自由気ままな最強パーティ!

水無月空

一話 お嬢様get!

「痛ぇ。なんでこんな道がガタガタしてんだよ。超尻が痛ぇじゃねえか。」
「あ。ところで、佑くんクエストの受け方とか知ってるの?」
「あぁ。確か冒険者ギルドで冒険者登録。は、してるな。
 あとは、Lv50まではパーティでクエストを受けるんだよな?」
 あ、あれ?パーティ。パーティ?パーティって、4人以上だよな?あれ?
 ミークも、気が付いたみたいだ。俺ら、2人しかいないじゃん!
「どうしよう!佑くん、私たち2人しかいないじゃないの?!どうするのよ?!」
 困ったな。まぁ、なんとかなるだろう。
「助けてくださいぃ!少しだけ食べ物を。分けてくださいませんか・・・?」
 突然そんなことを言われた。なんでだよ。と思いつつも振り返ってみると
 そこには、銀髪碧眼のいわゆる、美少女ロリッ娘がいた。
 綺麗な髪に整った顔立ち。そして、華奢な身体だ。
 いかにもドレスが似合いそうな彼女のお腹からキューと切ない音が聞こえた。
 俺は、サクッとパーティを組む方法を思いついた。
「いいぜ。飯を食わせてやるよ。だが、条件がある。俺のパーティに入れ!」
「あ。はい。いいですよ。もちろんです!」
 あれ?こういう娘は戦いたがらないものだろ?!なんで即答なんだよ。
 まぁ。パーティメンバー1人ゲット!だよな。

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