰った事で好感度が上がって一成様素敵、抱いてってなると思ってた時期が僕にもありました。
「…………。」
(あっあれーーぇ)
そうだよね……、拐われて目が醒めたら目の前に見知らぬ少年がいたら不気味だよね。
しかも、胡散臭い笑顔を向けられれば信用出来る相手ではなく、拐らった男たちの仲間と疑われても仕方がない。
それから、何度か話かけてはみたがことごとく反応はない。暫く、様子を見ようかな……。
ぐぅ~ぅ
この緊張感を壊す様に、姉妹のどちらかだろう。落ち着いたら空腹なのを思いだしたのだろう。
髪があるのを堪能した私は、やはり異世界と言えばお姉ショタだろと悩んだ末に肉体の外見を13歳までに戻していた。
因みに、下半身の一部は成人バージョンだ。身体は子供、頭脳は大人、下半身一部は大人、その名は御堂一成と何ともアンバランスな状態である。
「後は、ナイスバディなお姉さんに甘えるだけだw」
これだけでも異世界を満喫している。
しかし、こんなに移動しても先程の落下地点に着かないのはおかしい。
迷っているのかと不安になる。
「おっ、人発見。おーい。」
すると先方は、弓を放って来たのである……、正に蛮族許すまじ。こんな深い森に人がいるのはおかしいよな。
ヒュンヒュンと弓が頭上を通過し後ろの幹に深々と刺さる。
「危ない、危ないってば殺す気かよっ!」
「やったかっ?」
「いや、声が聞こえなかった…俺が前にでる。」
(蛮族は2人、二手にわかれて挟み撃ちするつもりの様だ。いきなりピンチだー、武器はなし、子供の私に何が出来る。そうだ、自由時間フリータイムで時間停止すればいいじゃん)
「ザ・時間停止(フリータイム)っ!」
私を中心に時間を停止させる。異能力を観察して見れば自分の半径100㍍くらいだけが止まっているようだ。向こうに見える鳥たちは動いている。
(蛮族を見に行けば、小汚い衣服に手入れをしていない伸ばしぱなしの無精髭腰に短刀があり、背中に抱える革袋には子供が二人、手足を縛られ詰められている。)
こりゃ~いかん。蛮族ではなく人さらいの盗賊でした。
今、私は試されている。
樹海でやっと人に出会えたのは良かったが、なんと相手は人さらいの盗賊でした。しかも、異能力で盗賊を無力化したら革袋から子供が2人現れました。
見て見ぬふりは出来るだろうが……、私には出来ませんでした。
現在は、近くにあった洞窟に避難してます。因みに、盗賊から身ぐるみ剥ぎました。同性の衣類を脱がすと言う難行を終え、革袋と子供たちを抱き抱え、逃げてきました。
枯れ木を集め、たまたま手元にあったライターで焚き火を起こし獣が来ないようにする。
「そうだ、戦利品があったのだよ…。」
戦利品はと言うと…。
地図
片手剣
短刀
革の水袋×2
短弓
矢×7
パン、チーズ、干し肉、果物(数日分)
財布の中身
銀貨×13
銅貨×20
銭貨×4
と言う内容である。
武器があるのは助かるが使える気がしない。
何せ片手剣だけでも重く、振り回すには筋力がまず足りない。ここは、短刀だけにしておこう。
地図にはここの国名だろうかMidgardと書かれいる。所詮、外国語なんてまったく喋れない会社員には名前しか解読出来ない。
ガサガサっと枯れ葉を集めたベットから子供が警戒しながら身を起こす。驚いた顔をすると近くにいるもう一人の子供を必死に揺すり起こす。
「お姉ちゃん、お姉ちゃん大丈夫?」
必死に揺すり起こす姿から今まさに私に襲われると思われているに違いない。
「んっ……、ノリス?良かった、無事だったのね?ここはどこなの?」
「わかんない。気がついたら、ここにいたの 」
私と目が合い、少しでも警戒されないように爽やかな笑顔で話かける。助けて貰った事で好感度が上がって一成様素敵、抱いてってなると思ってた時期が僕にもありました。
「…………。」
(あっあれーーぇ)
そうだよね……、拐われて目が醒めたら目の前に見知らぬ少年がいたら不気味だよね。
しかも、胡散臭い笑顔を向けられれば信用出来る相手ではなく、拐らった男たちの仲間と疑われても仕方がない。
それから、何度か話かけてはみたがことごとく反応はない。暫く、様子を見ようかな……。
ぐぅ~ぅ
この緊張感を壊す様に、姉妹のどちらかだろう。落ち着いたら空腹なのを思いだしたのだろう。
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