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ゲーマーでモブキャラ扱いの俺が何故かヒーローになった話。

怪盗80

第25話:風紀委員には個性的な人が多い気がする。

「まぁ、簡単に自己紹介でも♪僕らはこの学園の風紀委員さ!」

「んで、私は風紀委員会書記の孤ノ坂兎このさかうさぎだ!うさぎちゃんと呼ぶがいい!」

「あっ、僕は風紀委員会会計+うさぎちゃんの子守の古森だよ〜♪気にしなくて大丈夫だよ〜♪」

コーヒーを飲みながら笑いかける茶髪の男子には少しだけ安心したけど…。
このうさぎちゃんってのは不安しかない。
てか、何?これなら美鈴の方がまだ常識人だぞ?

「突然押し掛けちゃってごめんね♪あっ、そうだそうだ♪ねぇ、君の友達で勇人君っているよね?」

「あいつがどうかしたか?何か喧嘩でも吹っかけたのか?」

「いやいや、素晴らしい才能を持っていると思ってね、あんな大剣を振り回して…」

「まぁ、あいつはあーゆー奴だからしょうがない。その他にも何かあるのか?」

他にも何かあるのかとめんどくさそうに聞き流そうとすると古森はニコニコしながら話始めた。

「いやー、あの子はあんな大剣を振り回して色々と大丈夫なのかと心配でね♪大丈夫かな?」

「大丈夫に決まってんだろ、ほらさっさと帰った帰った」

残念そうに肩を落としながらとぼとぼ歩いている古森は去り際に小さな声で耳元で囁いた。

「それじゃあねー♪また明日ー♪」

「また明日…!?」



 「はーい、二日後にある模擬戦があるので各自ペアを作ったと思います。そのペアで模擬戦の準備をしておいてください。
あと、模擬戦まで授業はないのでそのつもりで。」

 担任が面倒臭そうに生徒に指示を出して教卓に顔を突っ伏して寝始めた。
そして、生徒全員は各々ドームに行ったり友人と何かを話し合ったりしていると後ろから勇人がどんよりしながら話しかけてきた。

 「なぁ、助けてくれ…俺が学校を回っている間に何故かみんな怯えているんだ、どうしてだ?」

「知らん、とりあえずドームに行って練習でもしておくか?」

「おっ、それいいな!よし!行こうぜ!」

「あ、煉君!少し時間貰っても…いいかな?この子が話をしたいって…」

 俺達が話している間に結衣の隣で女子がおどおどしながらこちらを見ていた。
 えぇ…。なんで睨むの…。
 本当…この学校には個性強い人が多いなぁ…。

「あの…私…煉さんの戦い見てました…それで…その…目つきが悪いのは許してください…わざとではないので…その…ひとつだけ…頼み事を聞いてください…」

 おどおどしながらもがんばって俺の目を見ながら頼み事を伝えた。 

「お願いです!私と戦わないで負けてください!」

「「は?」」

俺と勇人の二人は互いに顔を見合わせて再度確認をする。
その返答としては先程と同じ回答だった。

「ですから!私と戦わず!負けてください!」

「「は?」」

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