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自由気ままな最強パーティ!

水無月空

五十一話 聖鎧アイギス

 俺はダンジョンに来ている。
 今は、ミスリルと剛竜の鱗の合金で
 作った鎧を着ている。
 まぁ、必要はないと思うが。
 今回はクエストなんかではない。
 俺個人の討伐任務だ。
 今回狙うのは聖鎧アイギス。
 あらゆる魔法をバニッシュし、
 中に入っている人を治癒する。
 世界最強の防具だ。
 このダンジョンの奥にあるらしい。
 ダンジョンの難易度はSランク。
 ダンジョンはS~Eランクに分けられる。
 Sランクは最高難度でソロで潜れるのは
 世界に10人いないだろう。
 A~Cランクはソロでも潜れないことは
 ないが、Lv70未満は単独侵入禁止だ。
 D~Eランクは簡単なダンジョンだ。
 まぁ、もうその位のダンジョンは
 すでに探索されつくしているが。
 今日のダンジョンはSランクだ。


 暗い階段を降っていくと
 上級モンスターがいる。
 うわぁ、最悪だぁ。囲まれちゃった。
 キメラがざっと10体、聖騎士ゾンビが8体。
「楽しいなぁ。あはははぁ!」
 まず、右前方にいるゾンビ3体を
 殴殺。右拳で鎧を砕き、拳を引いた時の
 左拳の溜めを解放。異能など使うまでもない。
 腐った体を貫くのに強大な力は必要ない。
 そのまま回転し右裏拳でその後方のキメラ
 4体を巻き込み首を飛ばす。
 その後、左脚の蹴りを空中で放つ。
 ゾンビ5体は命中しなくとも衝撃波で
 下半身と上半身が離れる。
 キメラ6体は何かに怯えたかのように
 逃げ去っていく。
「なぁんだ、呆気ない。」


 あれから数回の戦闘があったが。
「よっしゃぁ!着いたぁ。」
 聖鎧アイギスがあるとされる
 宝物庫につく。
 無駄にでかいドアを開ける。
 ギィギギィギギィと錆びた音をさせて
 ゆっくりと開く。
「はぁ?!」
 データにない怪物。
 見た感じ山羊の頭をしたゴリゴリ筋肉の
 化け物だ。なにこいつ・・・?
「ヴァフォォォォ」
 となんか変態みたいな鳴き声でなく。
 あ、後ろの鉄格子の奥にアイギス発見。
 じゃぁ、いっちょやりますか!


 山羊ゴリラ(仮名)の右拳と俺の左拳が
 ぶつかる。漫画ならバチバチと火花が散っている
 事だろう。結構強いな。拳と拳をぶつけ合う。
 なぜこんなに強いのか?
 Lv150は超えているだろう。
 こんなのがアイギスを守っていたなら
 誰も手に入れていないのも頷ける。
「さぁ、渡してもらおうか。」
 あの右の角が折れているのが
 すごい気になる・・・。
 こんなにも固いのに何故?
 俺の攻撃ではまだかすり傷しかつけられないのに。
 ん?この地面に落ちてるこの破片。
 山羊ゴリラの爪や歯?
 あ!わかったぞ。


 ぱぱっと攻撃をかわしながら
 地面に落ちている爪や歯の欠片を
 拾っていき、ソロモンの鍵で
 落ちる方向への重力を拳に向け
 引っ付ける。
 その状態で、山羊ゴリラの顔面を
 殴りつけると・・・・・・。
 ピシッと音を立て、割れていく。
 そう、硬いのなら同等かそれ以上の硬さで
 武装し、殴ればいいのだ。
 だが、この程度ではまだ倒しきれない。
 せめて、威力を増すために溜めの時間があれば。
 閃いちゃったもんね!
『リヒト』
 いつもより魔力を多く注ぎ込み
 強烈な閃光を放つようにする。
 1・2・3・4秒。
『アウトレイジ・バースト』
 時間を止め、
『ソロモンの鍵』
 力の方向を俺の推進力に変える。
 そして、思いっきり殴る。
 連撃必殺。そして、殴った時の力の向きとは
 逆向きに働く反作用を反転。
 すべての力が、山羊ゴリラの胴体部分を
 貫くようにする。
 時間は切れた。無敵のこの時間を使い、
 倒せなかった敵はいなかった。


「よし!これで聖鎧アイギス、ゲット!」
 次は、聖鎧イージスかな。
 イージスは、アイギスを身につけておけば
 余裕で手に入るだろう。
 さぁ。着々と武器を整えて魔王を倒すぞ!

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