最強剣士異世界で無双する
第154話 魔族城戦2
魔族達四人とシェリー達との戦闘が開始された。
「ヒョウカ! ミカ! 好きなように攻めなさい。後ろから援護するから!」
「了解!」
「わかった」
シェリーの言葉に一言返事を返すと、ミカとヒョウカは魔族達に突っ込んでいく。
ミカは、最初から星剣を使う。ヒョウカも槍に風属性の魔力を纏わせて攻めていく。
「人間のガキが一瞬で終わらせてやる」
魔族達は前衛と後衛に分かれてシェリー達を待ち受ける構えをとる。
ミカは、今まで星剣の本来の能力を使わないで戦ってきた。
「今回は使わせてもらうね」
小声で星剣に話しかけると、大量の魔力を流す。すると星剣が光始める。
『星剣斬!』
剣より出ていた光は一本へと収束すると目の前にいた魔族一人へと向かってく。
魔族は防御魔法で防ごうとするがその魔法ごと魔族を真っ二つにしてしまった。その後に残ったのは一本線のみで魔族の体消滅してしまい跡形も残さなかった。
「ミカすごい!」
隣にいたヒョウカが声をかけてきた。
「そんなことないよ。それにこの技一回使うとそのあとしばらく使えなくなるの」
ミカが今使った星剣斬は大量の魔力使用する代わりに強大な威力を発揮する。だが、使用後はしばらくの間使用できなくなってしまうのである。
「大丈夫よ!」
ヒョウカとの話を聞いていたシェリーが声をかける。
「お姉ちゃんの言う通りだよ」
「そうだね」
魔族一人を倒したことで三対三となり人数では互角となった。
「私は前衛の残り一人をやる」
ヒョウカから相手を指名した。
「分かった。なら私は後衛の二人の相手をしておくね。シェリーはヒョウカの援護お願い」
「任せておいて。ミカの方もきつそうだったら援護するからね」
「ありがとう。でも私も久々に本気を出したいからこっちは気にしないで」
それぞれ狙いを決めてところでミカが速度を上げて魔族達の後衛へと向かっていく。
ヒョウカは残った前衛へと高速で数発の突きを放っていく。
突きをかわそうとしたところで後方からシェリーの魔法が飛んでく。
回避したばかりで魔法かわすことが出来ない。後衛の二人完全にミカによって抑えられており前衛の援護には回れな状態になっている。
「終わりです」
魔法が当たると同時にヒョウカの槍も魔族へと命中し倒されていった。
ヒョウカ達がミカの方を見てみると、二体の魔族をちょうど倒したところであった。
「二人ともお疲れ」
二体の魔族を倒し、涼しい顔で戻ってくるミカ。それにたいして二人は驚きの表情を隠せないでいた。
最初の魔族を倒すので半分以上の魔力を使いその上で後衛とはいえ二体の魔族をも倒している。それなのに疲れ一つ見せていない。
「私達もまだまだね」
ふとそんな言葉を漏らすシェリー。
「すごかったな」
そんなところで俺が三人の元へとやってきた。
「お兄ちゃん私の戦い方どうだった?」
「久々に見たけどやっぱりすごいな」
日本にいたころ何回かミカの本気の試合は見たことがあったがこっちの世界に来てからは一度も見たことなかった。
こちらの世界に来てからは剣の技術だけでなくそれに合わせて魔法の技術もかなりの物になっていた。魔族二人に何もさせずに勝負をつけていたんだからな。
「それに二人もかなり成長してたと思うぞ」
連携が前に見た時よりかなり上がっていた。お互いに合図を出し合わなくてもタイミングを合わせて攻撃を出来るのは双子ならではとしか言えない。
「ありがと!」
「嬉しいです」
「今度は俺が見せる番かな」
俺は三人三人から視線を外し反対側にある通路の方へと移す。
「ほほ~、気づいていましたか」
すると少し年老いたような声が聞こえてくると、少しずつ暗闇の中からその姿が見えてくる。
そこへ現れたのは、先ほどまで戦っていた魔族達よりも身長がかなり低く白い髭を生やした魔族であった。
「ヒョウカ! ミカ! 好きなように攻めなさい。後ろから援護するから!」
「了解!」
「わかった」
シェリーの言葉に一言返事を返すと、ミカとヒョウカは魔族達に突っ込んでいく。
ミカは、最初から星剣を使う。ヒョウカも槍に風属性の魔力を纏わせて攻めていく。
「人間のガキが一瞬で終わらせてやる」
魔族達は前衛と後衛に分かれてシェリー達を待ち受ける構えをとる。
ミカは、今まで星剣の本来の能力を使わないで戦ってきた。
「今回は使わせてもらうね」
小声で星剣に話しかけると、大量の魔力を流す。すると星剣が光始める。
『星剣斬!』
剣より出ていた光は一本へと収束すると目の前にいた魔族一人へと向かってく。
魔族は防御魔法で防ごうとするがその魔法ごと魔族を真っ二つにしてしまった。その後に残ったのは一本線のみで魔族の体消滅してしまい跡形も残さなかった。
「ミカすごい!」
隣にいたヒョウカが声をかけてきた。
「そんなことないよ。それにこの技一回使うとそのあとしばらく使えなくなるの」
ミカが今使った星剣斬は大量の魔力使用する代わりに強大な威力を発揮する。だが、使用後はしばらくの間使用できなくなってしまうのである。
「大丈夫よ!」
ヒョウカとの話を聞いていたシェリーが声をかける。
「お姉ちゃんの言う通りだよ」
「そうだね」
魔族一人を倒したことで三対三となり人数では互角となった。
「私は前衛の残り一人をやる」
ヒョウカから相手を指名した。
「分かった。なら私は後衛の二人の相手をしておくね。シェリーはヒョウカの援護お願い」
「任せておいて。ミカの方もきつそうだったら援護するからね」
「ありがとう。でも私も久々に本気を出したいからこっちは気にしないで」
それぞれ狙いを決めてところでミカが速度を上げて魔族達の後衛へと向かっていく。
ヒョウカは残った前衛へと高速で数発の突きを放っていく。
突きをかわそうとしたところで後方からシェリーの魔法が飛んでく。
回避したばかりで魔法かわすことが出来ない。後衛の二人完全にミカによって抑えられており前衛の援護には回れな状態になっている。
「終わりです」
魔法が当たると同時にヒョウカの槍も魔族へと命中し倒されていった。
ヒョウカ達がミカの方を見てみると、二体の魔族をちょうど倒したところであった。
「二人ともお疲れ」
二体の魔族を倒し、涼しい顔で戻ってくるミカ。それにたいして二人は驚きの表情を隠せないでいた。
最初の魔族を倒すので半分以上の魔力を使いその上で後衛とはいえ二体の魔族をも倒している。それなのに疲れ一つ見せていない。
「私達もまだまだね」
ふとそんな言葉を漏らすシェリー。
「すごかったな」
そんなところで俺が三人の元へとやってきた。
「お兄ちゃん私の戦い方どうだった?」
「久々に見たけどやっぱりすごいな」
日本にいたころ何回かミカの本気の試合は見たことがあったがこっちの世界に来てからは一度も見たことなかった。
こちらの世界に来てからは剣の技術だけでなくそれに合わせて魔法の技術もかなりの物になっていた。魔族二人に何もさせずに勝負をつけていたんだからな。
「それに二人もかなり成長してたと思うぞ」
連携が前に見た時よりかなり上がっていた。お互いに合図を出し合わなくてもタイミングを合わせて攻撃を出来るのは双子ならではとしか言えない。
「ありがと!」
「嬉しいです」
「今度は俺が見せる番かな」
俺は三人三人から視線を外し反対側にある通路の方へと移す。
「ほほ~、気づいていましたか」
すると少し年老いたような声が聞こえてくると、少しずつ暗闇の中からその姿が見えてくる。
そこへ現れたのは、先ほどまで戦っていた魔族達よりも身長がかなり低く白い髭を生やした魔族であった。
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