自由気ままな最強パーティ!
八話 炎龍討伐
 王都<ノルン>にて
「すげぇ!この街でけぇ!おぉ。あの店で帰りになんか買ってこうぜ!」
王都ノルンはこの国の約8分の1の面積がある。いちばん大きな街だ。
そして、街の中心には大きな王宮がある。王宮っていうだけある。とても幻想的な王宮だ。
あぁ。あそこに住みてぇ。俺らの屋敷の何倍なんだろうか。
「わぁ。なにあのお店!見たことない植物が売ってるわ!あ!あのお店魔力結晶が売ってるわ!」
俺と同じように浮かれるミーク。さすが幼馴染、気が合う。幼馴染だから気が合うのか知らんが。
「王都に来るのも久しぶりだな。」
「嶽は来たことあるのか?」
「あぁ。1年くらい前だがな。あのときは忙しかったから観光なんかしていなかったからな。」
ここに来て観光しないのとか、あいつなにしてたんだよ。不思議な奴だ。
「みなさん。王宮にもうすぐ着きますよ!」
おぉ、なんやかんや話している間にもう着いたのか。意外とすぐ着いたな。
「王宮の近衛兵はみなさん血気盛んなのであまりからかわないでくださいね。佑さん。」
え、俺?嫌だな~そんなバカなことしないよ。たぶん。
「私、とりあえず王宮の方々に挨拶と皆さんが中に入れるようにお願いしてきますね。」
それから、10分くらいするとルナが出てきた。手で大きな丸を作っている。OKだったようだ。
王宮の中は煌びやかな装飾にたくさんの部屋。しかも、兵の訓練場がある。汗くさい。
「この先のあの大きなドアの奥に私の父、国王陛下がいます。お気をつけて。」
「大丈夫だ。静かにしとくよ。」
王様の部屋は厳かな雰囲気でやはり煌びやかだ。すげぇ、いったいこの城にいくらかけたんだよ。
「ルナよ。そちらの者たちは客人か?」
「いえ、私の仲間たちです。とてもお優しく、とてもお強いのです。
また、この龍園佑様は先日大悪魔ベリアルを単独撃破致しました。」
「ほぅ?あのベリアルをか?さぞLvの高いお方なのだろう。のぉ、佑殿。」
どうしよう、いきなり話題がこちらに・・・。まぁ適当に話を合わせるか。
「え、えぇ。Lvは高い方だとは思います。」
「やはりか。おぬしにはこの先の国の安全を守ってもらいたいのぉ。」
「いえいえ。私ごときにそのような大役は厳しいと思います。」
「何、ベリアルを倒せる程のLvなのだろう。この国にはそんなLvのやつなど数えるほどしかいまい。」
え。そうなの?俺、そんなすごいの?俺TUEEEEEEE!
「この国の皇女の婿の決め方は知っているな?」
「え?あ、はい。存じております。」
この国の皇女の婿は実力のあるものがなる。簡単に言えば強ければ強いほど逆玉の輿が可能なのだ。
「おぬしほどの実績があるのならルナを嫁にくれてやってもいいが・・・」
え?今、俺の逆玉の輿が可能になるような発言が聞こえたが。
「だが、おぬしの実力を真実のものなのか知りたいのぉ。
あぁ、そうじゃ、炎龍の討伐をお願いしようかの。」
「え、炎龍ですか。」
炎龍っていえば超やばいんじゃ?この前騎士団が2つ壊滅したんじゃ・・・?
「なに。ベリアルよりはLvが低いようじゃ。」
えぇ。この前のはまぐれだからそんなの無理。
「やってくれるじゃろ?」
俺は、炎龍討伐をすることになった。王様に頼まれていいえといえるだろうか俺は無理だった。
「カロロロロ」
今、炎龍の偵察に来てみたが、あれは無理だ。真正面かやって勝てる相手ではない。
なにか、手はないか・・・あ。そうだ!俺はありきたりだが最強の作戦を考えた。
「ねぇ。無理だよね!あんな化け物。」
「大丈夫だ、作戦がちゃんとある。」
すでにミークは涙目だ。面白いな!こいつの涙目。俺は笑いをこらえながら作戦を皆に提案した。
作戦は簡単だ。ミークが水魔法で遠距離魔法で攻撃。そのミークをルナが常に防御発動で護衛。
そして、俺が全力で力を溜め溜まりしだい攻撃&安全な場所へ避難。
また、俺が攻撃した直後に嶽が一瞬ならできるようなので一瞬の炎龍の拘束。
これで、俺が逃げれる。要するにHIT&AWAY作戦だ。
「この作戦で大丈夫そうか?」
「まぁ、そうするしかないわよね。」
「そうだな。そのありきたり作戦に賛成だ。」
「はい。私、頑張ります!」
よし。勝ってやろうじゃねぇか!
「いくぞ!ミーク、遠距離!ルナ防御!」
「「はい!」」
俺はとりあえず8秒間力を溜めた。そして、作戦通り攻撃した。あれ?あんまり手ごたえがない。
安全なところに戻ると炎龍を見た。殴ったところが鱗が剥がれ陥没している。
「佑くん、すごいよ!炎龍が一発でダメージ受けてる!ごり押ししちゃお!」
そうだな。ゴリ押しするか。俺は、一発で決めるために32秒ゆっくり時間を溜めた。
今、俺が溜められる最長時間だ。おら、いくぞ炎龍!俺は炎龍を討伐した。
はずだった。空からさっきのやつより何倍もでかい炎龍がきた。相当ご立腹だ。
あぁ、あいつは子供か、だから弱かったのか。あはは、ドウシヨウコレ。
「くそったれぇぇぇ!!!!」
俺は、試したい必殺技を発動した。8秒間の圧縮強化ののち
「アウトレイジ・バーストぉ!」
252倍のパワーで15秒殴りまくるという必殺技だ。発動できるのか?
おぉ、発動可能のようだ。殴る、殴る、殴りまくる!15秒。
炎龍は粉砕された。あれ?俺の体が動かない。景色が傾いてる?あ、俺が倒れてるのか。
倒れたものの意識は失わない。圧縮強化×アウトレイジ・バーストは体に負担が大きいようだ。
それから、10分後俺の体は動くようになった。これは、絶対倒せるときに使うべきだなあはは。
「無理しちゃだめですよ。佑さん」
「そうよ!そんな危ないことしちゃだめよ?すごかったけど。」
「そうだぞ。10分も動けないなんて危なすぎる。」
俺らは、みんなに説教くらいながらも討伐成功した。
炎龍の討伐報酬は確か、1億ぐらいだったか?やったね!また、金持ちになる。ひゃっほい!
「王都に戻ろうぜ?な?」
俺らは、さっさと王都に戻ることにした。
「すげぇ!この街でけぇ!おぉ。あの店で帰りになんか買ってこうぜ!」
王都ノルンはこの国の約8分の1の面積がある。いちばん大きな街だ。
そして、街の中心には大きな王宮がある。王宮っていうだけある。とても幻想的な王宮だ。
あぁ。あそこに住みてぇ。俺らの屋敷の何倍なんだろうか。
「わぁ。なにあのお店!見たことない植物が売ってるわ!あ!あのお店魔力結晶が売ってるわ!」
俺と同じように浮かれるミーク。さすが幼馴染、気が合う。幼馴染だから気が合うのか知らんが。
「王都に来るのも久しぶりだな。」
「嶽は来たことあるのか?」
「あぁ。1年くらい前だがな。あのときは忙しかったから観光なんかしていなかったからな。」
ここに来て観光しないのとか、あいつなにしてたんだよ。不思議な奴だ。
「みなさん。王宮にもうすぐ着きますよ!」
おぉ、なんやかんや話している間にもう着いたのか。意外とすぐ着いたな。
「王宮の近衛兵はみなさん血気盛んなのであまりからかわないでくださいね。佑さん。」
え、俺?嫌だな~そんなバカなことしないよ。たぶん。
「私、とりあえず王宮の方々に挨拶と皆さんが中に入れるようにお願いしてきますね。」
それから、10分くらいするとルナが出てきた。手で大きな丸を作っている。OKだったようだ。
王宮の中は煌びやかな装飾にたくさんの部屋。しかも、兵の訓練場がある。汗くさい。
「この先のあの大きなドアの奥に私の父、国王陛下がいます。お気をつけて。」
「大丈夫だ。静かにしとくよ。」
王様の部屋は厳かな雰囲気でやはり煌びやかだ。すげぇ、いったいこの城にいくらかけたんだよ。
「ルナよ。そちらの者たちは客人か?」
「いえ、私の仲間たちです。とてもお優しく、とてもお強いのです。
また、この龍園佑様は先日大悪魔ベリアルを単独撃破致しました。」
「ほぅ?あのベリアルをか?さぞLvの高いお方なのだろう。のぉ、佑殿。」
どうしよう、いきなり話題がこちらに・・・。まぁ適当に話を合わせるか。
「え、えぇ。Lvは高い方だとは思います。」
「やはりか。おぬしにはこの先の国の安全を守ってもらいたいのぉ。」
「いえいえ。私ごときにそのような大役は厳しいと思います。」
「何、ベリアルを倒せる程のLvなのだろう。この国にはそんなLvのやつなど数えるほどしかいまい。」
え。そうなの?俺、そんなすごいの?俺TUEEEEEEE!
「この国の皇女の婿の決め方は知っているな?」
「え?あ、はい。存じております。」
この国の皇女の婿は実力のあるものがなる。簡単に言えば強ければ強いほど逆玉の輿が可能なのだ。
「おぬしほどの実績があるのならルナを嫁にくれてやってもいいが・・・」
え?今、俺の逆玉の輿が可能になるような発言が聞こえたが。
「だが、おぬしの実力を真実のものなのか知りたいのぉ。
あぁ、そうじゃ、炎龍の討伐をお願いしようかの。」
「え、炎龍ですか。」
炎龍っていえば超やばいんじゃ?この前騎士団が2つ壊滅したんじゃ・・・?
「なに。ベリアルよりはLvが低いようじゃ。」
えぇ。この前のはまぐれだからそんなの無理。
「やってくれるじゃろ?」
俺は、炎龍討伐をすることになった。王様に頼まれていいえといえるだろうか俺は無理だった。
「カロロロロ」
今、炎龍の偵察に来てみたが、あれは無理だ。真正面かやって勝てる相手ではない。
なにか、手はないか・・・あ。そうだ!俺はありきたりだが最強の作戦を考えた。
「ねぇ。無理だよね!あんな化け物。」
「大丈夫だ、作戦がちゃんとある。」
すでにミークは涙目だ。面白いな!こいつの涙目。俺は笑いをこらえながら作戦を皆に提案した。
作戦は簡単だ。ミークが水魔法で遠距離魔法で攻撃。そのミークをルナが常に防御発動で護衛。
そして、俺が全力で力を溜め溜まりしだい攻撃&安全な場所へ避難。
また、俺が攻撃した直後に嶽が一瞬ならできるようなので一瞬の炎龍の拘束。
これで、俺が逃げれる。要するにHIT&AWAY作戦だ。
「この作戦で大丈夫そうか?」
「まぁ、そうするしかないわよね。」
「そうだな。そのありきたり作戦に賛成だ。」
「はい。私、頑張ります!」
よし。勝ってやろうじゃねぇか!
「いくぞ!ミーク、遠距離!ルナ防御!」
「「はい!」」
俺はとりあえず8秒間力を溜めた。そして、作戦通り攻撃した。あれ?あんまり手ごたえがない。
安全なところに戻ると炎龍を見た。殴ったところが鱗が剥がれ陥没している。
「佑くん、すごいよ!炎龍が一発でダメージ受けてる!ごり押ししちゃお!」
そうだな。ゴリ押しするか。俺は、一発で決めるために32秒ゆっくり時間を溜めた。
今、俺が溜められる最長時間だ。おら、いくぞ炎龍!俺は炎龍を討伐した。
はずだった。空からさっきのやつより何倍もでかい炎龍がきた。相当ご立腹だ。
あぁ、あいつは子供か、だから弱かったのか。あはは、ドウシヨウコレ。
「くそったれぇぇぇ!!!!」
俺は、試したい必殺技を発動した。8秒間の圧縮強化ののち
「アウトレイジ・バーストぉ!」
252倍のパワーで15秒殴りまくるという必殺技だ。発動できるのか?
おぉ、発動可能のようだ。殴る、殴る、殴りまくる!15秒。
炎龍は粉砕された。あれ?俺の体が動かない。景色が傾いてる?あ、俺が倒れてるのか。
倒れたものの意識は失わない。圧縮強化×アウトレイジ・バーストは体に負担が大きいようだ。
それから、10分後俺の体は動くようになった。これは、絶対倒せるときに使うべきだなあはは。
「無理しちゃだめですよ。佑さん」
「そうよ!そんな危ないことしちゃだめよ?すごかったけど。」
「そうだぞ。10分も動けないなんて危なすぎる。」
俺らは、みんなに説教くらいながらも討伐成功した。
炎龍の討伐報酬は確か、1億ぐらいだったか?やったね!また、金持ちになる。ひゃっほい!
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俺らは、さっさと王都に戻ることにした。
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