自由気ままな最強パーティ!
四十一話 ストレス発散は大切だ!
「今日こそは、ちゃんと仕事をしてください!」
最近、遊びすぎた。仕事をサボっていたわけではない。
滞っていただけである。
「すみません!仕事しますから。」
怒らないでぇぇ~!と叫びながら執務室に戻った。
「仕事がやっと半分終わった!」
めんどくさいなぁ。
そうだ!こっそりならバレないさ!
俺って、まじ天才。
「ふぅ、何とか逃げ出せた!」
近衛兵はすでに全員眠ってもらった。
音もなく、すばやく、丁寧に気絶させる
これが、抜けだすときのコツである。
俺は、夕暮れの空の下、走った。
「ストレス発散にクエストを1つ受けるか。」
ふむ、スライム・アンデット・キメラのどれかか。
どうするかな。ん?このクエストなんだ?
1枚だけ他のクエスト用紙に埋もれていた。
なんと!素晴らしいクエストだ!
俺は、ソロでクエストを受けた。
なんと、討伐するのは
超超級モンスターのルティーヤーである。
ルティーヤーはバハムートとも呼ばれている。
そいつはプラチナの色をした身体に
ミスリルよりも堅い爪と牙。
それに超が2つあるほど討伐難度が高いのには
訳がある。Lvは170と高いのだがそれ以外にも
特別な能力であるのだ。
対象の動きを停滞させるらしい。
だから、どれだけはやく動けても意味がない。
俺とは相性が悪いのだが、2周目のLv153の俺が
どれだけ通用するのか。気になるところだ。
ここは、バハムートの巣。
半径1㎞くらいの円状になっている。
目の前に、情報と同じ竜がいる。
想像よりも遥かに大きい。
「こりゃぁ、国王の俺が直々に倒さねぇとなぁ。」
国民に倒させるのはすごく危ない。
俺がしっかりと倒さねば。
戦闘開始!
「バルォォォォオ」
耳をつんざくような大声。
「うるせぇ!」
右の拳を突き出す。
うひょぉ!こわっ。牙が掠めたよ!
しかし、俺の右拳はしっかりと鼻っ柱に命中。
「いってぇ!?」
忘れていた。こいつはけっこう堅い鱗もあるんだった。
じゃぁ、異能発動!
拳と背中に能力を発動。
眼球に一つ、左拳をめり込ませる。
と、イメージしたのだが。虚しく空をきる。
これは、バハムートの能力か。
やつは、俺の背後を取り、噛みつこうとしてくる。
「リヒト!」
ぎりぎり間に合った詠唱。
瞬時に閃光が視界を覆う。
危ない、死ぬとこだった。
『ソロモンの鍵』
落下のエネルギーを上に向ける。
これで、浮くことができる。
相手の垂直抗力を逆向きにする。
さすがに潰れはしないようだ。
圧縮強化に圧縮強化を重ねる。
それにソロモンの力を重ねがける。
高速移動して、音速を簡単に超えた速度の
一撃。それに、数発殴る。
連撃必殺。
「———ーーーー--‐‐」
悲鳴にもならない声をまき散らして
バハムートは経験値に変わった。
最後の声は俺に対する呪詛の言葉だろうか?
まぁ、知ったことではないが。
ありがとう、経験値になってくれて。
いいストレス発散になったと思ったのだが、
城に帰ってから、ミークにこっぴどく叱られ、
執務室でミークと缶詰て仕事することになった。
最近、遊びすぎた。仕事をサボっていたわけではない。
滞っていただけである。
「すみません!仕事しますから。」
怒らないでぇぇ~!と叫びながら執務室に戻った。
「仕事がやっと半分終わった!」
めんどくさいなぁ。
そうだ!こっそりならバレないさ!
俺って、まじ天才。
「ふぅ、何とか逃げ出せた!」
近衛兵はすでに全員眠ってもらった。
音もなく、すばやく、丁寧に気絶させる
これが、抜けだすときのコツである。
俺は、夕暮れの空の下、走った。
「ストレス発散にクエストを1つ受けるか。」
ふむ、スライム・アンデット・キメラのどれかか。
どうするかな。ん?このクエストなんだ?
1枚だけ他のクエスト用紙に埋もれていた。
なんと!素晴らしいクエストだ!
俺は、ソロでクエストを受けた。
なんと、討伐するのは
超超級モンスターのルティーヤーである。
ルティーヤーはバハムートとも呼ばれている。
そいつはプラチナの色をした身体に
ミスリルよりも堅い爪と牙。
それに超が2つあるほど討伐難度が高いのには
訳がある。Lvは170と高いのだがそれ以外にも
特別な能力であるのだ。
対象の動きを停滞させるらしい。
だから、どれだけはやく動けても意味がない。
俺とは相性が悪いのだが、2周目のLv153の俺が
どれだけ通用するのか。気になるところだ。
ここは、バハムートの巣。
半径1㎞くらいの円状になっている。
目の前に、情報と同じ竜がいる。
想像よりも遥かに大きい。
「こりゃぁ、国王の俺が直々に倒さねぇとなぁ。」
国民に倒させるのはすごく危ない。
俺がしっかりと倒さねば。
戦闘開始!
「バルォォォォオ」
耳をつんざくような大声。
「うるせぇ!」
右の拳を突き出す。
うひょぉ!こわっ。牙が掠めたよ!
しかし、俺の右拳はしっかりと鼻っ柱に命中。
「いってぇ!?」
忘れていた。こいつはけっこう堅い鱗もあるんだった。
じゃぁ、異能発動!
拳と背中に能力を発動。
眼球に一つ、左拳をめり込ませる。
と、イメージしたのだが。虚しく空をきる。
これは、バハムートの能力か。
やつは、俺の背後を取り、噛みつこうとしてくる。
「リヒト!」
ぎりぎり間に合った詠唱。
瞬時に閃光が視界を覆う。
危ない、死ぬとこだった。
『ソロモンの鍵』
落下のエネルギーを上に向ける。
これで、浮くことができる。
相手の垂直抗力を逆向きにする。
さすがに潰れはしないようだ。
圧縮強化に圧縮強化を重ねる。
それにソロモンの力を重ねがける。
高速移動して、音速を簡単に超えた速度の
一撃。それに、数発殴る。
連撃必殺。
「———ーーーー--‐‐」
悲鳴にもならない声をまき散らして
バハムートは経験値に変わった。
最後の声は俺に対する呪詛の言葉だろうか?
まぁ、知ったことではないが。
ありがとう、経験値になってくれて。
いいストレス発散になったと思ったのだが、
城に帰ってから、ミークにこっぴどく叱られ、
執務室でミークと缶詰て仕事することになった。
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