僕の道

あい

16話

   新たにタマと言う仲間を迎えた僕だが、1つ気になることがあった。それは奴隷契約をした瞬間、身体から力が溢れ出した事だ。という訳で、早速ステータスを確認していく。

「鑑定。」




種族   人間
名前   五十嵐 命
性別   男
年齢   18

レベル 23

攻撃   (486)   
防御   (385)   
魔攻   (528)   
魔防   (410)   
敏捷   (534)   

ユニークスキル
   テイム(MAX)
   忘却(MAX)
   超音波(MAX)

スキル
   剣術2   棍術1   火属性魔法2   水属性魔法2   風属性魔法3   縮地2   家事3   鑑定2   隠蔽3

耐性
   火耐性2   風耐性2   苦痛耐性5(MAX)




「ステータスが増えてる!」

   確認するとやはりステータスに変化があった。しかもそれは、タマのステータスの分だった。そしてタマによると、奴隷契約をしても、普通は主のステータスに変化はないそうだ。となると怪しいのは僕のユニークスキル、テイムだろう。テイムにはまだ隠された力があるのかもしれない。



   それから、タマの装備を整えるために店を探した。結局装備1式を買うことになり、だいぶ出費がかさんでしまった。

   宿屋を探し、1泊する。もちろんタマとは別の部屋だ。食事の時間になり2人で夕食をとることになった。

「いただきます。」

「いただきます!」

   そこであることに気づく。それは、僕だけがするはずの食前の儀式をタマや周りの人もしていたことだ。タマに聞くと、

「食前にはいただきます、食後にはごちそうさまでしたと言うのが普通のことではないんですか?」

と逆に聞き返されてしまった。なんだかスッキリしたような、モヤモヤしたような気分で食事が進んだ。実は自分の前世はこの世界の人なのではないか、なんて考えも浮かんできた。そして夕食を終え明日に備え早く寝ることにする。




「おはようタマ。起きてるかな?」

「おはようございます、ご主人様。」

「ご、ご主人様?命で良いよ、命で。」

「では、イノチ様と呼ばせていただきます。」

   様も要らないんだけど…。まぁ、そんな事はどうでも良い。朝食をとり、宿屋を出る。もうこの街でしたいことは無いので、早速街を去る。



   タマの移動用にリザードをテイムし、目的地に向け出発する。因みに魔物を使役する事が出来ると知ったタマの反応は、

「………えっ?」

だった。

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