コネクト 創造する世界
最初の三日間 クラウンクラウン
友が去った数分後、再度来客がきた。数は……四、五人か
「はじめましてかの」
先程と同様、銃をこちらの方に構えそして、
わしではなく自分を撃ち、死んでいった。
「なんじゃ、ハズレか」
そうもらし迎撃の準備をする。
準備するのは陣形の魔方陣。技量のないわしでも天才に勝てる数少ない勝利方法の一つ。
わしは他人を蹴落としここまでやってきた。だからわしはまともな勝ち方など知らない。わしは知ってるのはただ1つ。【いかにして相手を蹴落とすか】ただそれだけだ。だからわしはあっち側(技量の世界)に行けないしいくつもりもない。
時間がたち再度リスポーンされる。そしてまた同じように撃ち、同じように死ぬ。
「全く学習能力のないやつらじゃ。」
「わしが世界を作ったんだ、ありきたりなものには対策してるに決まってるじゃろ」
あいつ等も普通に対策したぐらいなら今の奴等と同じになっていたじゃろうて。
だからわしは期待する。対等に戦える友人を……。
「アシスト阻害じゃと」
言付が成功したと報告すると、恐らく対策したであろうルールを言われる。
「ついでに相手は無敵バリアを持ってる。あとリスポーン地点はあのワールド固定で、退出は俺たちではなく爺さんだな。まぁ爺さんが満足できなかったら一生帰れないだろう」
そんなやばい場所に行かせたのか。
「簡単に倒せたのは、わしはアシストがないマニュアルだったのと」
「コネクトで設定した【魔法設定のアシスト補正】でマニュアルにしたからだ。基本、あんな奴とまともに事を構えるだけ無駄だ。適当にながすに限る」
「……なんというか、お前さんも今日会ったあやつも時代を先取りしてるのぉ」
「まぁ、あっちは悪意の塊だから…、もしなにもせず怒らせたら」
「怒らせたら……どうなるんじゃ」
「そいつ一人じゃ済まされないぐらい被害じゃ済まされないだろうな」
「ひぃぃ」
「軟弱じゃのう、たかが【十八回死んだ】くらいで壊れるとは]
「お前こんなことしてただですむと思ってるのか」
五人の内一番元気が良いのが威嚇してくる。まぁ他のは謝ってたり、大声で笑ったりしてても使い物にならんが。
「なんじゃ、威勢がいい猿よ」
それにしても口答えする気力があるのか。これはもう少し本気だしてもいいかものぅ。
「後悔しても遅いぞ、俺の父親は【金剛グループ】の社長だからな」
金剛グループじゃと。動きが一瞬止まる。 
「今さら謝ろうが遅いからな、金剛グループの社長の力でリアルで老いぼれの糞爺などなぶってやる、ははは、覚悟しろよ」
はぁ、まさか【身内】にこんな屑がいようとは。指をパチンとならす。
「お呼びでしょうか羅観様」
「そこの馬鹿が言ってたグループ会社を切り捨ててこい」
「よろしいので、それなりに利益が出てるところですか」
従者に利益が出ているのを見せられるが、【もうすぐ退任する会社】の未来などどうでも良い。
「構わん、【社長自ら、自分のグループ代表】に喧嘩を売ったんじゃ。マスコミ共も使い徹底的に叩き潰せ」
「了解しました」
「はっ、えっ」
なんじゃ、まだ理解できんのか。これだから自分の行動のでかさに気づかない屑は。
「どうした、小僧。何を驚いておる。わしが金剛グループの代表である金剛羅観だと知っていてこんな行為をしたんじゃろ。いやまさか、【VRの世界でわしを殺そう】とすることは、【どこのグループかは知らん】がやってくれたな」
「……うそだ、そんなはずがない。こんなところに総帥が居るはずがない」
「なんと言おうと小僧の結果は変わらん」
「やめて……、許して」
「【貴様らは今日でしまいじゃ】せいぜい足掻くといい。わしの目の届かない場所でな」
「さてロックがうまく狂人と話をつけてくれたところだし、ゲーム(実験室)に行くか」
やることは沢山ある。少なくとも明日にはコネクトに言って、【このゲームの著作権(独自性)】を証明しなくてはならない。そうしないと【悪意】が迫ってくる。
あれやこれやと考えながら。部屋に着く。場所はコネクトワールド2580。検索かつ指定した人間にしかこれない場所に一つの部屋がある。上には木版に[スカイアースの実験室]と書いてある。
「さて、中はどうなってるかな」
中に入ると。暗い空間に机とパソコンが有り、一人の男がパソコン叩いてる。何処かで見たことがある男はこちらに気づき歩いてくる。
「初日に二人も来るとは、まだできてもいないのに立派であーる……。ていつぞやの小僧ではないか。久しぶりであーる」
「やはりあなたも関わっているんですね天馬博士、いや角地博士ですか…」
この人は天馬博士、死者80万もだした【ロスト事件】の首謀者だ。今はコネクト社のシステム統括部門でアシスト機能について【今でも研究】している。
「角地博士も相変わらずですね」
「うむ、我はいつもどーりであーる。これ~までもーこれ~からもー」
「所でどうして僕はここに呼ばれたのですか」
「あぁ、ユーザー側で作成されるゲームは我が確認するのでアール。ちなみに画期的なゲーム以外のショボイゲームなら即刻却下でアール」
「はぁ、それで僕のゲームはどうでした」
そう聞くと博士が嬉々として話し出す。
「無論、全く問題ナッシングである。いやぁ初日から【コネクト前提】のゲームが提案されるとは、とりあえずスタートダッシュは成功したみたいでアール」
自分以外にもコネクト接続を前提としたゲームか……てかこれ狂人のゲームか、嫌な予感しかしないな。
「ちなみに僕以外のゲームはどんなゲームだったんですか」
「お前並に発想が飛んでいたのでアール。まさか【ゲームのないゲーム】を作るとは」
「ゲームのないゲーム?」
なんだろうな、今は思いつかない。まぁまだ関わらないし、忘れとこう。
「まぁ、いずれはわかるでアール」
「まぁ、今は関係ないしね。それでこれでもう終わり」
「いや、β版でゲームの許可を得たユーザーは、我とフレンドになれるのでアール」
「あぁ……。どうも」
「それと、アシスト機能の特別アップデートもやるのでアール」
「特別アップデート、もう特別になっていますけど」
「それをさらにアップデートにするのでアール。」
でもそれって、【特定のユーザー贔屓】になるんじゃ……
「マーイフレンド、まさか贔屓目を気にしてるでアールか?それは勘違いでござーる」
「勘違い?」
「そもそもこのコネクトは【特定のユーザーを贔屓する前提】でアール。じゃなければ開発者とのフレンドになんてありえないのでアール」
あぁ考えてみればそうなのか。でもそれって【一部のユーザーが力を持つことになるよな】
「まぁこれも、今は気にしなくていいのでアール。とりあえず我輩の脳細胞がビビビってくる機能をプリーズ」
「まぁそれなら、……」
「ウーム」
「難しいなら別の……」
「とても面白い発想でアール。【アシストモーションの可変化と成功判定】これは、これは実に面白い。我はこれから暫くこれを開発するから暫くしたらまた会いに来るのでアール」
そうやって、扉の前に戻ってきた。扉を開けるとロックと火器担当の岩井さんがこっちに向かってくる。
「小僧大変なことがおきたぞ」
嫌な予感がするが、聞くしか他ならない
「何が起きたんだ」
「お主の言った通り悪意が動き出したぞ、しかもTV放送で発表までしてな」
「はじめましてかの」
先程と同様、銃をこちらの方に構えそして、
わしではなく自分を撃ち、死んでいった。
「なんじゃ、ハズレか」
そうもらし迎撃の準備をする。
準備するのは陣形の魔方陣。技量のないわしでも天才に勝てる数少ない勝利方法の一つ。
わしは他人を蹴落としここまでやってきた。だからわしはまともな勝ち方など知らない。わしは知ってるのはただ1つ。【いかにして相手を蹴落とすか】ただそれだけだ。だからわしはあっち側(技量の世界)に行けないしいくつもりもない。
時間がたち再度リスポーンされる。そしてまた同じように撃ち、同じように死ぬ。
「全く学習能力のないやつらじゃ。」
「わしが世界を作ったんだ、ありきたりなものには対策してるに決まってるじゃろ」
あいつ等も普通に対策したぐらいなら今の奴等と同じになっていたじゃろうて。
だからわしは期待する。対等に戦える友人を……。
「アシスト阻害じゃと」
言付が成功したと報告すると、恐らく対策したであろうルールを言われる。
「ついでに相手は無敵バリアを持ってる。あとリスポーン地点はあのワールド固定で、退出は俺たちではなく爺さんだな。まぁ爺さんが満足できなかったら一生帰れないだろう」
そんなやばい場所に行かせたのか。
「簡単に倒せたのは、わしはアシストがないマニュアルだったのと」
「コネクトで設定した【魔法設定のアシスト補正】でマニュアルにしたからだ。基本、あんな奴とまともに事を構えるだけ無駄だ。適当にながすに限る」
「……なんというか、お前さんも今日会ったあやつも時代を先取りしてるのぉ」
「まぁ、あっちは悪意の塊だから…、もしなにもせず怒らせたら」
「怒らせたら……どうなるんじゃ」
「そいつ一人じゃ済まされないぐらい被害じゃ済まされないだろうな」
「ひぃぃ」
「軟弱じゃのう、たかが【十八回死んだ】くらいで壊れるとは]
「お前こんなことしてただですむと思ってるのか」
五人の内一番元気が良いのが威嚇してくる。まぁ他のは謝ってたり、大声で笑ったりしてても使い物にならんが。
「なんじゃ、威勢がいい猿よ」
それにしても口答えする気力があるのか。これはもう少し本気だしてもいいかものぅ。
「後悔しても遅いぞ、俺の父親は【金剛グループ】の社長だからな」
金剛グループじゃと。動きが一瞬止まる。 
「今さら謝ろうが遅いからな、金剛グループの社長の力でリアルで老いぼれの糞爺などなぶってやる、ははは、覚悟しろよ」
はぁ、まさか【身内】にこんな屑がいようとは。指をパチンとならす。
「お呼びでしょうか羅観様」
「そこの馬鹿が言ってたグループ会社を切り捨ててこい」
「よろしいので、それなりに利益が出てるところですか」
従者に利益が出ているのを見せられるが、【もうすぐ退任する会社】の未来などどうでも良い。
「構わん、【社長自ら、自分のグループ代表】に喧嘩を売ったんじゃ。マスコミ共も使い徹底的に叩き潰せ」
「了解しました」
「はっ、えっ」
なんじゃ、まだ理解できんのか。これだから自分の行動のでかさに気づかない屑は。
「どうした、小僧。何を驚いておる。わしが金剛グループの代表である金剛羅観だと知っていてこんな行為をしたんじゃろ。いやまさか、【VRの世界でわしを殺そう】とすることは、【どこのグループかは知らん】がやってくれたな」
「……うそだ、そんなはずがない。こんなところに総帥が居るはずがない」
「なんと言おうと小僧の結果は変わらん」
「やめて……、許して」
「【貴様らは今日でしまいじゃ】せいぜい足掻くといい。わしの目の届かない場所でな」
「さてロックがうまく狂人と話をつけてくれたところだし、ゲーム(実験室)に行くか」
やることは沢山ある。少なくとも明日にはコネクトに言って、【このゲームの著作権(独自性)】を証明しなくてはならない。そうしないと【悪意】が迫ってくる。
あれやこれやと考えながら。部屋に着く。場所はコネクトワールド2580。検索かつ指定した人間にしかこれない場所に一つの部屋がある。上には木版に[スカイアースの実験室]と書いてある。
「さて、中はどうなってるかな」
中に入ると。暗い空間に机とパソコンが有り、一人の男がパソコン叩いてる。何処かで見たことがある男はこちらに気づき歩いてくる。
「初日に二人も来るとは、まだできてもいないのに立派であーる……。ていつぞやの小僧ではないか。久しぶりであーる」
「やはりあなたも関わっているんですね天馬博士、いや角地博士ですか…」
この人は天馬博士、死者80万もだした【ロスト事件】の首謀者だ。今はコネクト社のシステム統括部門でアシスト機能について【今でも研究】している。
「角地博士も相変わらずですね」
「うむ、我はいつもどーりであーる。これ~までもーこれ~からもー」
「所でどうして僕はここに呼ばれたのですか」
「あぁ、ユーザー側で作成されるゲームは我が確認するのでアール。ちなみに画期的なゲーム以外のショボイゲームなら即刻却下でアール」
「はぁ、それで僕のゲームはどうでした」
そう聞くと博士が嬉々として話し出す。
「無論、全く問題ナッシングである。いやぁ初日から【コネクト前提】のゲームが提案されるとは、とりあえずスタートダッシュは成功したみたいでアール」
自分以外にもコネクト接続を前提としたゲームか……てかこれ狂人のゲームか、嫌な予感しかしないな。
「ちなみに僕以外のゲームはどんなゲームだったんですか」
「お前並に発想が飛んでいたのでアール。まさか【ゲームのないゲーム】を作るとは」
「ゲームのないゲーム?」
なんだろうな、今は思いつかない。まぁまだ関わらないし、忘れとこう。
「まぁ、いずれはわかるでアール」
「まぁ、今は関係ないしね。それでこれでもう終わり」
「いや、β版でゲームの許可を得たユーザーは、我とフレンドになれるのでアール」
「あぁ……。どうも」
「それと、アシスト機能の特別アップデートもやるのでアール」
「特別アップデート、もう特別になっていますけど」
「それをさらにアップデートにするのでアール。」
でもそれって、【特定のユーザー贔屓】になるんじゃ……
「マーイフレンド、まさか贔屓目を気にしてるでアールか?それは勘違いでござーる」
「勘違い?」
「そもそもこのコネクトは【特定のユーザーを贔屓する前提】でアール。じゃなければ開発者とのフレンドになんてありえないのでアール」
あぁ考えてみればそうなのか。でもそれって【一部のユーザーが力を持つことになるよな】
「まぁこれも、今は気にしなくていいのでアール。とりあえず我輩の脳細胞がビビビってくる機能をプリーズ」
「まぁそれなら、……」
「ウーム」
「難しいなら別の……」
「とても面白い発想でアール。【アシストモーションの可変化と成功判定】これは、これは実に面白い。我はこれから暫くこれを開発するから暫くしたらまた会いに来るのでアール」
そうやって、扉の前に戻ってきた。扉を開けるとロックと火器担当の岩井さんがこっちに向かってくる。
「小僧大変なことがおきたぞ」
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