幸せに暮らしたいだけなのに
王族の人達
光の中で自分の体に何かが入ってくるような感覚と共に少しだけ体が軽くなったような気がした。光が収まって周りを見渡すと知らない場所だった。
地下室としか言い様がない場所だったが、
30人近く居ても全然余裕があるレベルの広さで、みんなの足元にはさっきの魔法陣みたいな模様がある。その外側には騎士みたいな格好をした人達が取り囲んでいる。
その中では、白髪でローブを来た老人と灰色のソフトモヒカンで動きやすそうな格好服で、左腕がないが、体格ががっちりとした人がいた。ローブを着た老人が
「おお、勇者様方が来なさったぞおおお」
と言うと周りの騎士達が「うおおおおぉ」と叫び、そのまま踊りそうな勢いで喜びはじめた
「あのー、ここは何処ですか?」
と聖が聞くと、隻腕の人が
「おお、済まない、つい嬉しくてな。
   とりあえず質問に答える前に、少し場所を移そう。私たちに聞くよりも直接聞いてもらった方が早いからな、付いてきてくれ。」
と言うと地下室にあった唯一のドアに向かって歩き始めた。途端に周りの騎士達が喜ぶのをやめ、道を開けるように動き始めた。
とりあえずクラスのみんなで付いていくと、
玉座の間みたいな所に連れてこられた。
みたいというか絶対に玉座だな。だって王様みたいな人が座ってるもん。けど格好が王様っぽいだけで、むしろ体格は戦士とかの方がしっくりくるんだけどな、目つきも鋭いし。金髪がボサボサで勿体ない。
その右隣には俺たちと同年代位の身長180センチくらいの少し細めの金髪碧眼の男性と、少し年下くらいの160センチくらいの同じく金髪碧眼で髪がゆるいカールがかかっていて、背中の真ん中辺りまで伸ばした女性が、王様の左隣にはさっきの女性にそのまま歳をとらせたみたいな見た目の人がいる。だが、こっちの人は、髪を腰まで伸ばしてる。
俺たちの周りにもなんか偉そうな人達が沢山いる。
「ライオス、ご苦労だったな。」
「はっ!!」
さっきの人はどうやらライオスというらしい。
すると王様が立ち上がり僕達に頭を下げ、
「勇者様方、どうか、どうかフォルカー王国を、この世界をお救い下さい。」
と真剣な声で言った。
俺達は何となくそうなるだろうと思っていたのかそれほど動揺は見られなかった。この反応は、みんな異世界のアニメとかを知ってるな。
そして聖が前に出て、
「はい!俺たちでこの世界を救います。」
と言った。すると王様が感激した様子で、
「おお、ありがとう。皆の者、聞いたか、勇者様方がこの世界を救ってくださる!
だがいくら勇者様とはいえ今はまだ弱い。
だからこそ勇者様方が強くなるまで我々は、
全力で支援しよう!」
と言った。
「さて、まずは自己紹介をしよう。
余は、ルーカス・フォルカーだ。
こっちは余の妻の、フィオナ・フォルカーだ。」
「勇者様方、フィオナです。どうぞよろしくお願いします。」
フィオナさんはとても優雅な所作でお辞儀をした。
「こっちは、余の子供たちだ。」
「私(わたし)はフォルカー王国の王子のアーサー・フォルカーだ」
「私(わたくし)はフォルカー王国、王女のラーナ・フォルカーです。以後お見知り置きを。」
「EとCか・・・」
・・・陽太、頼むからボソッとカップ数を言うのは辞めてくれ
地下室としか言い様がない場所だったが、
30人近く居ても全然余裕があるレベルの広さで、みんなの足元にはさっきの魔法陣みたいな模様がある。その外側には騎士みたいな格好をした人達が取り囲んでいる。
その中では、白髪でローブを来た老人と灰色のソフトモヒカンで動きやすそうな格好服で、左腕がないが、体格ががっちりとした人がいた。ローブを着た老人が
「おお、勇者様方が来なさったぞおおお」
と言うと周りの騎士達が「うおおおおぉ」と叫び、そのまま踊りそうな勢いで喜びはじめた
「あのー、ここは何処ですか?」
と聖が聞くと、隻腕の人が
「おお、済まない、つい嬉しくてな。
   とりあえず質問に答える前に、少し場所を移そう。私たちに聞くよりも直接聞いてもらった方が早いからな、付いてきてくれ。」
と言うと地下室にあった唯一のドアに向かって歩き始めた。途端に周りの騎士達が喜ぶのをやめ、道を開けるように動き始めた。
とりあえずクラスのみんなで付いていくと、
玉座の間みたいな所に連れてこられた。
みたいというか絶対に玉座だな。だって王様みたいな人が座ってるもん。けど格好が王様っぽいだけで、むしろ体格は戦士とかの方がしっくりくるんだけどな、目つきも鋭いし。金髪がボサボサで勿体ない。
その右隣には俺たちと同年代位の身長180センチくらいの少し細めの金髪碧眼の男性と、少し年下くらいの160センチくらいの同じく金髪碧眼で髪がゆるいカールがかかっていて、背中の真ん中辺りまで伸ばした女性が、王様の左隣にはさっきの女性にそのまま歳をとらせたみたいな見た目の人がいる。だが、こっちの人は、髪を腰まで伸ばしてる。
俺たちの周りにもなんか偉そうな人達が沢山いる。
「ライオス、ご苦労だったな。」
「はっ!!」
さっきの人はどうやらライオスというらしい。
すると王様が立ち上がり僕達に頭を下げ、
「勇者様方、どうか、どうかフォルカー王国を、この世界をお救い下さい。」
と真剣な声で言った。
俺達は何となくそうなるだろうと思っていたのかそれほど動揺は見られなかった。この反応は、みんな異世界のアニメとかを知ってるな。
そして聖が前に出て、
「はい!俺たちでこの世界を救います。」
と言った。すると王様が感激した様子で、
「おお、ありがとう。皆の者、聞いたか、勇者様方がこの世界を救ってくださる!
だがいくら勇者様とはいえ今はまだ弱い。
だからこそ勇者様方が強くなるまで我々は、
全力で支援しよう!」
と言った。
「さて、まずは自己紹介をしよう。
余は、ルーカス・フォルカーだ。
こっちは余の妻の、フィオナ・フォルカーだ。」
「勇者様方、フィオナです。どうぞよろしくお願いします。」
フィオナさんはとても優雅な所作でお辞儀をした。
「こっちは、余の子供たちだ。」
「私(わたし)はフォルカー王国の王子のアーサー・フォルカーだ」
「私(わたくし)はフォルカー王国、王女のラーナ・フォルカーです。以後お見知り置きを。」
「EとCか・・・」
・・・陽太、頼むからボソッとカップ数を言うのは辞めてくれ
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