幸せに暮らしたいだけなのに
武器を選ぶ(修正中)
遅くなってしまい申し訳ありません
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俺がアルティさんの話を聞いている間思ってたのは、話長いなぁということだ。俺がそんな失礼な事を考えている間もアルティさんは話を続ける。
「それとここにはないんだけど、ヒヒイロカネっていう鉱石もあるんだよ。まぁ、名前だけ知ってて、誰も見た事はないんだよね。いつか見てみたいなぁ・・・ってこの話は別にしなくていいんだったね。さて、これで鉱石の説明は終わり。次は武器を作るから。」
「え?」
「え?嫌だった?」
「いや、嫌ではないですけど、いいんですか?」
「うん、手紙に武器を見繕ってやってくれって書いてあったしね。お金の心配もしなくていいよ。騎士団で出してくれるってさ。」
なんか・・申し訳ないな。
「ということで、武器を作るんだけど僕は販売専門なんだよね。武器は全然作れないんだ。だからマックスさんに話を通してくるね。」
そう言ってアルティさんは工房の奥に行ってしまった。さっきの会話の中に出てきたマックスさんは誰かわかんないけど多分武器職人の人だと思う。すると工房の奥からアルティさんとガタイのいいおじいちゃんが出てきた。
「お前が武器が欲しいというやつか?」
「はい、そうですがあなたは?」
「ふむ。」
会話になってねえ。
するとアルティさんが
「ごめん、この人がこの工房の武器を作っているマックスさんだよ。この人武器を作るととてもすごいんだけどね、作る時になると人の話を聞かなくなるから、注文する人は少ないんだよね。しかも作るものは客が作って欲しいものじゃなくてマックスさんが考えたそのお客に1番あったものを作るからそれもあって注文する人は少ないんだ。」
アルティさんがそう言ってる間、マックスさんはずっと俺の方をじっと見ていた。
「お主、武器は剣か?それとも素手か?」
「どっちも出来ますが、剣を使いたいと思ってます。」
「そうか、ならいい。ちょっとここにある剣の中から気に入った物を選べ。」
「はい。分かりました。」
俺は工房の中の剣を幾つか手に取ったり、振ったりしてみたが、どうも気にいったものは無かった。近いものはあるんだけどなぁ・・。
重さ的には良くても刃が短かったり、長さ的には良くても軽かったりした。・・・なんか贅沢ばかり言ってる気がするな。
「どうした?気に入るものが無かったか?」
そんな俺の様子を見て、マックスさんが話しかけてくれた。
「自分的に惜しいものならあるんですけどね。ちょっと短かったり、軽かったりしていて少し不満があったりします。」
「注文が多いな」
ごめんなさい。
「まあいい。長さ的にはいいものはあったのか?」
「ありました。」
「じゃあそれ持ってこい。」
俺はマックスさんに言われて、サイズ的に良いと思った剣を持って行った。
「これです。」
俺が持ってきたのは、片手剣とも両手剣とも言えない中間位の剣だ。
「へえ、珍しいね。バスタードソードか。」
アルティさんは、驚きながらそう言ったが、ふとマックスさんを見ると、マックスさんはなんとも微妙な顔をしていた。
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俺がアルティさんの話を聞いている間思ってたのは、話長いなぁということだ。俺がそんな失礼な事を考えている間もアルティさんは話を続ける。
「それとここにはないんだけど、ヒヒイロカネっていう鉱石もあるんだよ。まぁ、名前だけ知ってて、誰も見た事はないんだよね。いつか見てみたいなぁ・・・ってこの話は別にしなくていいんだったね。さて、これで鉱石の説明は終わり。次は武器を作るから。」
「え?」
「え?嫌だった?」
「いや、嫌ではないですけど、いいんですか?」
「うん、手紙に武器を見繕ってやってくれって書いてあったしね。お金の心配もしなくていいよ。騎士団で出してくれるってさ。」
なんか・・申し訳ないな。
「ということで、武器を作るんだけど僕は販売専門なんだよね。武器は全然作れないんだ。だからマックスさんに話を通してくるね。」
そう言ってアルティさんは工房の奥に行ってしまった。さっきの会話の中に出てきたマックスさんは誰かわかんないけど多分武器職人の人だと思う。すると工房の奥からアルティさんとガタイのいいおじいちゃんが出てきた。
「お前が武器が欲しいというやつか?」
「はい、そうですがあなたは?」
「ふむ。」
会話になってねえ。
するとアルティさんが
「ごめん、この人がこの工房の武器を作っているマックスさんだよ。この人武器を作るととてもすごいんだけどね、作る時になると人の話を聞かなくなるから、注文する人は少ないんだよね。しかも作るものは客が作って欲しいものじゃなくてマックスさんが考えたそのお客に1番あったものを作るからそれもあって注文する人は少ないんだ。」
アルティさんがそう言ってる間、マックスさんはずっと俺の方をじっと見ていた。
「お主、武器は剣か?それとも素手か?」
「どっちも出来ますが、剣を使いたいと思ってます。」
「そうか、ならいい。ちょっとここにある剣の中から気に入った物を選べ。」
「はい。分かりました。」
俺は工房の中の剣を幾つか手に取ったり、振ったりしてみたが、どうも気にいったものは無かった。近いものはあるんだけどなぁ・・。
重さ的には良くても刃が短かったり、長さ的には良くても軽かったりした。・・・なんか贅沢ばかり言ってる気がするな。
「どうした?気に入るものが無かったか?」
そんな俺の様子を見て、マックスさんが話しかけてくれた。
「自分的に惜しいものならあるんですけどね。ちょっと短かったり、軽かったりしていて少し不満があったりします。」
「注文が多いな」
ごめんなさい。
「まあいい。長さ的にはいいものはあったのか?」
「ありました。」
「じゃあそれ持ってこい。」
俺はマックスさんに言われて、サイズ的に良いと思った剣を持って行った。
「これです。」
俺が持ってきたのは、片手剣とも両手剣とも言えない中間位の剣だ。
「へえ、珍しいね。バスタードソードか。」
アルティさんは、驚きながらそう言ったが、ふとマックスさんを見ると、マックスさんはなんとも微妙な顔をしていた。
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