最強剣士異世界で無双する
第39話 学院祭 2日目 1
学院祭の2日目、いよいよチーム戦の本番である。朝に参加全チームが発表された。8チーム参加で、3年生と2年生が3組と1年生が2組であった。
俺達が、最初に当たるのは、2年生のAクラス成績上位者で組まれたチームとだった。
「それではただいまより、学院祭2日目メインイベント、チーム戦を始めます。1回戦第1試合、2年生Aチームと、1年生Sチームは試合の準備を行ってください。」
アナウンスを聞き、控え室を出て闘技場中央に設置されている舞台へと向かった。今回の舞台は、学期末試験の模擬戦の時の物よりも、かなり大きい物が設置されていた。
舞台へと上がった俺達は、2年生Aチームのメンバーと迎えあわせに整列して立っていた。その後、審判の先生からルールのの説明がされて開始となった。
今回のルールは、相手を戦闘不能にするか、場外に出すか、参ったと言わせて相手チームを全員戦闘不能にした方の勝ちである。
「それでは、1回戦第1試合始め!!」
開始の合図と同時に相手チームは、前衛2人と後衛3人に別れた。その後すぐに、魔法師によって風魔法の風刃が放たれた。
「全員回避!! ヒョウカとアレクシス、ミカは後衛の3人に攻撃を仕掛けて。それと、ケンイチは前衛2人の相手をお願い。状況に応じて私は支援します。」
「了解!!」(ケンイチ・ヒョウカ・ミカ・アレクシス)
シェリーの指示に全員が返事をして行動を取った。魔法を回避したヒョウカ達3人は、後衛の3人に向かって行った。それを防ごうと、前衛の2人が攻撃を仕掛けてくる。俺は、すぐさま前衛の2人に近づきをそれを阻止した。
「1年生がさっきの魔法を避けれたくらいでいい気になるなよ。」
前衛の1人が俺に話しかけてきた。それと同時にもう1人の前衛が後衛の援護に向かおうと動いた瞬間、
「ファイヤーボール。」
シェリーによって魔法が放たれた。魔法は、前衛の先輩には当たらずに足下に命中した。
「先輩、今のはただの牽制ですが、次は当てますので。」
その言葉に、足を止めてしまった。もし、今のを無視して後衛の支援に向かえば、シェリーの魔法でやられてしまう、それならまだ俺の相手を2対1でした方が勝てる望みがあると考えたのだろう。
前衛の先輩2人は、同時に持っていた剣を振り下ろしてきた。それを、2本同時に剣ではじき、一撃を与えて気絶させた。
「お兄ちゃんの方も終わったみたいね。」
「そっちもか。」
「余裕。」
ヒョウカがVサインをしながら言ってきた。俺は、ヒョウカ達が戦っていたところを見てみると、後衛の3人の先輩達は、全員場外へと出されていた。
2年生チーム全員の戦闘不能が確認されると、
「試合終了。勝者1年生Sチーム!!」
審判の先生から勝者が告げられた。それを聞くと、
「オー!!」
闘技場の観客達からもの凄い歓声が上がった。
俺達、観客に答えるように手を振りながら控え室へと戻っていった。ただ1人アレクシス君だけ手を振ろうとしなかった。
「先輩達あっけなかったね。」
「シェリーそれは先輩達に失礼だろ。」
「それはそうだけど、もう少し手応えがあると思ったんだもん。」
「私も、もう少し戦いたかった。」
「俺は、さっさと終わってくれたら何でもいいぜ。」
「まだ1回戦だし、決勝戦までいければかなりやりがいのある相手に当たれると思うぜ。」
「そうかしら?」
俺の意見にシェリーは疑問符を浮かべていた。
「だって、決勝まで上がってくるのは、学院史上最強と言われている3年生のSクラスのチームだろからね。」
「そう言えば、そんな噂流れていたわね。でも本当に強いのかしら?」
「強いはずよ。この2ヵ月間2年生と3年生のSクラスのメンバーの情報を集めているときに聞いたんだけど、何でも3年生のSクラスメンバーは現状でBクラスの冒険者以上の実力と言われているらいいよ。」
シェイーの疑問に答えたのはミカだった。俺も学院長から少し話しを聞いていたため、当たれるのを期待していた。
それから、順調に試合は進んでいった。第2試合は2年生のSクラスのチームが3年生のBチームに勝ち準決勝へと駒を進めて次の俺達の対戦相手となった。
第3試合は、3年生のAチームが2年生のBチーム下し準決勝へと進んだ。
そして次の第4試合は、3年生のSクラスのチームと1年生Aチームとの試合になった。
試合がもうすぐ始まるとアナウンスが流れたため、俺達は、観客席へと移動して試合を見ることにした。
試合が始まった最初は、お互いに拮抗しているように見えたが、中盤に入ると、3年生のチームの1人が他のメンバーに指示を出すと同時にそれ以外の先輩の動きが止まった。1年生チームはそれを勝機と思い、先輩達へと攻撃を仕掛けていったが、その瞬間仕掛けていった方向とは別の方向に1年生Aチームは吹っ飛ばされて場外となり負けてしまった。
俺は、何が起こったか全く分からなかったが、今まで戦ってきた相手の中では間違えなく最強だろうと思いワクワクしていた。横に座っていたシェリー達も、手を握りしめて気合い十分であった。
それからすぐに2回戦が行なわれたが、余裕で勝ち決勝へと駒を進めるのだった。
俺達が、最初に当たるのは、2年生のAクラス成績上位者で組まれたチームとだった。
「それではただいまより、学院祭2日目メインイベント、チーム戦を始めます。1回戦第1試合、2年生Aチームと、1年生Sチームは試合の準備を行ってください。」
アナウンスを聞き、控え室を出て闘技場中央に設置されている舞台へと向かった。今回の舞台は、学期末試験の模擬戦の時の物よりも、かなり大きい物が設置されていた。
舞台へと上がった俺達は、2年生Aチームのメンバーと迎えあわせに整列して立っていた。その後、審判の先生からルールのの説明がされて開始となった。
今回のルールは、相手を戦闘不能にするか、場外に出すか、参ったと言わせて相手チームを全員戦闘不能にした方の勝ちである。
「それでは、1回戦第1試合始め!!」
開始の合図と同時に相手チームは、前衛2人と後衛3人に別れた。その後すぐに、魔法師によって風魔法の風刃が放たれた。
「全員回避!! ヒョウカとアレクシス、ミカは後衛の3人に攻撃を仕掛けて。それと、ケンイチは前衛2人の相手をお願い。状況に応じて私は支援します。」
「了解!!」(ケンイチ・ヒョウカ・ミカ・アレクシス)
シェリーの指示に全員が返事をして行動を取った。魔法を回避したヒョウカ達3人は、後衛の3人に向かって行った。それを防ごうと、前衛の2人が攻撃を仕掛けてくる。俺は、すぐさま前衛の2人に近づきをそれを阻止した。
「1年生がさっきの魔法を避けれたくらいでいい気になるなよ。」
前衛の1人が俺に話しかけてきた。それと同時にもう1人の前衛が後衛の援護に向かおうと動いた瞬間、
「ファイヤーボール。」
シェリーによって魔法が放たれた。魔法は、前衛の先輩には当たらずに足下に命中した。
「先輩、今のはただの牽制ですが、次は当てますので。」
その言葉に、足を止めてしまった。もし、今のを無視して後衛の支援に向かえば、シェリーの魔法でやられてしまう、それならまだ俺の相手を2対1でした方が勝てる望みがあると考えたのだろう。
前衛の先輩2人は、同時に持っていた剣を振り下ろしてきた。それを、2本同時に剣ではじき、一撃を与えて気絶させた。
「お兄ちゃんの方も終わったみたいね。」
「そっちもか。」
「余裕。」
ヒョウカがVサインをしながら言ってきた。俺は、ヒョウカ達が戦っていたところを見てみると、後衛の3人の先輩達は、全員場外へと出されていた。
2年生チーム全員の戦闘不能が確認されると、
「試合終了。勝者1年生Sチーム!!」
審判の先生から勝者が告げられた。それを聞くと、
「オー!!」
闘技場の観客達からもの凄い歓声が上がった。
俺達、観客に答えるように手を振りながら控え室へと戻っていった。ただ1人アレクシス君だけ手を振ろうとしなかった。
「先輩達あっけなかったね。」
「シェリーそれは先輩達に失礼だろ。」
「それはそうだけど、もう少し手応えがあると思ったんだもん。」
「私も、もう少し戦いたかった。」
「俺は、さっさと終わってくれたら何でもいいぜ。」
「まだ1回戦だし、決勝戦までいければかなりやりがいのある相手に当たれると思うぜ。」
「そうかしら?」
俺の意見にシェリーは疑問符を浮かべていた。
「だって、決勝まで上がってくるのは、学院史上最強と言われている3年生のSクラスのチームだろからね。」
「そう言えば、そんな噂流れていたわね。でも本当に強いのかしら?」
「強いはずよ。この2ヵ月間2年生と3年生のSクラスのメンバーの情報を集めているときに聞いたんだけど、何でも3年生のSクラスメンバーは現状でBクラスの冒険者以上の実力と言われているらいいよ。」
シェイーの疑問に答えたのはミカだった。俺も学院長から少し話しを聞いていたため、当たれるのを期待していた。
それから、順調に試合は進んでいった。第2試合は2年生のSクラスのチームが3年生のBチームに勝ち準決勝へと駒を進めて次の俺達の対戦相手となった。
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そして次の第4試合は、3年生のSクラスのチームと1年生Aチームとの試合になった。
試合がもうすぐ始まるとアナウンスが流れたため、俺達は、観客席へと移動して試合を見ることにした。
試合が始まった最初は、お互いに拮抗しているように見えたが、中盤に入ると、3年生のチームの1人が他のメンバーに指示を出すと同時にそれ以外の先輩の動きが止まった。1年生チームはそれを勝機と思い、先輩達へと攻撃を仕掛けていったが、その瞬間仕掛けていった方向とは別の方向に1年生Aチームは吹っ飛ばされて場外となり負けてしまった。
俺は、何が起こったか全く分からなかったが、今まで戦ってきた相手の中では間違えなく最強だろうと思いワクワクしていた。横に座っていたシェリー達も、手を握りしめて気合い十分であった。
それからすぐに2回戦が行なわれたが、余裕で勝ち決勝へと駒を進めるのだった。
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