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牧之原智花は人を殺さない

もやもや

17

「……それにあんた……普通の人間じゃないね……」
 智花は声のする方を睨みつけた。
「安心し。アステリアにはあんたのような人種もいるよ。もちろん。それを治す方法もね」
「それはどういう――」
 智花は言い終える前に声の主は遮った。
「さあ時間だ。とっとといっておくれ」
「ちょっと。質問に答えて!」
 智花が人陰のあるほうに一歩踏み出そうとしたとき、どこからともなく強風が吹いてきた。数歩あとずさりをした瞬間、右足に地面を踏んでいる感覚がない。
 しまった!
 そう思った瞬間身体はバランスを崩し智花は暗闇の奥底へと落ちていった。


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