東方 没義道録 紅魔郷編

クレイ G

紅の館

 魔理沙はアリスから布袋を受け取る。
「こんなもの何に使うの?」アリスが聞く。
「いや〜異変を解決するには火力が必要だろ」魔理沙が言う。
「いや、答えになってないから」アリスが突っ込む。
「そんな爆裂薬なんて使うことなんてないでしょ」アリスが言う。
「おいおい、戦いはパワーだろ」魔理沙が言ってやったという顔している。
「全く。まぁ、私には関係ないから」アリスはあきれて言う。
「それにしても、この部屋片付けかくていいのか?人形だらけで不気味だぜ」魔理沙が気味悪そうに言う。
実際アリスの部屋は作り途中の人形や、作り終わった人形で溢れかえっている。
人形一体だけで見るととても可愛らしい西洋人形なのだが数が多すぎて逆に不気味だ。
「余計なお世話よ。あんたは異変を解決するんでしょ。もう行った方がいいんじゃないの?」アリスが指を動かすと人形がドアを開ける。
「そうだった。アリス、サンキューな」魔理沙はアリスに礼を言いアリスの家を後にする。
 魔法の森から霧の湖までは少し距離がある。
このままだと日がくれちまうな。
魔理沙が太陽の方へ目をやると、もう日が落ち始めている。
これは急がないと霊夢に先起こされる。
魔理沙はスピードを出して霧の湖の方へ行く。
魔理沙が人里の所へ着いた頃にはもう日は落た。
太陽がないのに太陽の様に明るく月明かりが辺りを照らす。
【紅い霧】のせいなのか、【月】が血のように真っ赤に染まっていた。
「今日は満月か。夜になったのか。でも空がまだ紅いから異変は解決されたない!急げば間に合う!」魔理沙は猛スピードで霧の湖へ向かう。
しばらく進むと霧の湖へたどり着いた。
霧の湖で少女を抱えた少女がいた。
少女は2人とも外見は人間の幼い女の子だが、背中に大きな羽の様なものが生えているので、恐らく妖精だろう。
魔理沙はその妖精に声を掛ける。
「おい、その傷どうしたんだ?」妖精に聞く。
「これは、さっき戦って付いた傷です」怖がりながら妖精が答える。
「そうか、大丈夫なのか?」魔理沙が聞く。
「大丈夫です。戦ったのが巫女だったので軽い怪我で済ませてくれました」妖精が答える。
巫女と戦ったということは、恐らく霊夢だな。
近くにあいつがいるかも。
「そいつは何処へ行ったか分かるか?」妖精に聞く。
「あっちにある島へ行きました」妖精は答える。
「あっちか。サンキューな」魔理沙は島の方へ向かう。
 妖精が指さした方へ進んで行くと島が見えてきた。
島には大きな【館】があった。
【館】を見上げる霊夢の姿も確認できた。

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