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ゲーマーでモブキャラ扱いの俺が何故かヒーローになった話。

怪盗80

22話:バディは友達でした。

「うぉぉぉ!!!!!」

『なんだ!?あの学生!あの馬鹿でかい大剣をぶん回すなんて色々おかしいだろ!』

「ね、ねぇ、煉君…勇人君って一体…」

「俺に聞かないでくれ…俺だって何が起きているのか分からないんだ」

真顔で質問に返そうとするが何を返せばいいのか分からない。
とりあえず言える事が一つある。

「逃げないとまずいっ!」

「ちょっ!煉君!あーもう!」

「おい!勇人!さっさと逃げるぞ!早くしないと人が押し寄せる!」

「それはまずいな!逃げるか!」

その場から逃げる様に駆け出す二人。
二人の後を追っていくエルは慌てながらも逃げていた。



「れーんーくーん?この状況はどうしたのかなぁ!?」

「ひぃぃ!さーせん!いやー、あんな事が起こるなんて思うわけないじゃないですかー!だからすみません許してください」

俺たちが向かった所は勇人がデバイスを勝手に持ってきたあの工房だ。
早口で謝罪の言葉を述べる煉に呆れてため息を吐く美琴は俺の耳を引っ張って説教をする。

「まぁ、何事もなくてよかったけど…でもこれからは戦うときにはちゃんと私たちに確認を取ってね!」


「は、はぃ!!」

「ぷぎゃーww叱られてやんのww叱られてどうですかー?俺もあんな馬鹿でかいデバイスを使えるようになってるし。ねぇ、どんな気持ち?」

う、うぜぇ…。
とにかくうざい…それよりもなんでこいつはあんな馬鹿でかい剣を振り回せたのだろう。
そんな事を考えながらこいつから逃げるように部屋を出る。

「あ、あのさ…その…ありがとう…」

「は?何言ってんだ?それを言わなきゃいけないのはあいつにだろ?中にいるから話してきなよ」

「う、うん!行ってくる!それと!専属の整備士の事!考えておいてね!」

急ぎ足で部屋に入るエリを見送りながらその場から立ち去る。
廊下を歩いていると窓際から差し込む夕方の陽が廊下をオレンジ色に染めていく。

「ふぁぁ…帰って寝よ…」

大きく欠伸をしながら背伸びをする。
でも、明日からの行動を考えておかなきゃなぁ…。
窓際からオレンジ色の夕陽が廊下を染める。
面倒くさそうに寮に向かって歩き出す。

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