僕の道
7話
「こんにちは!イノチさんですか、今日はどうされたんですか?」
「こんにちは、エレナさん。依頼とかって来てますか?」
「依頼ですね、少々お待ち下さい。」
「今現在受けられる依頼はこちらになります。」
「あっ、ありがとうございます。」
   そう言うと僕は出された依頼書を見る。僕はまだ木の冒険者、つまり最低のDランクなので受けられる依頼が少ないようだ。その中でも討伐系となるとデザートオクト5匹の討伐1つしかない。なのでその依頼書を取りエレナさんに見せる。
「これを受ける事にします。」
「承知しました、って討伐系ですか。昨日登録したばかりですが大丈夫ですか?」
「はい、仲間もいますから。」
「そうですか。では、頑張って下さいね。」
   そう言うとエレナさんは袋を渡してくれた。どうやら討伐したという証拠に、デザートオクトの目玉が欲しいらしい。ちなみにその目玉は焼くと絶品らしい。
   冒険者ギルドを出て村の入口へと向かう。途中でキラーラビットの串焼きが売っていたので、自分とキエルの分を2串ずつ買った。
   僕は村を出るとキエルを出し背中に乗った。デザートオクトは、村から南西に行った所のオアシスの近くにいるということなので、一先ずそこへ向かう。オアシスへ着くとキエルの足元で何かが動く。キエルが咄嗟に後方へ跳ぶと、地面からタコのような魔物が出て来た。
「これがデザートオクトか。行くぞ、キエル!」
   そう言うと僕は冒険者ギルドで借りた剣を抜きデザートオクトとの距離を縮める。キエルはと言うと僕の後ろにつき攻撃の機会をうかがっている。
   先ずは相手のステータスを見る。
「鑑定っ!」
種族  デザートオクト
名前  デザートオクトA
性別  女
年齢  7
レベル   9
攻撃  18
防御  10
魔攻  19
魔防  25
敏捷  10
スキル
 水属性魔法1
耐性
 火耐性1
   続いて自分のステータス。
「鑑定!」
種族  人間
名前  五十嵐 命
性別  男
年齢  18
レベル 18
攻撃  (82)  
防御  (52)  
魔攻  (36)  
魔防  (24)  
敏捷  (88)  
ユニークスキル
 テイム(MAX)
   忘却(MAX)
スキル
 火属性魔法1   縮地2  鑑定2
耐性
 火耐性2  苦痛耐性5(MAX)
「いけるっ!」
   今回は討伐の依頼なのでテイムは出来ない。ステータス的には圧倒的にこちらが上、油断しなければ確実に勝てるだろう。先ずは小手調べだ。火の玉を放つ所を想像すると自然と呪文の名が浮かぶ。
「ファイヤーボールッ!」
   ボウッという音を立て火の玉が手のひらから飛び出し、デザートオクトに向かって飛んでいく。ファイヤーボールが被弾し怯んだ所に、剣を大きく振り下ろし追撃を加える。
「やった…のか。」
   デザートオクトに動きはなく完全に死んでいるようだ。目玉をくり抜き次へと向かう。
   これを5回繰り返し、最後に1体はテイムをした。初の討伐系依頼だったが難なくクリア出来たので何だか拍子抜けだった。先程買った串焼きを食べ、キエルと共に村へ戻った。
「こんにちは、エレナさん。依頼とかって来てますか?」
「依頼ですね、少々お待ち下さい。」
「今現在受けられる依頼はこちらになります。」
「あっ、ありがとうございます。」
   そう言うと僕は出された依頼書を見る。僕はまだ木の冒険者、つまり最低のDランクなので受けられる依頼が少ないようだ。その中でも討伐系となるとデザートオクト5匹の討伐1つしかない。なのでその依頼書を取りエレナさんに見せる。
「これを受ける事にします。」
「承知しました、って討伐系ですか。昨日登録したばかりですが大丈夫ですか?」
「はい、仲間もいますから。」
「そうですか。では、頑張って下さいね。」
   そう言うとエレナさんは袋を渡してくれた。どうやら討伐したという証拠に、デザートオクトの目玉が欲しいらしい。ちなみにその目玉は焼くと絶品らしい。
   冒険者ギルドを出て村の入口へと向かう。途中でキラーラビットの串焼きが売っていたので、自分とキエルの分を2串ずつ買った。
   僕は村を出るとキエルを出し背中に乗った。デザートオクトは、村から南西に行った所のオアシスの近くにいるということなので、一先ずそこへ向かう。オアシスへ着くとキエルの足元で何かが動く。キエルが咄嗟に後方へ跳ぶと、地面からタコのような魔物が出て来た。
「これがデザートオクトか。行くぞ、キエル!」
   そう言うと僕は冒険者ギルドで借りた剣を抜きデザートオクトとの距離を縮める。キエルはと言うと僕の後ろにつき攻撃の機会をうかがっている。
   先ずは相手のステータスを見る。
「鑑定っ!」
種族  デザートオクト
名前  デザートオクトA
性別  女
年齢  7
レベル   9
攻撃  18
防御  10
魔攻  19
魔防  25
敏捷  10
スキル
 水属性魔法1
耐性
 火耐性1
   続いて自分のステータス。
「鑑定!」
種族  人間
名前  五十嵐 命
性別  男
年齢  18
レベル 18
攻撃  (82)  
防御  (52)  
魔攻  (36)  
魔防  (24)  
敏捷  (88)  
ユニークスキル
 テイム(MAX)
   忘却(MAX)
スキル
 火属性魔法1   縮地2  鑑定2
耐性
 火耐性2  苦痛耐性5(MAX)
「いけるっ!」
   今回は討伐の依頼なのでテイムは出来ない。ステータス的には圧倒的にこちらが上、油断しなければ確実に勝てるだろう。先ずは小手調べだ。火の玉を放つ所を想像すると自然と呪文の名が浮かぶ。
「ファイヤーボールッ!」
   ボウッという音を立て火の玉が手のひらから飛び出し、デザートオクトに向かって飛んでいく。ファイヤーボールが被弾し怯んだ所に、剣を大きく振り下ろし追撃を加える。
「やった…のか。」
   デザートオクトに動きはなく完全に死んでいるようだ。目玉をくり抜き次へと向かう。
   これを5回繰り返し、最後に1体はテイムをした。初の討伐系依頼だったが難なくクリア出来たので何だか拍子抜けだった。先程買った串焼きを食べ、キエルと共に村へ戻った。
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