コネクト 創造する世界
闘技場 不正者1
コネクト開始から一ヶ月。コネクトではあるうわさが流れるようになっていた。
【闘技場にスカイアースが乱入する】
何でも、空地(クウチ、ウロジ等読み方は多数)と呼ばれるユーザーが闘技場に来ており。【自分の情報を賭けて対戦を行ってる】
どのゲームかは不明、出現時間も未定、戦闘方法は魔銃で戦うガンナーとの情報有。戦闘方法その他は一切不明。戦った事があるユーザーは何十といるがそのどれも【記憶があやふやになっている】勿論、賭けの代償に【負けたら自分の情報が盗まれるわけだが】一億と比べれば賭ける価値は十分ある。そう思い、多くのユーザーが空地を待ち。闘技場での戦闘を行っている。
闘技場は通常レベルを統一して戦うリミットバトルと、制限なしのアンリミテッドバトルの二つが用意されている。ユーザーは空地の出没をリミットバトルに山を張り戦っている。理由は幾つかあるが。制限なしでは勝てないと踏んでるからだろう。
さて、当の本人はというと。闘技場の戦闘はコネクト社による依頼であった。
スカイアースという【餌】を利用し、不正者を釣り上げる。勝てば不正者の情報も丸まる入手でき。負けても【ダミー情報】がわたるだけ。噂はあくまでも噂なので別に真実を伝えなくても良い。不正者も一人5万と高く売れるので。小遣い稼ぎとちょっとした実験としてこの依頼を受けていた。
「さて、……今日もきているのか」
一人一万、不正者なら追加で5万。一回の戦闘は10分以内に終わるから、安く見積もっても時給5万の仕事である。
「そんな依頼が、一日に数回起きるとか……金持ちだなコネクトは」
勿論、コネクトにはコネクトの考えがある。【接続状態における、戦闘時の計算手法】これを、自分の依頼で模索してるのだ。
現状、コネクト接続時の戦闘はバグが大量発生している。メインシステム変更におけるダメージ処理。状態異常の効果の調整。そして何より、【MMORPGのようなオート操作と完全制御なしのマニュアル操作の判定】これをどうするかがまだ決まっていないため、相手を難なく倒すことが可能となっている。
VR初期では普通であった、マニュアル操作もあっち側の人員が増えたことによるオート操作の大量発生により現在は一部の人間のみが使っている状態となった。【接触による命中判定】のマニュアルと比べ、【確立による命中判定】を行うオート操作は確かに使いやすく、ステータスのみで結果がわかるため確かに使いやすい。しかしオート操作には致命的な欠陥がある。
「さて、ここが今回の依頼場所か」
闘技場に入り、指定された人物を探す。
「ウロボロス、ウロボロス……と、いた」
乱入処理をし、闘技場の戦闘フィールドに入る。
「不正を発見しました。モード【ナイトメア】を使用します」
モーションの最適化が行われる。最近は使う機会がないので。たまには使いたいものだが。
「ん、おまえがスカイアースか」
忍び装束に赤い刀を持った男が話しかけてくる。これだと、【なにが不正かわからない】
「【ムム】、不正データの解析をお願い」
ムムとはサポートAIにつけた名前である。夢の夢と書いて夢夢まぁ、ありきたりな命名である。ムムはサポートAIとして、解析、【機械的判断】、コントロール可能な技や武器の操作を行うことが可能である。これも公式チートの一つだ。勿論、不正している場合は躊躇なく使う。
「了承、これより解析を始めます」
「なにか言ったか」
「いや、どういう戦法で戦おうかなって」
「なに、すぐに無駄だとわかるさ」
さて、忍者との戦闘か……、どこをいじっているかな
【闘技場にスカイアースが乱入する】
何でも、空地(クウチ、ウロジ等読み方は多数)と呼ばれるユーザーが闘技場に来ており。【自分の情報を賭けて対戦を行ってる】
どのゲームかは不明、出現時間も未定、戦闘方法は魔銃で戦うガンナーとの情報有。戦闘方法その他は一切不明。戦った事があるユーザーは何十といるがそのどれも【記憶があやふやになっている】勿論、賭けの代償に【負けたら自分の情報が盗まれるわけだが】一億と比べれば賭ける価値は十分ある。そう思い、多くのユーザーが空地を待ち。闘技場での戦闘を行っている。
闘技場は通常レベルを統一して戦うリミットバトルと、制限なしのアンリミテッドバトルの二つが用意されている。ユーザーは空地の出没をリミットバトルに山を張り戦っている。理由は幾つかあるが。制限なしでは勝てないと踏んでるからだろう。
さて、当の本人はというと。闘技場の戦闘はコネクト社による依頼であった。
スカイアースという【餌】を利用し、不正者を釣り上げる。勝てば不正者の情報も丸まる入手でき。負けても【ダミー情報】がわたるだけ。噂はあくまでも噂なので別に真実を伝えなくても良い。不正者も一人5万と高く売れるので。小遣い稼ぎとちょっとした実験としてこの依頼を受けていた。
「さて、……今日もきているのか」
一人一万、不正者なら追加で5万。一回の戦闘は10分以内に終わるから、安く見積もっても時給5万の仕事である。
「そんな依頼が、一日に数回起きるとか……金持ちだなコネクトは」
勿論、コネクトにはコネクトの考えがある。【接続状態における、戦闘時の計算手法】これを、自分の依頼で模索してるのだ。
現状、コネクト接続時の戦闘はバグが大量発生している。メインシステム変更におけるダメージ処理。状態異常の効果の調整。そして何より、【MMORPGのようなオート操作と完全制御なしのマニュアル操作の判定】これをどうするかがまだ決まっていないため、相手を難なく倒すことが可能となっている。
VR初期では普通であった、マニュアル操作もあっち側の人員が増えたことによるオート操作の大量発生により現在は一部の人間のみが使っている状態となった。【接触による命中判定】のマニュアルと比べ、【確立による命中判定】を行うオート操作は確かに使いやすく、ステータスのみで結果がわかるため確かに使いやすい。しかしオート操作には致命的な欠陥がある。
「さて、ここが今回の依頼場所か」
闘技場に入り、指定された人物を探す。
「ウロボロス、ウロボロス……と、いた」
乱入処理をし、闘技場の戦闘フィールドに入る。
「不正を発見しました。モード【ナイトメア】を使用します」
モーションの最適化が行われる。最近は使う機会がないので。たまには使いたいものだが。
「ん、おまえがスカイアースか」
忍び装束に赤い刀を持った男が話しかけてくる。これだと、【なにが不正かわからない】
「【ムム】、不正データの解析をお願い」
ムムとはサポートAIにつけた名前である。夢の夢と書いて夢夢まぁ、ありきたりな命名である。ムムはサポートAIとして、解析、【機械的判断】、コントロール可能な技や武器の操作を行うことが可能である。これも公式チートの一つだ。勿論、不正している場合は躊躇なく使う。
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