生きて世界を見て廻る
1章 6節 教会
アイリーナさんの言う通り教会があった、だが少し物静かさを感じる。
「あれが教会か?」
「だね」
「取り敢えず入るか」
2人は、教会の中へと足を踏み入れた、中に入ると外の雰囲気とは変わって明るく神々しい感じがした、太陽の光に照らされ神に祈りを捧げている人がいた。
「あのーここの神父さんでよろしいですか?」
話し掛けると、その人はゆっくりと振り替えり立ち上がった。
「えぇ…私がここの神父のタールです、何かご用件でしょうか?」
「はい、俺のスキルについて知りたいのですが」
「えぇ…かしこまりました、今私のスキルで拝見させていただきます。」
「お願いします」
そう言う神父は、右手を前に出し目を閉じた、すると何か驚いた様な顔をして目を開いた。
「えぇ…見えました、あなたには、冥府の神から加護が備わっております」
「やっぱり加護持ちだったんだね」
「でそれはどんな能力なのですか?」
ルートが質問すると神父は困った顔をした。
「えぇ…それが見えないのです…」
「見えない?」
「えぇ…しっかりと加護は発動しております、ですが何の能力かが見えないのです、そんなことは今までに無かったのですが…」
「そうですか…」
ルートは、少し悲しい顔をした。
「でもこれでスキルがあるってことが分かったね」
「能力はわからないけどな」
「えぇ…さっきから気になっていたのですが左腕を怪我されていますね?」
神父は、左腕を指指しながら話す。
「そうなんです、青熊との戦闘でやられまして」
「えぇ…青熊ですか、相当危険なモンスターと聞いておりますがよくご無事で、怪我は特別に治して差し上げます」
「本当ですか?」
神父は、両手で輪になるように作り魔法を唱える。
「ハイヒール」
神父が唱えた瞬間に、ルートの腕はみるみる元通りになった。
「これが魔法…」
「えぇ…初めてですか?」
「えぇ…そうなんですよ」
「私の弓も魔法を乗せて使ってたよ」
「あれも魔法なのか」
「そ、風の魔法を矢に乗せて撃ったの」
「えぇ…今回はとても珍しいものを見せていただいたので本来は、鑑定料を頂くところですがね」
「えぇ…ありがとうございます、本当」
「ルート?さっきから神父さんの写ってるよ?」
神父にお礼をいい教会を後にした。
外に出ると太陽が落ち始めていた。
「もう日が暮れるな、今日寝泊まりする所すらないぞ」
「大丈夫、冒険者アイテムショップ行こ」
「いいけど、そんなのどこにあるんだ?」
「ギルド内にあったよ?」
「えぇ…見てませんでした」
2人は、再び冒険者ギルドへと足を進めた。
「あれが教会か?」
「だね」
「取り敢えず入るか」
2人は、教会の中へと足を踏み入れた、中に入ると外の雰囲気とは変わって明るく神々しい感じがした、太陽の光に照らされ神に祈りを捧げている人がいた。
「あのーここの神父さんでよろしいですか?」
話し掛けると、その人はゆっくりと振り替えり立ち上がった。
「えぇ…私がここの神父のタールです、何かご用件でしょうか?」
「はい、俺のスキルについて知りたいのですが」
「えぇ…かしこまりました、今私のスキルで拝見させていただきます。」
「お願いします」
そう言う神父は、右手を前に出し目を閉じた、すると何か驚いた様な顔をして目を開いた。
「えぇ…見えました、あなたには、冥府の神から加護が備わっております」
「やっぱり加護持ちだったんだね」
「でそれはどんな能力なのですか?」
ルートが質問すると神父は困った顔をした。
「えぇ…それが見えないのです…」
「見えない?」
「えぇ…しっかりと加護は発動しております、ですが何の能力かが見えないのです、そんなことは今までに無かったのですが…」
「そうですか…」
ルートは、少し悲しい顔をした。
「でもこれでスキルがあるってことが分かったね」
「能力はわからないけどな」
「えぇ…さっきから気になっていたのですが左腕を怪我されていますね?」
神父は、左腕を指指しながら話す。
「そうなんです、青熊との戦闘でやられまして」
「えぇ…青熊ですか、相当危険なモンスターと聞いておりますがよくご無事で、怪我は特別に治して差し上げます」
「本当ですか?」
神父は、両手で輪になるように作り魔法を唱える。
「ハイヒール」
神父が唱えた瞬間に、ルートの腕はみるみる元通りになった。
「これが魔法…」
「えぇ…初めてですか?」
「えぇ…そうなんですよ」
「私の弓も魔法を乗せて使ってたよ」
「あれも魔法なのか」
「そ、風の魔法を矢に乗せて撃ったの」
「えぇ…今回はとても珍しいものを見せていただいたので本来は、鑑定料を頂くところですがね」
「えぇ…ありがとうございます、本当」
「ルート?さっきから神父さんの写ってるよ?」
神父にお礼をいい教会を後にした。
外に出ると太陽が落ち始めていた。
「もう日が暮れるな、今日寝泊まりする所すらないぞ」
「大丈夫、冒険者アイテムショップ行こ」
「いいけど、そんなのどこにあるんだ?」
「ギルド内にあったよ?」
「えぇ…見てませんでした」
2人は、再び冒険者ギルドへと足を進めた。
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