幸せに暮らしたいだけなのに

ズッキーニ

色々調べたい(修正中)

俺達は、ライオスさんの軽い?訓練の疲れが落ち着いてから、食堂に向かって、昼食を食べた。ルドルフさんの方に行った人達は、既に昼食を食べ終わったあとだったみたいで、メイドさん達が、片付けをしていた。仕事を増えたみたいで凄く大変そうだったが、手伝う気力はなかった。昼食を食べながら午後は何をしようか考えていた。陽太は訓練の疲れがまだ抜けず、この後は部屋で休むとのこと、俺は固有スキルのおかげか、疲れはもう無くなっていた。情報も集めたいから、フォルカー王国の図書館みたいなものを探すつもりだ。それを陽太に伝えると、頑張れよ、と応援してくれた。食べ終わってから、皿を回収しに来た茶髪のメイドさんにこの国の歴史や、この世界のことを知りたくて、そのために本を読みたいと伝えると、少し怖がりながらも
「えーっと、場所は知ってるのですが、私たちでは使用する許可を出せないのです。力になれず、すみません。」
と答えてくれた。誰が許可を出せるか聞くと、ルドルフさんと国王様なら許可を出せる、と言われた。ルドルフさんに許可を貰いに行こうと思ったら、メイドさんに止められた。ルドルフさんは、今俺たちの中で魔法を使える者に教えてて邪魔されると不機嫌になって許可を貰えなくなるかもらしい。・・・子供みたいだな。そして、ステラさんだけが、唯一(メイドの中で)邪魔してもルドルフさんは不機嫌にならないとのことだった。そして、ステラさんは、殆どルドルフさんの専属になっているらしく、魔法訓練所に一緒にいるかもしれないとも教えてくれた。メイドさん(ミリアと言うらしい)にお礼を言ってから、ステラさんを探す事にした。とりあえず、魔法訓練所に行った。ルドルフさんが何か話していて、聖や宮下、沢村はすぐに見つかったが、ステラさんの姿が見当たらない。
「ステラさん、どこにいるんだろう」
「お呼びでしょうか?」
「うおっ、いつの間に!」
俺が漏らしたつぶやきに反応するように、ステラさんはいつの間にか、隣にいた。つい、大声を出してしまい、その声を聞いてなんとなくだが、ステラさんがイタズラっぽい笑みを浮かべたように見えた。その表情は、とても綺麗だったが、直ぐにまた無表情に戻ってしまった。
「あら?あなたはライオス様の所で訓練をしていたはずでは?」
「はい。訓練が午前で終わって午後は自由になったので」
俺がそう答えると、ステラさんは少し驚いた表情をした。
「あのライオス様が、初日とはいえ少し休んだだけで動ける程にしか訓練しないとは・・、」
「いえ、他の奴らはまだ休んでますよ?俺はスキルのおかげか、疲れが取れやすいだけで。」
さすがに地球にいた時にあんな訓練をしていたら、数日は動けないはずだ。
ステラさんは、スキルのおかげと聞いて納得した様子だったが、何かを思い出した様子で話し始めた。
「そう言えば、私を探していましたが何かご用があったのでは?」
忘れてた・・・
「はい。ルドルフさんに本を読む許可を貰いたいんで、話の邪魔をしてもステラさんだけは怒られないらしいというのを聞いてステラさんを探してました。」

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