ドラゴン・ダリズン

清掃委員長

入学試験当日!!!

特訓開始から数日が過ぎ かのん は入学試験会場へ来ていた。
この4日間で カノン は確実に炎を灯す初級の中の初級魔法を使えるまでに成長していた。


「よっしゃ、フー、、フー、緊張してきたな。なぁ縦ロールの少女よ!」


「縦ロールじゃないかしら、[マリー・フワリンス]というちゃんとした名前があるかしら」


「よし!なら、マリーと呼ぼう!ところでマリーまだ俺の詠唱ネーム決まってないんだけどどうしよう〜」


「好きに呼ぶかしら。ネームって言うのがよくわからないけど、魔法の名前の事なら自分の好きに付けることかしら。忘れたら面倒なのよ」


「う〜ん、そうだなぁ〜、ならフレアにしよう!よし!それがいい!!」


こうして契約したての精霊、マリー・フワリンスとの会話をしていると順番が回って来た。


かのんさ〜ん、184番の かのん さんどうぞ〜


「あっはーい」


では、この木の枝に火をつけてください。


[よし、出来る俺なら行ける!行けるぞ〜!]
「っっフレア!!!」


ボッ


かのんさん合格です!この先の列に並び書類を書いて提出してください。・・・んっ?ここから先は合格した人か関係している人じゃなきゃはいっちょだめだよ?


「何を言っているかしら?こいつの精霊なのよ、それに私の方が何十倍も生きているのに数十年しか生きてない奴に見下されたのが腹がたつかしら!」


せっ、、精霊??しかも人型で知能もある!?
大変申し訳ございませんでした。どうぞお通りください!!!


「分かればいいかしら。フンッ」


「おいおい、あんまり怒らないでやれよ、、普通ならあまり上級の精霊と接する機会なんてないだろ〜」


「確かにそうかしら、私みたいな精霊があちらこちらにいたら困るかしら。。戦争で使う国や人が増えるのはごめんなのよ」


「まあな〜、、よしよし、あとは名前と、年齢を書いて終わりっと・・・」


「よし、マリー出来たぞ〜、外でニアの事を待とうぜ!」


「そうするのよ・・・」



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