抜かない私と抜けない僕

下の蠍

抜けない僕2

昼に呼び出しがあった
ってかまだ知られて無かったのもあって
お、いや僕の名前が呼ばれた時には教室がざわめいたよ
ってかめんどくさいけど行かないと行けないよな

着いたけどここだよな馬鹿でけぇ扉
ギィィィ
おっ自動か
「流石だ、入学初日以降の暴れようが途端に消えた話題の生徒だけある」
「しょうがないだろ……でもこれも少しの辛抱!」
「やれやれ、まぁいい席につけ」
「えっと俺の席は〜入ってすぐの席かよ」
「13席だからな」
んでなんだかんだで揃い始めたけど
みんな格好おかしいだろ!!
ただ雰囲気で分かるみんな強者だ
そして1席遅すぎる!!
ギィィィ
あ、ようやく来た
「あら〜マガクマさんが1番最後よ」
生徒会長が口を開いた
「ガゥガウルルガゥゥ!!!」
は?着ぐるみーーーしかも声までぇ
「素直でいい子ね、とりあえず席に着きなさい?えっと1席は私の斜め前ね」
わぉマガクマ歩くとこえー
しかも1席だけあるな、オーラ凄いぞ
「じゃ皆さん席にちゅい……」
噛んだよ?ゆでダコ状態になってるじゃん
「やっぱ私には無理だよぉ!」
副生徒会長に縋るなよ!生徒会長!
「では私の方からせつ…」
zzzは!寝てた
「……う実力者が見つから無かった為6席は以降も空席となる」
あ、まぁどうでもいっか
「では最後にそれぞれ個人の写真を撮り学校内に掲示する。尚席取り開始は明日から、では解散」
写真って……着ぐるみの人見つけれんくね??
まぁ自分には関係ないか
でも確か全員揃っから招集とか言ってたのに
6席どうなってんだよ……
とりあえず帰るか

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