自由気ままな最強パーティ!
二十三話 嶽の仕事は・・・?
嶽が尾行していた奴がこの街で1番悪徳貴族である、
ヴァーミリアンだとわ。あそこのおっさんはヤバいんだよ。
この前、金に困ってないくせに詐欺を働いてたし。
しかも、デブで自分では働かないニート貴族だ。
で、嶽はなにをしに行くんだ?まさか・・・?!
まぁ、ホモではなかろう。
「ミーク、もうちょい接近できるか?」
「たぶん、大丈夫じゃないかしら。」
跳躍し、悪徳貴族の屋敷の屋根を目指す。
街の屋根を走り、はい到着。
「ねぇ、この窓から覗こうかな。」
「そうだな、嶽はどこにいる?」
「ちょっと待ってね。」
索敵魔法なんてないはずなんだが。
「魔法弾、追尾型。」
魔法弾に追尾効果とかあるのか。
「チェック、周囲の人。あ、いた。」
「え?何それ。」
「周囲の人を脳内マップに赤い点として表示して
そしたら、自分と親しい人なら名前も表示されるのよ。」
「なにそれこわい。」
「べべべ別にこれで変なことしてるわけじゃないわよ!?」
べべべ別に変なことしてるわけじゃないのか。
安心してトイレとかベットに入れる。
あぁ、怖い能力だこと。
「あ、これ能力じゃなくてみんな使える魔法よ?」
「でも、使ってる奴見たことねぇな。
なんか制限か何かあるんじゃないのか?」
「まぁ、Lv150になったら使えるわ。」
「へ~そうなんだ。」
俺のLvはついに180でありミークは178らしい。
ルシファーは割と高く150である。
不動明王のときからしたら俺のパーティは
とてもLvが上がった。そりゃもう高難度クエストを
こなしまくったなぁ。
「で、どの辺だ?」
「この窓から見えるドアから入った部屋で
その中にもう1人いるからそいつがヴァーミリアンかも。」
「了解。この窓こっそり割って侵入して隠密魔法のまま
尾行開始な。それでいいだろう?」
「うん、じゃぁ行きましょうか。」
ミークが、ガラスを炙って俺は静かに割る。
その後俺は力を操作して、ガラス片を落とさないように
浮かせて、地面にゆっくり降ろす。
こそこそと部屋を出て、ドアに耳をつけ
中でどんな話をしているか聞いてみる。
『命だけは、助けてくれ。金ならいくらでも払う!』
『金も命も今は取らない。だが、今している
農業政策と税金の過剰取り立てはやめろ。』
『わかった、わかったからナイフを下してくれ!』
『ずっと監視させてもらう。』
おぉぅ。なんて緊迫した現場なんだ。
ヴァーミリアンは怯えすぎて号泣していたようだ。
「こっちに来るみたいだな、下がろうか。」
「う、うん。」
「前から嶽くんは怖い人だと思ってたけれど。
義賊というか、暗躍者というか、闇の仕事だったのね。」
「でも、俺らの街の治安を裏で守ってたのか。」
この話題には屋敷では触れないようにするか。
「そろそろ、屋敷に戻りましょう?」
「そうだな、もう夜中だしな。」
それから数日がたったころ街の住民は何も知ることもなく
嶽の暗躍によって税金も農業も良くなった。
ヴァーミリアンは改心したように街の
ボランティアに参加するようになった。
その日から俺とミークは嶽を尊敬の目で見るようになった。
ヴァーミリアンだとわ。あそこのおっさんはヤバいんだよ。
この前、金に困ってないくせに詐欺を働いてたし。
しかも、デブで自分では働かないニート貴族だ。
で、嶽はなにをしに行くんだ?まさか・・・?!
まぁ、ホモではなかろう。
「ミーク、もうちょい接近できるか?」
「たぶん、大丈夫じゃないかしら。」
跳躍し、悪徳貴族の屋敷の屋根を目指す。
街の屋根を走り、はい到着。
「ねぇ、この窓から覗こうかな。」
「そうだな、嶽はどこにいる?」
「ちょっと待ってね。」
索敵魔法なんてないはずなんだが。
「魔法弾、追尾型。」
魔法弾に追尾効果とかあるのか。
「チェック、周囲の人。あ、いた。」
「え?何それ。」
「周囲の人を脳内マップに赤い点として表示して
そしたら、自分と親しい人なら名前も表示されるのよ。」
「なにそれこわい。」
「べべべ別にこれで変なことしてるわけじゃないわよ!?」
べべべ別に変なことしてるわけじゃないのか。
安心してトイレとかベットに入れる。
あぁ、怖い能力だこと。
「あ、これ能力じゃなくてみんな使える魔法よ?」
「でも、使ってる奴見たことねぇな。
なんか制限か何かあるんじゃないのか?」
「まぁ、Lv150になったら使えるわ。」
「へ~そうなんだ。」
俺のLvはついに180でありミークは178らしい。
ルシファーは割と高く150である。
不動明王のときからしたら俺のパーティは
とてもLvが上がった。そりゃもう高難度クエストを
こなしまくったなぁ。
「で、どの辺だ?」
「この窓から見えるドアから入った部屋で
その中にもう1人いるからそいつがヴァーミリアンかも。」
「了解。この窓こっそり割って侵入して隠密魔法のまま
尾行開始な。それでいいだろう?」
「うん、じゃぁ行きましょうか。」
ミークが、ガラスを炙って俺は静かに割る。
その後俺は力を操作して、ガラス片を落とさないように
浮かせて、地面にゆっくり降ろす。
こそこそと部屋を出て、ドアに耳をつけ
中でどんな話をしているか聞いてみる。
『命だけは、助けてくれ。金ならいくらでも払う!』
『金も命も今は取らない。だが、今している
農業政策と税金の過剰取り立てはやめろ。』
『わかった、わかったからナイフを下してくれ!』
『ずっと監視させてもらう。』
おぉぅ。なんて緊迫した現場なんだ。
ヴァーミリアンは怯えすぎて号泣していたようだ。
「こっちに来るみたいだな、下がろうか。」
「う、うん。」
「前から嶽くんは怖い人だと思ってたけれど。
義賊というか、暗躍者というか、闇の仕事だったのね。」
「でも、俺らの街の治安を裏で守ってたのか。」
この話題には屋敷では触れないようにするか。
「そろそろ、屋敷に戻りましょう?」
「そうだな、もう夜中だしな。」
それから数日がたったころ街の住民は何も知ることもなく
嶽の暗躍によって税金も農業も良くなった。
ヴァーミリアンは改心したように街の
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その日から俺とミークは嶽を尊敬の目で見るようになった。
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