神々に選ばれた少女 ~チートスキルでがんばります~
第18話 ダンジョン4
私達は、モンスターによって逃げ道を断たれてしまった。私は、
「カルロスさんどうしますか?このままでは、全滅しまいますよ。」
と、モンスターに道を塞がれて困惑していたカルロスさんに問いかけてみた。
「そうじゃの。全員戦闘態勢に入れ、基本は今まで通りで行く。スズカ前衛に出て攻撃に参加してくれ。ソマリとユリアは援護を頼んじゃぞ。」
と、我に返ったカルロスさんは、全員に指示を出し戦闘態勢に入った。デーモンリオンとの距離は10メートルもなくお互いに睨み合っていた。
先に動いたのは、デーモンリオンの方だった。デーモンリオンは前衛盾役のイブキに前足で攻撃を仕掛けてきた。イブキはそれを自分の盾で受け止めようとしたが、後ろへと吹き飛ばされてしまった。私も一瞬のうちに近づかれたためスキルで能力を奪うことが出来なかった。後ろに吹き飛ばされたイブキは、大きな怪我はなく、後衛の二人からポーションを受け取り生命力の回復をしていた。私は、それを見て一安心かなと思いながら、次はこちらの番かと言わんばかりの勢いでモンスターの懐に潜り込んだ。私は、スキルで能力を奪った後、デーモンリオンの前足を剣で切り落とし、
「皆さん今です。一斉攻撃で止めを刺しましょう。」
と、私は今が好機と見て皆さんに向かって叫んだ。その声を聞き我に戻ったカルロスさんは、
「そうじゃ、今がチャンスじゃ。この機を逃すな。」
と、だけ叫ぶと、ほかのメンバーも一斉に攻撃を仕掛け倒すことに成功した。
その後、心の目のメンバーから、質問攻めに合う羽目になったが、私は、
「冒険者に能力やステータスのことを聞くのは、マナー違反ですよ。」
と、言うと皆さんはとても残念そうにしていたがあきらめてくれた。
それから、次の階への階段を上ると、先ほどの4層とは違いとても小さな部屋になっていた。辺りを見渡しても階段はなくここが最上階のようだった。その中には、宝箱が10個ほどあり取り敢えず1人1個開けてみることになった。私は、なにが出るかなとウキウキしながら宝箱を開けると、中から野球のボールサイズの水色の玉が出てきた。私は、何だろうと思い横にいるフィナに聞いてみた。
「ねえーーーーフィナこれなんだかわかる?」
と、心の中で話しかけた。
「それわスキル玉よ。使用者は1つスキルを習得することが出来る物よ。」
と、教えてもらった。他のメンバーも魔導書や武器などのアイテムを入手したようだった。
それから、残った宝箱の中身は、ギルドで買い取ってもらうことになった。5層で少し休憩をとってからダンジョンを出るために下の階層へと動き始めた。途中で何回か休憩を挟み、モンスターとの戦闘も数回はあったものの、無事にダンジョンを出ることが出来た。
ダンジョンを出てからは休憩を挟まずにまっすぐ町へと戻った。私達が町へ戻るころには、空は夕焼け色になっていた。門番さんに軽く挨拶をしてから、すぐにギルドへ向かった。
ギルドに入るり受付に行きダンジョンから帰ったことを伝えると、受付にいた女性がギルドマスターを呼びに行った。その後、すぐに受付の女性は戻ってきて執務室へ案内された。
そこで、カルロスさんよりダンジョン内で起こった出来事についての説明とモンスターについての報告が行われた。その後、宝箱の買取をお願いした。
「ダンジョン調査ご苦労だったの。これが買取金と今回のダンジョン調査の報酬合わせて1人金貨2枚じゃ。それと、スズカのCランク昇格はこちらで手続きをしておこう。」
と、ギルドマスターは言った。その後ダンジョンランクがBランクに決まり最低でも6人以上でないと挑戦できないルールが決められた。私は、
「すいません。ギルドマスター質問いいですか?」
「何かの。」
「私達がダンジョンからアイテムを持って帰ってきて、ダンジョンのアイテムは無くなってしまっているのにこれからもあのダンジョンに挑戦する人はいるのでしょうか?」
「そことか。ダンジョン内のアイテムは、数日経つと自然に復活するのじゃ。そのために定期的にギルドからアイテム回収の依頼を出しておるのじゃ。」
と、教えてもらった。その後、細々した話が終わり、心の目の皆さんに挨拶をした後、受付に行き新しいギルドカードを受け取りギルドを後にした。
宿に帰った私は、すぐに自分の借りている部屋へ戻り、ダンジョンで見つけたスキル玉を使ってみた。その後自分のステータスを確認すると、『魔力上昇』のスキルが増えていた。フィナに新しく増えたスキルについて聞くと、
「そのスキルは、自身の魔力を25%アップしてくれるスキルよ。」
と、教えてもらった。私は、疲れがたっまていたのか、フィナに話を聞いた後すぐに眠りについてしまった。
「カルロスさんどうしますか?このままでは、全滅しまいますよ。」
と、モンスターに道を塞がれて困惑していたカルロスさんに問いかけてみた。
「そうじゃの。全員戦闘態勢に入れ、基本は今まで通りで行く。スズカ前衛に出て攻撃に参加してくれ。ソマリとユリアは援護を頼んじゃぞ。」
と、我に返ったカルロスさんは、全員に指示を出し戦闘態勢に入った。デーモンリオンとの距離は10メートルもなくお互いに睨み合っていた。
先に動いたのは、デーモンリオンの方だった。デーモンリオンは前衛盾役のイブキに前足で攻撃を仕掛けてきた。イブキはそれを自分の盾で受け止めようとしたが、後ろへと吹き飛ばされてしまった。私も一瞬のうちに近づかれたためスキルで能力を奪うことが出来なかった。後ろに吹き飛ばされたイブキは、大きな怪我はなく、後衛の二人からポーションを受け取り生命力の回復をしていた。私は、それを見て一安心かなと思いながら、次はこちらの番かと言わんばかりの勢いでモンスターの懐に潜り込んだ。私は、スキルで能力を奪った後、デーモンリオンの前足を剣で切り落とし、
「皆さん今です。一斉攻撃で止めを刺しましょう。」
と、私は今が好機と見て皆さんに向かって叫んだ。その声を聞き我に戻ったカルロスさんは、
「そうじゃ、今がチャンスじゃ。この機を逃すな。」
と、だけ叫ぶと、ほかのメンバーも一斉に攻撃を仕掛け倒すことに成功した。
その後、心の目のメンバーから、質問攻めに合う羽目になったが、私は、
「冒険者に能力やステータスのことを聞くのは、マナー違反ですよ。」
と、言うと皆さんはとても残念そうにしていたがあきらめてくれた。
それから、次の階への階段を上ると、先ほどの4層とは違いとても小さな部屋になっていた。辺りを見渡しても階段はなくここが最上階のようだった。その中には、宝箱が10個ほどあり取り敢えず1人1個開けてみることになった。私は、なにが出るかなとウキウキしながら宝箱を開けると、中から野球のボールサイズの水色の玉が出てきた。私は、何だろうと思い横にいるフィナに聞いてみた。
「ねえーーーーフィナこれなんだかわかる?」
と、心の中で話しかけた。
「それわスキル玉よ。使用者は1つスキルを習得することが出来る物よ。」
と、教えてもらった。他のメンバーも魔導書や武器などのアイテムを入手したようだった。
それから、残った宝箱の中身は、ギルドで買い取ってもらうことになった。5層で少し休憩をとってからダンジョンを出るために下の階層へと動き始めた。途中で何回か休憩を挟み、モンスターとの戦闘も数回はあったものの、無事にダンジョンを出ることが出来た。
ダンジョンを出てからは休憩を挟まずにまっすぐ町へと戻った。私達が町へ戻るころには、空は夕焼け色になっていた。門番さんに軽く挨拶をしてから、すぐにギルドへ向かった。
ギルドに入るり受付に行きダンジョンから帰ったことを伝えると、受付にいた女性がギルドマスターを呼びに行った。その後、すぐに受付の女性は戻ってきて執務室へ案内された。
そこで、カルロスさんよりダンジョン内で起こった出来事についての説明とモンスターについての報告が行われた。その後、宝箱の買取をお願いした。
「ダンジョン調査ご苦労だったの。これが買取金と今回のダンジョン調査の報酬合わせて1人金貨2枚じゃ。それと、スズカのCランク昇格はこちらで手続きをしておこう。」
と、ギルドマスターは言った。その後ダンジョンランクがBランクに決まり最低でも6人以上でないと挑戦できないルールが決められた。私は、
「すいません。ギルドマスター質問いいですか?」
「何かの。」
「私達がダンジョンからアイテムを持って帰ってきて、ダンジョンのアイテムは無くなってしまっているのにこれからもあのダンジョンに挑戦する人はいるのでしょうか?」
「そことか。ダンジョン内のアイテムは、数日経つと自然に復活するのじゃ。そのために定期的にギルドからアイテム回収の依頼を出しておるのじゃ。」
と、教えてもらった。その後、細々した話が終わり、心の目の皆さんに挨拶をした後、受付に行き新しいギルドカードを受け取りギルドを後にした。
宿に帰った私は、すぐに自分の借りている部屋へ戻り、ダンジョンで見つけたスキル玉を使ってみた。その後自分のステータスを確認すると、『魔力上昇』のスキルが増えていた。フィナに新しく増えたスキルについて聞くと、
「そのスキルは、自身の魔力を25%アップしてくれるスキルよ。」
と、教えてもらった。私は、疲れがたっまていたのか、フィナに話を聞いた後すぐに眠りについてしまった。
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