幸せに暮らしたいだけなのに
スキルの説明その2(修正中)
ライオスさんは、俺達がスキルを発動できるのを確認して、スキルの発動を止めるのを指示してから、話し始めた。
「発動型のスキルを持ってない者もいるみたいだな。だが、そう気を落とさないでくれ。
発動型のスキルは少ないから、持ってなくても変ではない。むしろ、自動で発動するスキルの方が大事だからな。発動型のスキルを持ってるものも、そう誇るなよ。さて、武器などは用意してある。スキルの適正のある武器、もしくは、自分が扱える武器を持って行って、ステータスが近いものと軽くでいいから、手合わせをしてくれ、怪我はそんなにしないようにな。万が一怪我しても、回復魔法をルドルフ殿が使えるから、安心してくれ。」
そう言って、木で出来た剣や槍などの武器を箱に入れて持ってきた。俺は、迷わずにスキルにもある剣を取る。そして、一応ステータスが近い陽太と、手合わせすることになった。陽太は、短剣を持っていた。すげぇ暗殺者っぽいな。
会話しながら、軽く手合わせしていたが、地球にいた時より、剣を上手く扱える気がする。陽太も、同じことを感じているらしく、自分の変化に驚いていた。俺も、驚きもあったが、戸惑いの方が大きかった。スキルに剣神と書いてあるのに、剣の扱いはなんとなく上手くなった程度、これはおかしいと考えていると、またライオスさんの説明が始まった。大声だったので直ぐに気づけた。
「違和感を感じた者がいるかもしれないが、スキルを貰ったからと言って、直ぐに扱える者は少ない。だからこそ、訓練がある。スキルを使うには、慣れることも大事だが、体を鍛えないと発動したとしても、反動でしばらく動けなくなる者もいる。だから、訓練をしようと思う。
武器を持ってるものは、武器をさっきの場所に戻してから、この練兵場を壁際に沿って10周してきてくれ!」
俺達は、文句を言いながらもその言葉に従った。・・多分だが、理由としては反発した時に、ライオスさんからなんか凄いオーラみたいなのが見えたからだ。俺はちょっとした反発心でライオスさんのステータスを見てみようとしたが、その瞬間にライオスさんに睨まれて、鑑定スキルが発動できなかった。俺はマズいと思ったが、下手に動いたら怪しまれると思い、動かなかった。みんなが走り出してから少しして、軽く流しながら、走ることにした。終わる頃には、昼になっていた。
流しながら走ったとしても距離は長く、終わる頃にはみんな倒れそうな感じだった。
1周1キロはあったのではないのだろうか。
そんな俺達の様子を見てライオスさんは、少し落胆しながら、
「今回の勇者は、前回の勇者より体力がないな。」
そんなことを呟いてから、今度は俺達に聞こえる声で
「今回は軽めにしたが、次回からは少しづつ量を増やしてくぞ。実戦で戦えると俺が判断した者から、魔物達と戦わせようと思う。だが、いきなり詰め込んでも体が持たないから、午後は自由時間にする。明日も、同じくらいの時間に来いよ。」
俺達はその言葉に返事を気力もなかったが、ライオスさんは特に返事を求めてなかったようで、そのまま練兵場を出てどこかへ行ってしまった。
「発動型のスキルを持ってない者もいるみたいだな。だが、そう気を落とさないでくれ。
発動型のスキルは少ないから、持ってなくても変ではない。むしろ、自動で発動するスキルの方が大事だからな。発動型のスキルを持ってるものも、そう誇るなよ。さて、武器などは用意してある。スキルの適正のある武器、もしくは、自分が扱える武器を持って行って、ステータスが近いものと軽くでいいから、手合わせをしてくれ、怪我はそんなにしないようにな。万が一怪我しても、回復魔法をルドルフ殿が使えるから、安心してくれ。」
そう言って、木で出来た剣や槍などの武器を箱に入れて持ってきた。俺は、迷わずにスキルにもある剣を取る。そして、一応ステータスが近い陽太と、手合わせすることになった。陽太は、短剣を持っていた。すげぇ暗殺者っぽいな。
会話しながら、軽く手合わせしていたが、地球にいた時より、剣を上手く扱える気がする。陽太も、同じことを感じているらしく、自分の変化に驚いていた。俺も、驚きもあったが、戸惑いの方が大きかった。スキルに剣神と書いてあるのに、剣の扱いはなんとなく上手くなった程度、これはおかしいと考えていると、またライオスさんの説明が始まった。大声だったので直ぐに気づけた。
「違和感を感じた者がいるかもしれないが、スキルを貰ったからと言って、直ぐに扱える者は少ない。だからこそ、訓練がある。スキルを使うには、慣れることも大事だが、体を鍛えないと発動したとしても、反動でしばらく動けなくなる者もいる。だから、訓練をしようと思う。
武器を持ってるものは、武器をさっきの場所に戻してから、この練兵場を壁際に沿って10周してきてくれ!」
俺達は、文句を言いながらもその言葉に従った。・・多分だが、理由としては反発した時に、ライオスさんからなんか凄いオーラみたいなのが見えたからだ。俺はちょっとした反発心でライオスさんのステータスを見てみようとしたが、その瞬間にライオスさんに睨まれて、鑑定スキルが発動できなかった。俺はマズいと思ったが、下手に動いたら怪しまれると思い、動かなかった。みんなが走り出してから少しして、軽く流しながら、走ることにした。終わる頃には、昼になっていた。
流しながら走ったとしても距離は長く、終わる頃にはみんな倒れそうな感じだった。
1周1キロはあったのではないのだろうか。
そんな俺達の様子を見てライオスさんは、少し落胆しながら、
「今回の勇者は、前回の勇者より体力がないな。」
そんなことを呟いてから、今度は俺達に聞こえる声で
「今回は軽めにしたが、次回からは少しづつ量を増やしてくぞ。実戦で戦えると俺が判断した者から、魔物達と戦わせようと思う。だが、いきなり詰め込んでも体が持たないから、午後は自由時間にする。明日も、同じくらいの時間に来いよ。」
俺達はその言葉に返事を気力もなかったが、ライオスさんは特に返事を求めてなかったようで、そのまま練兵場を出てどこかへ行ってしまった。
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