一つのスキルで突き破れ

ノベルバユーザー332788

世界の理解

足が水に何回もぶつかっている。雨が降って川が少し増水したらしい。まるで、徹夜で勉強したときのように疲れている重い体を上げて川から離れた木の木陰にあぐらをかいて座って、白髪の少年の記憶を辿り
この世界の常識とこの白髪の少年やなぜ橋の下で死に際に追いやられていたのかを整理する。どうやら俺は、ツタン=フィールという名前でまあまあ裕福な暮らしをしていたが8歳の誕生日の日に能力が発現せず親と一緒遠い町の橋の下に来て親に魔法で痛めつけられ気絶してここに置いてがれたらしい。動揺で理解が少し遅れたいたが、俺の乗り移ったやつの親は自分の息子を殺しかけていたのだ。
この記憶からわかることは神の言っていた通り「頼れるものがいない事」「魔法が存在する事」そして、そのほかの記憶は、この国はカントリアという帝国国家で、帝国の中心部には円柱形の大きな建物がありその塔を囲む4つの平民や貴族が住む地区がありその外は一応カントリアの管轄下ではあるが一年に一回国にある程度の物を納めなくていけないので、とても質素なくらしをしている。そしてこの国には離小島がありそこでは罪人の処刑などが行われている。裕福な人間の職業はだいたい騎士か魔道士でこの世界に生まれた瞬間や成長過程で何か1〜3つの能力を授かり、その能力は、親の遺伝が深く関係しているということだった。そうなってくると、もし俺の体のやつが貴族だったら親のプライドで捨てられることもあるかもしれないと思い。
なんて惨めな思いをしてきたのかとおもいながら、この世界に諦念を抱いてしまった

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