ドラゴン・ダリズン

清掃委員長

一日の終わり

試験会場外のベンチに腰掛けマリーと待っていると、、、


「あっ!カノンさ〜ん!!終わりましたか?」


と声をかけてくる超絶美少女がいた。


「おおっ、終わった終わったそっちももう終わりか?」
「ハイー!、それではお屋敷に戻りますか〜?」
「ん、そうだな、、日も暮れてきたしそろそろ戻ろう」
 

と、帰るためベンチを立とうとするとカノンの頭を激しい頭痛が襲う


「うぅ、、、なんなんだ、、この痛みは、、、、」


するとマリーが何かの異変に気付く


「近くになにかただならぬものが来るかしら。気をつけるのよ」


そう言うと、上空を凄まじい咆哮をしながらドラゴンらしき影が通り過ぎた


ドラゴンが見えなくなるころカノンの頭痛は治まっていた


(な、、、なんだったんだあの痛みは。。)


「ドラゴンがこの国の上空を飛ぶなんて生まれて初めて見たわ。普段は南にあるおっきい山から出ないって聞いてたのに、、」


カノンがとりあえず帰って休もうぜといいこの日、この出来事は終わった。


ただ、、このドラゴンがカノンにとって重要な存在という事はまだ誰も知らない。。。

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