東方 没義道録

クレイ G

地下へ

「あの角と頬の痣、恐らく彼は【鬼】の末裔よ」霊夢は魔理沙の目を見て言った。
「【鬼】の末裔?【鬼】ってあの」魔理沙は驚いた。
「そう、その昔この幻想郷を壊滅する寸前まで暴れた妖怪、そしてその妖怪は【博麗の巫女】によって退治されて地獄に追放されたそうよ」霊夢は魔理沙に説明した。
「でもよリクは幻想郷の外から来たんだぜ。しかも、別の世界から来たんだろ。だから【鬼】だって決めつけるのは」魔理沙は言った。
「まぁ、そうだけど」霊夢は外を見る。
外を見るが2人の姿は見えない。
「リクは大丈夫よ、彼の力は【鬼】の様に強いから」霊夢はリクが大丈夫だと確信しているようだ。
「まぁ、お前がそこまで言うなら大丈夫なんだろうな」魔理沙も霊夢の説得に応じた。
「で、これからどうする?私はここの主を退治しに行くけど来る?」霊夢は魔理沙に聞いた。
「いや、私はまだこの屋敷を探索するぜ。地下に怪しげな扉があったからな」魔理沙は答えた。
「怪しげな扉?それ、どこにあったの?」霊夢は魔理沙に聞く。
「さっき私がいた図書館の地下に大きな鉄の扉があるんだけど、鍵が掛かってて中に入れないんだよ」魔理沙は説明した。
「なるほど確かに気になるわね」霊夢は言った。
「だろ、恐らくその先にここのボスが居るはずだぜ」魔理沙は言った。
「よし、私もそこに行くわ」霊夢は魔理沙と共に図書館に行った。
「ここがその図書館?!この屋敷より大きいんじゃない?」霊夢は図書館を見て驚いた。
「デカいだろ。こっちに地下の入口があるぜ」魔理沙は霊夢を地下へ案内した。
「随分と暗いのね」霊夢は奥を覗き込む。
しかし、そこが見えない。
「私に任せろ。『lumina』」魔理沙は呪文を唱える。
手のひらに光の玉が出現した。
「便利な魔法ね」霊夢は魔理沙の後ろをついて行く。
「転ぶなよ霊夢」魔理沙は言った。
「大丈夫よ」霊夢は答えた。
しばらく降りると魔理沙が言っていた大きな扉の前にでた。
「随分と大きいのね」霊夢は言った。
「この鍵を開けなきゃ入れないんだよ」魔理沙は鍵をガチャガチャ触る。
「鍵を探さないとダメみたいね」霊夢が言い鍵を探す。
「そうみたいだな」魔理沙も霊夢と一緒に鍵を探す。
その時、魔理沙が持ってい【Necronomicon】が震え出した。
「またこいつか」魔理沙は【Necronomicon】を見る。
すると【Necronomicon】が浮かんだ。
「何その本」霊夢は聞いた。
「さっきの図書館で見つけたんだぜ。面白いだろ」魔理沙は本を指さした。
すると【Necronomicon】が光だした。
光が部屋を包む。

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