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自由気ままな最強パーティ!

水無月空

三十八話 サタン、よわっ!

「国王陛下!世継をとられたそうで、
 おめでとうございます!」
 なんと、すでに三賢者の皆さんや国民。
 しかも隣国の方々も知っていた。
 噂は風のようだ。しかも、脚色されて。
「これからはさぁ、家の事もあるし
 ちょっぴり自由時間増やしてもいいか?」
 今は16歳くらいの女の子(元は男)に
 おねだりされると賢者といえど弱いようだ。
 そりゃそうだ。俺も愛音には弱い。
「これからは、役人やメイドを増やしましょう。」
「ありがとう。これからはもっと頑張ってみるよ。」
「はっ!そうしていただくと有難いです。」
「じゃぁ、今日は帰らせてもらうよ。」


「たでぇーまぁー!」
 屋敷に帰った。
 今は、一番大きい個室を俺ら二人の部屋にし
 俺の部屋を俺らの荷物置き。
 屋敷のみんなは納得してくれている。
「おかえりっ!今日は早かったわね。」
「まぁな。今から一緒にあるクエストにいかないか?」
「え?!ナニナニ!?」
 なんと、サタンの討伐なのだ。
 まぁ、超強力なモンスターなので通常は
 複数のパーティでギルドをつくり攻める。
 過去には国軍が一度に滅ぼされた履歴もある。
 今までで討伐に成功したのは勇者とそのギルドのみ。
 大変な量の戦死者がでたらしいが・・・。
「それって、みんなで行くよね!」
 すごく、ワクワクしているようだ。
 まぁ、超久々のバトル。
 そういえば、サタンはダンジョンにいるんだっけ。


 ダンジョンにて。
「うわぁ、暗いし、ジメジメする。」
「仕方ないだろう、そういうとこだから。」
 愛音は嫌そうだ。
 ていうか、みんな嫌そうだが。
 そんななかミークだけはルンルンだ。
 運が良かったのか、悪かったのか。
 目の前にはダンジョンのボス部屋。
 一発で正解ルートを引き当てたようだ。


 ドアを開け。
 目の前には禍々しい姿をした化け物。
「あらぁ、サタンじゃないの。」
「ん?なんだ、知り合いなのか?」
「まぁ、昔の部下っていうか。下僕?」
 へぇ、知らなかった。


 数時間の激戦の末の勝利。
 というようなものにはならなかった。
 何というか、フルボッコ。
 もはや相手が可哀想すぎて同情してしまった。
 強すぎるものだと思っていたが、
 ルシファーの疑似空間で閉じ込め、
 嶽が影で固め、強化組で殴りまくり、
 ミークがラストkill。まぁ、あっけなかった。


 また、俺らの自由気ままな最強生活が始まった。
 以前から変わったことは俺らの実力と人数。
 権力や、生活の質。ただそれだけだ。
 ただ、大きく変わったのはミークとの関係。
 大きな、進歩である。
 いろいろと飛ばしたかもしれないが。
 俺にとっては些細な事。これからも
 物語は続いていく。俺の最強伝説は終わらない。
 終わることを知らないのだ。
 

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