東方 没義道録

クレイ G

異変

 霊夢のいる台所に行くと魚の焼けたいい匂いがした。
「今日は魚だね」僕が霊夢に声をかける。
「まぁね、昨日お魚が安く売っていたから」と嬉しそうに焼けた魚をお皿に盛り付け僕に渡した。
霊夢に渡された2人分の魚をちゃぶ台の上に置きセッティングを済ませる。
今日の朝食は焼き魚1匹と白米、味噌汁の3点だ。
「それじゃ食べましょうか」霊夢がそういうと両手を合わる。
それに習って僕も手を合わせる。
「いただきます」と僕と霊夢が声を合わせて言う。
そして料理に手をつけていく。
霊夢の料理はとても美味しい。
味噌汁も何にが入っているのかよく分からないがとても美味しい。
「霊夢は本当に料理が上手いんだね。いっそ巫女の仕事を辞めて料理店でも出せば?」と冗談を言うと霊夢は
「こんなの誰にでも作れるわよ。そのうちあんたにも教えてあげわ」と軽く流された。
 朝食を食べ終わったあとは僕が後片付けを全て行う決まりになっている。
洗い物が終わったら洗濯を干し、神社の掃除をする。
一言で言えば雑用の様なことを僕はやっている。
神社の周りを箒で葉っぱなどを履いていると、突然空に変化が現れた。
先程まで雲1つない青い空だったのが紅色の霧の様なものに覆われてしまった。
そして霧が太陽を隠してしまった。
「な、んだ、これ?」僕は唖然としてしまった。
そこへ霊夢が来てくれた。
「霊夢!なんだよこれ?」僕は少しパニック状態になっていた。
「落ち着いてリク」霊夢は冷静だった。
霊夢に言われ深呼吸をして落ち着きを取り戻した。
「霊夢これは?」僕が落ち着いて問いかける。
「これは【異変】よ」霊夢が力強くいった。
 幻想郷では、【異変】と呼ばれる怪事件や怪現象などの騒動がしばしば発生する。
異変とは、幻想郷規模の広範囲に渡る事件のうち発生時点で原因不明とされたものである。
異変の原因は妖怪の気まぐれや興味本位によるものである事が多く、博麗神社の巫女である『霊夢』が調査に向かい、犯人を見つけて懲らしめるという流れが基本である。
そして、今回の【異変】は空が紅色の霧の様なもので覆われるものだ。
 霊夢はその後物置小屋の方へ向かった。
「霊夢?」僕は霊夢の方へ向かった。
「私はこの異変を解決しに行くからあんたは留守番しといて」霊夢が僕にいった。
「分かった。きおつけてね」僕は霊夢にお祓い棒を渡した。
「じゃ、行ってくるわ」
そして霊夢は空へ飛んでいった。

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