東方 没義道録 紅魔郷編

クレイ G

異世界からの訪問者

 幻想郷は博麗大結界によって幻想郷外部と遮断されているため、外部から幻想郷の存在を確認することは不可能であり、幻想郷内に入ることもできない。
同様に幻想郷内部からも外部の様子を確認することはできず、幻想郷から外へ出ることもできない。
ただし、幻想郷には外の世界で失われ「幻想になった」ものが集まるとされ外の世界で減少した生物が幻想郷で増加したり、外の世界で消えつつある道具などが幻想郷に現れることもある。
僕はこの世界、【幻想郷】に突然現れた。
なので僕も外の世界で幻想になったのかと思うが僕は、幻想郷の人間ではないと霊夢から聞いている。
僕には記憶がない。
僕がどこから来たのか。
僕が何者なのか。
全くわからない。
覚えていた事は言葉と自分の名前だけだった。
それ以外は全て覚えていない。
幻想郷では、幻想郷へ迷い込んだ人間はさほど珍しくはないらしい。
だが、幻想郷へ迷い込んでしまっても霊夢の様な人達が元いた世界へ返してあげるそうだ。
僕の場合は異例で、いつも迷い込んでしまった人間とまた別の世界から来たからだ。
今までに僕の様な人間はいないと霊夢が言っていた。
 僕がここへ来た日はとても晴れた日だったそうだ。
日差しがとても強く、セミがうるさいくらいに鳴いていた日だった。
霊夢は、いつもどうり神社の仕事をしていると突然空が暗くなった。
太陽が輝いていた空には、真っ黒い雲が広がっていた。
雲が完全に太陽を遮ってしまうと辺りは光のない闇の世界へと変貌した。
それから10秒程経過した時に1部の空に変化が現れた。
先程まで闇が覆っていた空に、一筋の光が差し込んだ。
そして光が地面に触れた時、大きな爆発が起こった。
霊夢はその光の方へ向かった。
そこには、大きなクレーターの様なもが出来ていた。
クレーターの中心部には男が倒れてた。その男が僕だ。
僕は血だらけで生きていないと思われていたらしい。
それから傷を手当してもらって僕は一命を取り留めた。
体の傷はこの時のだと思う。
 過去のことを思い出していると外から霊夢の声が聞こえた。
「朝ごはんできたから早く出てきなさい」と朝食ができたので呼びに来てくれた。
「分かった」と僕は返事をし、風呂から上がり霊夢のいる所へ向かった。

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