神々に選ばれた少女 ~チートスキルでがんばります~

夢見叶

第10話 新しい魔法の確認

 「さあ、 今日は、昨日覚えた新しい魔法使うぞ~」


昨日覚えた新しいスキルで何か魔法を覚えていないかと朝起きてすぐに覚えている魔法を確認すると、その中にテレポートと言う魔法が増えていた。
 効果は、一度行ったことある場所なら何処へでも移動可能と言うものだった。消費魔力は、30だが遠くへ行くにはとても便利そうね。


 「スズカ、おはよう。朝から何に考え込んでるの?」


 「おはよう。昨日新しいスキル覚えたから何か新しい魔法覚えていないかなと思って確認していたらテレポートって魔法覚えてたから、かなり便利そうだなと思っていただけなんだけどね。」


 「それは、すごく便利そうね。さっそく使ってみましょうよ。」


 「私も今そう考えてたとこだよ。」


と、フィナとテーションを上げながら話していた。


 「お腹も空いてきたし、下でご飯食べたらギルドに行こっか。何かクエストでも受けてそのついでに試してみよ。」


 「それがいいわね。じゃぁ行きましょ。」


 と、フィナと一緒に下へ降りて行った。朝食を食べてから宿を出た。そのままギルドに向かった。
ギルドへ行きいつもの受付嬢さんに、


 「おはようございます。何かおすすめの依頼ありますか。」


 「おはようございます。スズカ様、それでしたら、回復草採取の依頼がございますがどうでしょうか・」


 「では、その依頼を受けさせていただきます。」


 「かしこまりました。この依頼の報酬は、回復草10本につき銅貨20枚になります。」


 「分かりました。」


 「こちらが回復草の見本になります。」


と、回復草を見せてもらった。回復草の確認を終えたと、受付嬢さんに


 「すみません今更なのですが私受付嬢さんの名前聞いてなかったと思うのですが、教えていただいてもよろしいでしょうか?」


と、少し聞きにくそうに言うと、


 「そういわれますとそうでしたね。私の名前は、ハルメアと申します。年齢は今年で25になります。これからもどうぞよろしくお願いいたします。」


 「いえいえこちらこそ。では、行ってきますね。」


 「言ってらしゃいませ。ご無事をお祈りしております。」


と、受付のハルメアさんと言葉を交わしギルドを後にした。


町を出てしばらくしてから、人気のない場所に移動し、自分が最初にいた場所を思い浮かべテレポートを使った。


 目を開けると、自分のいた場所が最初にいた森のなあに変わっていた。


 「やったー成功だー。」


 「スズカはしゃぎすぎよ。まあ嬉しいのは分かるけど。」


と、ぴょんぴょん跳ねながら、喜んでいた。 
 これで、今まで行ったことある場所ならどこへでもいけるよ。でも、私まだファニアの町しかいったことないんだよな。まあこれからいろいろな場所に行くだろうし、まだまだ使い道あるよね。


 「さって、じゃあ依頼の回復草を回収するぞー。」


 「がんばれースズカ。」


と、横で応援するフィナ。鈴花は、スキルを使い周囲100メートルを見てみると目的の回復草が一杯あったので、順番に回収していった。


 休憩を挟みつつ、たまに出てくるスライム狩り、そうしているうちに3時間ほどが経っていた。その間にスライムを5体(レッドスライム1体と水スライム2体グリーンスライム2体)倒し、回復草を150本ほどをストレージに収納していた。スライムを倒しステータスとスキルを奪ったことにより、耐性スキルの火と風が上がっっていた。まだ少し時間もあるので、この森をでてすぐのところにテレポートして、少し魔法の練習をすることにした。


 魔力が残り40程まで魔法の練習をしてからステータスを確認すると、火と風属性魔法のスキルが1つあ上がっていた。魔法の方を確認すると、ウインドシールドを覚えていた。


テレポートで町に戻ると、日が沈み始めていた。門番の人に挨拶をしてから町へ入り冒険者ギルドへ向かった。ギルドの受付に座るハルメアさんに依頼の報告をしに行った。


 「ハルメアさん今戻りました。」


 「お疲れ様です。本日は少し遅いお戻りでしたね。」


 「はい、少し見つけるのに苦労しまて、ですがこちらを見てください。」


 と、ハルメアに今日採取した回復草の半分を出し数えてもらうと、


 「70本ですね。では、こちらが本日の報酬の銅貨140枚になります。」


 「ありがとうございます。」 


と、ハルメアさんにお礼をいい、ギルドを後にした。宿へ戻るといつも通り受付にブロンドカラーの女の子が、


 「お帰りなさいませ。お客様。」


と、元気な声で迎えてくれた。それを聞きながら、鈴花は自分の部屋に戻っていき、魔力を限界まで使ってしまっって、疲れ果ててそのまま眠ってしまった。



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